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司法試験

司法試験とは裁判官、検察官または弁護士等になるための国家資格。法曹資格を付与するための国家試験です。

試験日

試験日①受験受付:2018年11月20日(火) ~ 12月4日(火)
【論文式試験 [選択科目、公法系科目]】2019年5月15日(水)
【論文式試験 [民事系科目]】2019年5月16日(木)
【論文式試験 [刑事系科目]】2019年5月18日(土)
【短答式試験 [憲法、民法、刑法]】2019年5月19日(日)

受験者と合格率の推移

【司法試験】
実施年受験者数合格率
2017年5,967人25.9%
2016年6,899人22.9%
2015年8,016人23.1%
2014年8,015人22.6%
2013年7,653人26.8%

試験対策

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試験概要

試験地

札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市

受験資格

次のいずれかの受験資格を持つ者。受験資格の期限は、受験資格を取得した最初の4月1日から5年間です。

  1. 法科大学院の課程修了
  2. 司法試験予備試験合格
受験料

28,000円(収入印紙)

試験内容

■司法試験
【論文式試験】
(1) 選択科目:3時間 (専門的な法律の分野に関する科目として、法務省令で定める次の科目のうち受験者のあらかじめ選択する一科目)

  • 倒産法
  • 租税法
  • 経済法
  • 知的財産法
  • 労働法
  • 環境法
  • 国際関係法(公法系)
  • 国際関係法(私法系)

(2) 公法系科目:2時間×2 (憲法及び行政法に関する分野の科目)
(3) 民事系科目:2時間×3 (民法,商法及び民事訴訟法に関する分野の科目)
(4) 刑事系科目:2時間×2 (刑法及び刑事訴訟法に関する分野の科目)

【短答式試験】
(1) 憲法:50分
(2) 民法:75分
(3) 刑法:50分

■司法試験予備試験
【短答式試験】
(1) 憲法
(2) 行政法
(3) 民法
(4) 商法
(5) 民事訴訟法
(6) 刑法
(7) 刑事訴訟法
(8) 一般教養科目

【論文式試験】
(1) 短答式試験と同様の科目
(2) 法律実務基礎科目(法律に関する実務の基礎知識)

【口述試験】
法的な推論、分析及び構成に基づいて弁論をする能力を有するかどうかの判定に意を用い、法律実務基礎科目について行われます。

合格基準

新司法試験における採点及び成績評価等の実施方法・基準について

免除科目

なし

主催団体

司法試験委員会
〒100-8977 東京都千代田区霞が関1-1-1 法務省内
TEL 03-3580-4111(代)

