国家資格

名称独占資格

労働衛生コンサルタント

労働衛生コンサルタントとは、事業場における労働衛生の水準の向上を図るための資格です。事業者からの依頼により事業場の診断や、これに基づく指導を業として行う専門家として、労働衛生に関する高い専門知識はもちろん、豊富な経験に裏付けられた高い指導力、安全衛生に対する強い熱意が求められます。

試験日

試験日①受験受付:2018年7月9日(月) ~ 8月8日(水)
【筆記試験】2018年10月16日(火)
試験日②受験受付:2018年11月1日(木) ~ 11月16日(金)
【口述試験(大阪)】2019年1月16日(水) ~ 1月17日(木)
【口述試験(東京)】2019年1月29日(火) ~ 1月31日(木)

受験者と合格率の推移

【筆記試験】
実施年受験者数合格率
2017年325人35.1%
2016年328人32.9%
2015年309人27.2%
2014年297人31.3%
2013年285人23.5%

試験対策

人気の過去問題集

試験概要

試験地

【筆記】北海道安全衛生技術センター、東北安全衛生技術センター、中部安全衛生技術センター、近畿安全衛生技術センター、中国四国安全衛生技術センター、九州安全衛生技術センター、東京都内(フォーラムエイト)
-
【口述】大阪:大阪市内(エル・おおさか)、東京:東京都内(東京国際フォーラム)

受験資格
  1. 大学(短期大学を除く)もしくは専門学校において理科系統の正規の課程を修めて卒業した者で、その後5年以上衛生の実務【注1】に従事した経験を有する者。
  2. 短期大学または高等専門学校において理科系統の正規の課程を修めて卒業した者で、その後7年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  3. 学校教育法による高等学校または中等教育学校において理科系統の正規の学科を修めて卒業した者で、その後10年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  4. 医師国家試験に合格した者、医師免許を受けた者とみなされた者および医師免許を受けることができる者。
  5. 歯科医師国家試験に合格した者、歯科医師免許を受けた者とみなされた者および歯科医師免許を受けることができる者。
  6. 薬剤師
  7. 保健師として10年以上その業務に従事した者。
  8. 技術士試験合格者
  9. 1級建築士試験合格者
  10. 労働安全衛生法第12条第1項の規定による衛生管理者【注2】のうち、衛生工学衛生管理者免許を受けた者で、その後3年以上同法第10条第1項各号の業務のうち衛生に係る技術的事項で衛生工学に関するものの管理の業務に従事した経験を有する者。
  11. 労働安全衛生法第12条第1項の規定による衛生管理者【注2】として10年以上その職務に従事した者。
  12. 厚生労働大臣の登録を受けた者が行う衛生に関する講習【注3】を修了し、かつ、15年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  13. 高等学校高等科、大学予科または高等師範学校において理科系統の正規の課程を修めて卒業した者で、その後7年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  14. 独立行政法人大学評価・学位授与機構により学士の学位を授与された者(理科系統の正規の課程を修めた者に限る)またはこれと同等以上の学力を有すると認められる者で、その後5年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  15. 労働災害防止団体法第12条第1項の衛生管理士(以下「衛生管理士」)または衛生管理士であった者。
  16. 労働安全衛生法第93条第1項の労働衛生専門官(以下「労働衛生専門官」)または労働衛生専門官であった者で、8年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  17. 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める普通課程の普通職業訓練のうち同令別表第2に定めるところにより行われるもの(旧能開法規則別表第3に定めるところにより行われる普通課程の養成訓練ならびに訓練法規則別表第1の普通訓練課程および旧訓練法第9条第1項の高等訓練課程の養成訓練を含む)(当該訓練において履習すべき専攻学科または専門学科の主たる学科が工学に関する学科であるものに限る)を修了した者で、その後10年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  18. 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める専門課程または同令第36条の2第2項に定める特定専門課程の高度職業訓練のうち同令別表第6に定めるところにより行われるもの(旧能開法規則別表第3の2に定めるところにより行われる専門課程の養成訓練ならびに訓練法規則別表第1の専門訓練課程および旧訓練法第9条第1項の特別高等訓練課程の養成訓練を含む)(当該訓練において履習すべき専攻学科または専門学科の主たる学科が工学に関する科目であるものに限る)を修了した者で、その後7年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  19. 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める応用課程の高度職業訓練のうち同令別表第7に定めるところにより行われるもの(当該訓練において履習すべき専攻学科の主たる学科が工学に関する科目であるものに限る)を修了した者で、その後5年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  20. 労働基準監督官として8年以上その職務に従事した者。
  21. 外国において学校教育における16年の課程を修了した者のうち、その最終の学校において理科系統の正規の課程を修めて卒業した者で、その後5年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  22. 外国において学校教育における14年の課程を修了した者のうち、その最終の学校において理科系統の正規の課程を修めて卒業した者で、その後7年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  23. 次に掲げる教育施設を卒業した者で、その後5年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。教育施設(水産大学校、防衛大学校、気象大学校、海上保安大学校)
  24. 次に掲げる学校その他の教育施設を卒業した者で、その後7年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。教育施設(都道府県農業講習所、航空大学校、海技大学校本科、旧中央気象台気象技術官養成所の研究科または本科、旧国立工業教員養成所、旧東京農業教育専門学校、旧水産講習所または旧函館水産専門学校、旧高等農業講習所本科、旧商船学校、旧陸海軍の学校等、旧海軍技手養成所)
  25. 大学(短期大学を除く)もしくは専門学校を卒業した者で、その後大学または公共的な研究機関において7年以上、専ら労働衛生に関する研究に従事した者。
  26. 臨床検査技師または衛生検査技師として10年以上その業務に従事した者。
  27. 日本国有鉄道が設置する教習機関において工学に関する課程(学校教育法による大学における工学に関する学科に準ずるものに限る)を修めて卒業した者で、その後7年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  28. 日本国有鉄道が設置する教習機関において工学に関する課程(学校教育法による高等学校における工学に関する学科に準ずるものに限る)を修めて卒業した者で、その後10年以上衛生の実務に従事した経験を有する者。
  29. 作業環境測定士として3年以上業務に従事した経験を有する者。

