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業務独占資格

中小企業診断士

中小企業診断士は、まず企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行います。

このため、中小企業診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援まで、幅広いコンサルティング業務を行う知識や能力が求められます。

試験日

試験日①受験受付:2018年5月2日(水) ~ 5月31日(木)
【第1次試験】2018年8月4日(土) ~ 8月5日(日)
試験日②受験受付:2018年8月24日(金) ~ 9月18日(火)
【第2次試験:筆記試験】2018年10月21日(日)
【第2次試験:口述試験】2018年12月16日(日)

受験者と合格率の推移

【第1次試験】
実施年受験者数合格率
2018年16,434人19.7%
2017年16,681人18.6%
2016年16,024人15%
2015年15,326人22.4%
2014年16,224人19.8%

試験対策

人気の過去問題集

試験概要

試験地

札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

受験料

第1次試験:13,000円
第2次試験:17,200円

申込者数
合格率

■第2次試験

実施年受験者数合格者数合格率
2017年4,28982819.4%
2016年4,41384219.2%
2015年4,95594419.1%
2014年4,9011,18524.3%
2013年4,92291018.5%
試験内容

【1次】筆記試験(多肢選択式)
中小企業診断士になるのに必要な学識を有するかどうかを判定することを目的とし、筆記の方法により行います。

  1. 経済学・経済制作
  2. 財務・会計
  3. 企業経営理論
  4. 運営管理(オペレーション・マネジメント)
  5. 経営法務
  6. 経営情報システム
  7. 中小企業経営・中小企業政策

【2次】
2次試験は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づき、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、中小企業の診断および助言に関する実務の事例、ならびに助言に関する能力について、短答式または論文式による筆記および口述の方法により行います。

  1. 筆記試験:
    中小企業の診断およびび助言に関する実務の事例について、筆記の方法により実施します。「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」などの中から、次のように出題します。

    • 組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
    • マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
    • 生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
    • 財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
  2. 口述試験:
    • 筆記試験において相当の成績を修めた者を対象に、口述の方法により実施します。
合格基準

■1次
総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
-
■2次
筆記試験における総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満がなく、口述試験における評定が60%以上であることを基準とします。

免除科目
  1. 前々年度および前年度に合格した科目は免除されます。
  2. 他資格等保有による免除があります。
    • 経済学・経済政策が免除
      • 大学等の経済学の教授、准教授・旧助教授(通算3年以上)
      • 経済学博士
      • 公認会計士試験または旧公認会計士試験第2次試験において経済学を受験して合格した者
      • 不動産鑑定士、不動産鑑定士試験合格者、不動産鑑定士補、旧不動産鑑定士試験第2次試験合格者
    • 財務・会計が免除
      • 公認会計士試験合格者、会計士補、会計士補となる有資格者
      • 税理士試験合格者、税理士法第3条第1項第2号に規定する者(税理士試験免除者)、税理士法第3条第1項第3号に規定する者(弁護士または弁護士となる資格を有する者)
    • 経営法務が免除
      • 弁護士、司法試験合格者、旧司法試験第2次試験合格者
    • 経営情報システムが免除
主催団体

一般社団法人 中小企業診断協会
東京都中央区銀座1-14-11銀松ビル
TEL 03-3563-0851

https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html

【ユーキャンの中小企業診断士 合格指導講座】

生涯学習のユーキャン

資料請求は無料です。通信教育のパイオニアであるユーキャンは、教材が体系的に学べるよう学習順序に工夫がされています。講師による添削指導があるので、きちんと自分の理解力に合わせた学習ポイントを指摘してくれます。

もちろん長年の実績から蓄積したノウハウも共有、過去の試験の傾向分析やアドバイスを受けることができます。最短での資格合格に向けて充実のバックアップ体制です。

試験対策

資格スクール

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合格者からのアドバイス

2012年合格:40代 男性

中小企業診断士とは、現在日本で唯一の経営コンサルタントとしての国家資格です。この資格なくしてコンサルタント業を営むことは可能ですが、中小企業診断士はその試験において要求される広範かつ深い知識や、その知識を駆使して企業が抱える問題に対し効果的な助言を速やかに行なう能力を持っていることが保証されています。

コンサルタント業を営むため独立開業をすることも可能ですが、各種のアンケート調査によれば、上司が部下に取らせたい資格のナンバーワンであるという評価もあることから、取得後も企業内に留まって活躍し、最上のビジネススキルを展開して高く評価されるという生き方もあります。

ほかにも各種セミナーや講演会での講師、企業における社員教育のお手伝い、専門学校や大学の経営学周辺科目での講師、執筆、通信教育の講師やアドバイザーなど、幅広い活躍の場があります。

中小企業診断士の試験は、年1回行われます。一次試験は例年8月上旬に、二次試験は10月に、最後に口述試験が12月中旬にあります。一次試験は2日にわたって行われ、科目は「経済学・経済政策・財務・会計・企業経営論・運営管理・経営法務・経営情報システム・中小企業経営・中小企業政策」です。

二次試験は「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例」として、組織・マーケティング・流通・生産・技術・財務・会計というテーマでの論述試験が行われます。

試験対策が必要なのは、基本的に一次試験と二次試験ということになります。最後の口述試験に付いては決して軽んずる訳ではありませんが、儀礼的な要素が強いので、二次試験までを突破した人であれば不合格ということはまずありません。

一次試験に関しては、大学での専門課程に準ずる知識が各科目において問われます。そして二次試験においては、企業が直面する問題について解決方法を論ずるという形の、より実戦的な知識が問われます。