http://www.moj.go.jp/shikaku_saiyo_index1.html

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合格者からのアドバイス

2017年合格:50代 男性

司法試験は、日本で一番難しい試験の一つだと言われているように、とても難しい試験です。
そして、現在では、受験資格を得るのも法科大学院を卒業することが原則となっていて合格までかなりの長丁場で心身ともに大変な試験です。
試験も4日間あり試験時間もかなり長いので、かなりの体力勝負な部分があります。
なので、体調管理もかなり大事です。
とはいえ、試験が始まってしまえばもう乗り切るしかないという気持ちのほうが強くなり一気に過ぎ去ってしまうのが実情ですが、それまでの勉強の日々は体力面だけではなく精神面でもかなりきついので孤独に打ち勝つ強さも必要となります。
そのため、試験科目の勉強だけではなくメンタル面も鍛えられるような本を読むなり、良い気分転換になるような趣味をもつなりしてメンタル面を正常に保つことも試験を乗り越えるのに必要だと思います。
また、司法試験受験生は多くの人が1日に10時間以上勉強するというのをよく聞きますが、ただただやみくもに時間をかけるより自分の勉強スタイルを確立するのことのほうが重要です。
たしかに、かなりの時間を要する勉強の量だし、知識を定着させるためには一定の勉強時間というものは必ず必要です。
しかし、中には長く机に向かっている時間を自慢するだけの受験生もいます。
そのような受験生の多くは机に向かっていることで勉強している気になっているだけで、重要なのはいかに集中しているかなのです。
人間の集中力なんてたかがしれています。
それを、連日10時間以上集中して勉強するというのはほぼほぼ不可能な話です。
私の場合は、気分が乗っている日は朝起きてから寝るまで、それこそご飯を食べることすら忘れて勉強していましたが、気分が乗らない日は1分も机に向かわないこともありました。
そんな日は、一日中海外ドラマを見たり買い物やカラオケに行ったりして過ごしていました。
そのような過ごし方が私には合っている勉強スタイルだったので、その生活を続けることでメンタル面を健康に保つことができました。
また、一人で勉強する時間が多く試験前などは特にわけもない不安や孤独感に襲われることがあると思いますが、みんな同じ気持ちなのです。
特に直前の模試などで一喜一憂することも多く、直前模試で悪い結果が出てしまうとかなりのダメージになります。
私も、直前模試でそれまでの中で一番悪い結果を出してしまい受け控えることすら考えてしまいました。
しかし、もし一度目の受験の場合、模試の結果がどうであれ絶対に受けた方がいいです。
初回の受験で受け控えてしまうと受け控え癖がついてしまいます。
私の周りにも初回受験を見送りその次の年もなんだかんだと理由を付けて受験を受け控えているひとがいましたが、年をおうことに勢いはなくなってしまい受験に対する不安ばかりが募っていき結果受験することなく撤退してしまった人もいます。
実態のつかめない敵に挑むには、怖さがわかっていない勢いのあるうちに挑んだほうが絶対いいです。
なので、初年度には必ず受験することをおすすめします。
受験ができると言うことは受験資格があるわけで、予備試験やロースクールでそれなりの知識を得ているというなのでそのあとに大事なのは勢いなのです。
また、勉強法として大事なのは、効率です。
司法試験は長時間による試験ですが、実際に試験を受けてみると時間が足りないことが多々あります。
司法試験とは実務家としての素質があるかを見極める試験です。
法律家にとって情報処理能力はとても大事な素質です。
その素質は、普段からの効率的な勉強法からも養えると思いますし、そこを意識しながら普段から勉強することはとても重要です。
最後になりますが、司法試験の勉強とはとても孤独で辛いものです。こんなに辛い思いをしているのは自分だけではないと思えば多少気が楽になります。

2012年合格:20代 女性

私は子どもの頃父親が連帯保証人になり大変苦労したのですが、その時に親身になって相談に乗ってくれたのが弁護士でそのおかげで父親は自己破産を免れて私も大学まで行くことが出来ました。
そういった経験があったので私は子どもの頃から弁護士になりたいと思い一生懸命勉強したのですが、苦しいことが何度もあり諦めようとしたこともありました。
しかしここで諦めたら一生後悔すると思い歯を食いしばって頑張った結果、何とか司法試験に合格して弁護士の資格を取得することが出来ました。
この司法試験に受かるのはとても大変だったのですが、試験問題に関してはテクニカル的なことを考えて勉強すればそれほど難しいことはないと思います。
私は常にどうしたら合格点を取れるかを考えて勉強したのですが、ただ闇雲に試験勉強をしても仕方がないと思ったので効率よく学習することを心掛けました。
司法試験には大きく分けて短答式と論文式試験があるのですが、私はこの2つを分けて考えることはしないように心掛けて勉強しました。
たしかに短答式試験と論文式試験では違う部分がかなりありますが、その法律の内容を理解しているかどうかが問われるのでその点を重視して試験勉強をしました。
ただ短答式試験に合格出来なければ論文式試験を受けることは出来ないので、まずは短答式試験に合格することを第一に考えて勉強しました。
短答式試験は憲法と民法、刑法が出題されましたが、その中でも民法の出題数が多い上に難易度も高いのでこの試験科目を中心に学習することにしました。
民法で重要なことは条文を一通り覚えるのはもちろんのこと、どうしてその条文の意味を多角的に考えることを重視しました。
そのためにも少し面倒ではあったのですが分かりづらい箇所をノートで書いて覚えることを心掛けて、それによって難解な箇所も理解出来るようになりました。
ただそのことは民法だけではなく憲法や刑法にも言えることなのですが、私の場合は特に民法は分かりづらいところが多かったので分からない点をなくすためにとにかくノートで書くと言う習慣を付けました。
また短答式試験の場合には文章力もある程度要求されるので、試験官に自分の意図していることを知ってもらうように出来るだけ分かりやすく書くことを意識しました。
憲法や刑法についても民法とそれほど大きな違いはないので民法の勉強の仕方とそれほど違いはないのですが、憲法や刑法の場合にはその条文の趣旨についてよく考えることに主眼を置きました。
もちろん覚えたりまとめたりするための勉強もしたのですが、なぜそのような条文が書かれているのかを自分なりに考えてノートに書いてまとめました。
司法試験はただ闇雲にテキストを暗記して文章を書ければ良いと言うわけではなく、論理的思考力を伸ばさないとなかなか受かるのは難しいです。
そのためにとにかく貪欲に考えることにしたのですが、論理的思考力を見に付けることを意識して勉強をしたおかげで短答式試験に対応する力を身に付けることが出来ました。
論文式試験は私にとってはとても難解で厄介だったのですが、大切なことは好奇心を持って学ぶことだと思ったので楽しみながら勉強することを心掛けました。
確かに専門的な知識や法的な分析を行う力を身に付けるのは難しくそれを理解した上で論述をするのは至難の業だと思ったのですが、大切なことは知的好奇心を持つことであると本当に感じました。
それにより難しい文章を読むのも苦ではなくなりましたし、書くことも大変と言う気持ちは薄れ寧ろ楽しくなったほどでした。
このようにして勉強して何とか司法試験に合格したのですが、勉強のコツとしては分からない箇所はノートに書くことと兎に角知的好奇心を忘れずに勉強することです。
このことは短答式であろうと論述式であろうと共通して言えることなので、常にこの2つのことを意識して勉強することをお勧めします。