【注1】
衛生の実務とは、事業場の労働衛生管理部門の管理職、衛生管理者等のほか生産現場等において労働衛生管理を担当し、所掌する者が下記の業務を行うことを示します。

  1. 労働衛生管理計画の企画、立案及び運営に関すること
  2. 労働者の健康診断およびその事後措置に関すること
  3. 作業環境や作業条件の調査、測定やその改善に関すること
  4. 衛生教育計画の作成、運営に関すること
  5. 有害物中毒等の調査、分析に関すること

【注2】
衛生管理者の免許を受けた者であっても、次のものは受験資格がありません。

  1. 常時50人以上の労働者を使用する事業場において衛生管理者として選任されていない者
  2. 常時50人未満の労働者を使用する事業場において衛生管理者として選任された者

【注3】
平成21年9月30日以前に財団法人労働安全衛生研修所が行った「労働安全衛生大学定期講座(当該講座の受講者のうち、特別の資格証明書の発行を受けたものに関し行われた講習に限る)」を修了した者は、「厚生労働大臣の登録を受けた者が行う衛生に関する講習」を修了した者に該当します。

受験料

24,700円(非課税)

申込者数
合格率

■口述試験

実施年受験者数合格者数合格率
2017年386(276)19249.7%
2016年386(281)18648.2%
2015年292(208)13345.5%
2014年301(209)15150.2%
2013年285(218)15454.0%

※()内は筆記試験全部免除者の内数

試験内容

■筆記試験

  • 労働衛生一般(択一式): 10:00~12:00
  • 労働衛生関係法令(択一式): 13:00~14:00
  • 健康管理、労働衛生工学から1科目を選択(記述式): 14:30~16:30

-
■口述試験(筆記試験合格者、筆記試験全部免除者のみ)
筆記試験の内容を口述にて

合格基準

■筆記試験
総点数のおおむね60%以上とする。ただし、各科目ごとで満点の40%未満のものがある場合は不合格とする。
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■口述試験
4段階評価の上位2ランクのものを合格とする。なお、口述試験の合格者をもって最終合格者とする。