大学の専門課程並の知識が問われるとしても、受験勉強に際して専門書を全部読まなくてはならないという訳ではありません。それよりも、この試験に特化した参考書を購入して、要領よく勉強するのがコツです。

一般的にこの試験を受けるのは社会人ですので、日々忙しい毎日の中でコツコツと勉強するには、1日2時間を割くのが限度でしょう。そして試験が年1回しか行われないことから、準備期間は1年ないし2年と考えるのが良いでしょう。

一次試験対策としては、「経済学・経済政策・財務・会計・企業経営論・運営管理・経営法務」の科目はほぼ暗記科目と考えて良いです。キーワードの理解を確実にし、徐々に知識を集積していきます。

「経営情報システム・中小企業経営・中小企業政策」の科目では、それ自体応用性が要求される実戦的な知識となりますので、単なる暗記ではなく概念の理解と把握が必要になります。この場合でもやはり、専門書をあたるというよりは試験に特化した参考書を用いて勉強するのが要領です。

二次試験対策は、一次試験で得た知識がどれだけ血肉化し、問題解決に即応できるかという点が問われます。一次試験を突破しても、常に基本に立ち返りつつ、知識を実践に使えるようにブラッシュアップしていきます。

やはり試験に特化した参考書や問題集で勉強するのがコツです。そして大切なのは、この試験は論述形式で行われるので、正しい答が自分で理解できたとしても、それを論理的に展開して書けるようでなくてはなりません。問題集で繰り返し訓練しておきます。

このようにボリュームがある試験ですので準備は相応に必要ですが、もし1年あるいはそれ以下の期間での合格を目指すとしたら、通信教育を受けるのが良いでしょう。

周到に準備された教科書で学び、問題を解く。答案は専門家が添削してくれて、適切なアドバイスが得られますので、安心して勉強を続けることができるでしょう。

2015年合格:30代 女性

学生時代の友人から、お前に向いていると思うから目指してみればと勧められて資格獲得のために中小企業診断士の勉強をするようになりました。

経営コンサルタントのような仕事には元々興味がありましたし、中小企業者が適切な経営の診断を行なえるように助言を与えたり、経営の建て直しの手助けを行なったりする仕事に就くことも面白そうだったので、時間がかかってでも中小企業診断士の資格を取ってみたいと頑張ってみたことを今でも覚えています。

そして5年前に無事中小企業診断士試験に合格して、中小企業診断士として公式に名乗れるようになりました。それまでフリーターとして生計を立てていたのですが、まだ1年目なのに年収が驚くほど増大したので少し怖くなったというのが印象的でした。

僕のように中小企業診断士になりたいと考えているなら、相当な時間を試験勉強に充てなければ合格できないという意識を持っておいてほしいです。

僕の場合いわゆるインプット講義形式の通信教材を使って、毎日10時間以上勉強していたのに、それでも1次試験は64点という合格ギリギリのラインでの突破だったので、勉強時間をかなり大幅に取らなければストレートでの合格は難しいと言えるのがその理由です。

1次試験対策の勉強方法としては暗記カードなどを使った基礎知識の暗記と、通信教材などを利用して練習問題を繰り返し解くことに力を入れることをおすすめします。1次試験は60点以上が合格ラインなので、暗記系の問題でいかに得点を稼ぐかが重要になってくるためです。

中小企業診断士用の通信教材などの場合暗記系のカリキュラムが非常に多いので、まずは基礎知識を頭に詰め込むことに1ヶ月近くの時間を割くべきだと通信教材でも言われているのです。暗記が苦手という方もいらっしゃるでしょうが、しっかり基礎知識を記憶しておかないと1次試験突破は難しいのだと認識しておいてください。

基礎知識をかなり覚えられたと感じたら、次に苦手な分野の勉強に多くの時間をかけるようにしてみましょう。僕は経営法務の点数が伸び悩んでいたので、経営法務の勉強に特に時間を割いたのですが、自身がどの分野が苦手なのかを十分に理解しておけば事前に対策が取れるためこちらも勉強際には意識しておいてください。

企業経営理論や経営情報システム、中小企業経営・政策など比較的点数が取りやすいとされている分野が苦手なようでしたら、特に力を入れて復習を繰り返すようにしてみてほしいです。

1次試験を合格したとしてもすぐに2次試験試験が待っています。1次試験がマークシート方式なのに対して2次試験は筆記形式なのでケアレスミスが怖いと言えます。

80分以内に答案を作成すること、各事例ごとに適切な回答を導き出せることを念頭に置いた勉強が望ましいと言えるので、文章製作と誤字脱字対策を入念に行なってみてください。

僕は自宅学習で中小企業診断士試験に合格しましたが、予備校に通って専門的な指導を受けるというのも合格までの早道であることは間違いないと言えます。僕の場合単純に予備校に通うお金が無かったので通えなかったのですが、資金と時間に余裕があるようなら予備校での通学も検討してみるといいでしょう。

見学に行ける予備校も多いようなので、通信教材と合わせて学習の幅が広げられそうな予備校や、風土などが気に入った予備校などの選択も可能となっているとイメージしておいてください。

経験者の意見として言わせてもらうなら、中小企業診断士試験の問題は本当に難しく一発での合格は困難です。それでも800時から1000時間程度を勉強に費やせば合格は見えてきますので、何年かかったとしても勉強を続けることが大切なのだと捉えておいてほしいです。

「中小企業診断士」資格取得者の方へ あなたの経験を同じ目標に向かっている仲間に伝えてみませんか?

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試験日

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