2015年合格:30代 男性

私の家は、代々弁護士や検察官など司法に関わる仕事についてきましたので、必然的に私の目指す将来の道も法律関連へとつながっていました。漠然と弁護士になりたいと小さな頃から思っていたのですが、日本で取れ資格の中でも最難関の一つとして知られる司法試験は、生半可な努力では合格することはできないと思っていました。大学ではもちろん法学部に所属しながら受験勉強を始め、それでも足らないと思っていた私は、大学終わりで通うことができる専門学校を並行して通うことにしました。私が司法試験に受かったのは挑戦から3度目だったのですが、その間私の勉強方法は徐々に変化していきました。司法試験の場合、とにかく覚えることが多いのですが、受験勉強最初のことは、とにかく同じ単語を繰り返し書くことで覚えようとしていました。しかし、この方法は身体的にも精神的にもかなりの重労働で、時間がかかる割にはストレスもかなりかかってしまう作業となり、効率がかなり悪いと徐々に感じ始めました。そこで私は、覚えるべき単語や項目を全部単語帳にして持ち歩くことにしました。単語帳の量は膨大な数になってしまいましたが、一日に10個程度カバンの中に入れておいて、通学時間やその他の移動時間、授業の休み時間など空いた時間に眺めるようにしてみるようにしました。最初は覚えているという感覚がないため、本当に意味があるのかと心配になることも少なくなかったのですが、その内、定期試験などで、問題を自然に解けるようになり、成績が上がっていきましたので、この方法が間違いではないと確信しました。司法試験の場合、私は様々な単語や項目の丸暗記で良いと思います。試験問題は過去問などで対策を練ることができますので、問題の傾向は受験勉強の段階でわかるはずです。大切なのは、問題に直面した際に、覚えている単語や項目を正しく選択して複合することによって正解を導きだすことです。私の場合のイメージは、頭の中に数多くの箪笥を作っていき、その引き出し一つ一つに単語や項目をしまっていき、必要な時に必要な単語や項目を取り出すイメージを作るようにしました。一見無駄のような感じがするかも知れませんが、頭の中で、確かあの箪笥の中にこの問題に関わる単語が合ったと考えると案外すんなりと必要な答えが出てくる場合が多いです。過去問を数多く解く事により、より正しい選択力を身につけることができるようになります。書店には様々な出版社から対策本やテキストが市販されていますが、私は過去問が一番の問題集であると考えます。試験問題は、当日までどのような問題が出るかわかりませんが、傾向を知るためには過去問が一番良いことは間違いありませんので、無駄に多くの問題集をやるよりは、過去問を集中的に何年分も行ったほうが良いと思います。もちろん、法律は各年で大小様々変わることがありますので、その部分の補足的にその他の問題集に目を通すことも忘れてはいけません。受験勉強は、身体的にも精神的にもかなり負担のかかる作業ですので、いかに効率よく勉強するかが重要になってきます。私は、授業で習ったことはその日の内に復習を必ずするように心がけました。授業で習っても、ほとんどの知識は数時間で忘れてしまうように人間の脳はできていますので、忘れる前に復習を行って、記憶として長期保存させることにより、関連する問題に直面した時に、すぐに思い出すことことができるようになりました。基本的に、学校の授業で習うこと以外は試験には出ません。その為、授業で習うことを完璧にしておけば必ず合格することができます。後は試験当日、できるだけ平常心で臨みましょう。

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