免除科目

取得資格や経験年数により、以下の科目が免除されます。

  1. 全科目
    1. 医師国家試験合格者、歯科医師国家試験合格者で、厚生労働大臣指定の法人が行う講習を修了した者。
  2. 労働衛生一般、労働衛生関係法令
    1. 作業環境測定士
  3. 労働衛生一般、健康管理
    1. 医師国家試験合格者、歯科医師国家試験合格者。
  4. 労働衛生一般
    1. 薬剤師
    2. 保健師として10年以上その業務に従事した者。
    3. 衛生管理士または労働衛生専門官として7年以上その職務に従事した者。
    4. 労働基準監督官(労働基準監督官採用試験のうち労働基準監督Bの区分試験に合格して採用された者その他これに準ずる者に限る)として10年以上その職務に従事した者。
  5. 労働衛生関係法令
    1. 労働衛生専門官として7年以上その職務に従事した者。
    2. 労働基準監督官として10年以上その職務に従事した者。
  6. 健康管理
    1. 健康管理に係る中央労働衛生専門官または独立行政法人労働者健康安全機構(独立行政法人産業医学総合研究所および独立行政法人労働安全衛生総合研究所を含む)において健康管理に関する研究に関する企画、指導等を行う者として5年以上その職務に従事した者。
  7. 労働衛生工学
    1. 技術士試験合格者で、衛生工学部門に係る第二次試験に合格した者。
    2. 労働衛生工学に係る中央労働衛生専門官または独立行政法人労働者健康安全機構において労働衛生工学に関する研究に関する企画、指導等を行う者として5年以上その職務に従事した者。
主催団体

公益財団法人 安全衛生技術試験協会
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階
TEL 03-5275-1088

https://www.exam.or.jp/exmn/H_shokaiconsul.htm

試験対策

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合格者からのアドバイス

2015年合格:30代 男性

私は労働衛生コンサルタント試験に合格したのですが、この試験は一次試験と二次試験があったので難しいと言うより少し面倒ではありました。

ただ一次試験である筆記試験に合格すれば二次試験の口述試験で不合格になることはないだろうと思ったので、特に口述試験については気にせずに筆記試験に力を入れました。労働衛生コンサルタントは労働衛生一般と労働衛生関係法令は択一式で、健康管理又は労働衛生工学は記述式である点に特徴があります。

私は労働衛生工学を選んだのですが、この試験科目については大学で少し学んだことがあったのでかなり自信がありました。ところが過去問を解いてみるとかなり想像していた感じと違ったので少し驚いたのですが、焦っても仕方がないので兎に角試験勉強をすることにしました。

私がこの試験を受けることを決めてから実際に受けるまでの間は1年ほどあったのでけっこう楽だと思ったのですが、そのような気分でいたので最後の3ヶ月間はなかなか学力が伸びずに苦労しました。ですからこれから労働衛生コンサルタント試験を受ける人は、油断せずにしっかりと勉強した方が良いと思います。

私はこの資格を取得できたおかげで仕事の幅が広がったのですが、これから受験する人もそのような考えを持った人が多いと思いますがそのためにも絶対に受かると言う強い気持ちで試験勉強をすることが大切です。

労働衛生コンサルタント試験の試験勉強のコツはとにかく分からないところはノートに書き写すことで、このような勉強方法を取ればかなり効果があります。

特に労働衛生一般と労働衛生関係法令は択一式と言うこともあり、しっかりと暗記すれば解ける問題が多いのでそのことを踏まえた勉強法を考える必要があります。

今では労働衛生コンサルタント試験用の参考書が本屋等で沢山売られていてインターネットからも購入出来るので、分かりやすいテキストを選んでそれを購入するのが良いです。

ただ注意すべきことは参考書を買い過ぎてしまうことで、沢山参考書を買ったからと言って成績が上がる分けではないのです。
しかし焦って来ると兎に角参考書を沢山買って少し読んだら頭に入った気になってしまうので、この点は十分に注意する必要があります。

そのように言うのは私がまさにそれに嵌ったからであり、沢山参考書を買ってもお金がかかるだけで全く意味がなかったと反省しています。参考書は数冊あれば十分でありそれにプラスして過去問を買えばそれだけで満足の行く勉強が出来るので、そのことを頭に入れておく必要があります。

私の場合は沢山参考書を買った後でこれを全部やるよりも分かりやすい参考書を使って徹底的に覚えた方が良いと思い、直ぐに考え方を変えたことが良かったと考えています。

特に択一式の問題では知識を問う肢が多いので、そこにスポットを当てて兎に角重要な箇所をノートに書き写すようにしました。
ノートに書くと言うのは予想以上に効果があるもので、ただ眺めているよりも何倍も覚えることが出来るのです。

ただノートに書いて勉強すると言った習慣がないと初めは手が痛くなってくると思いますが、私も大学受験をして以降そんな機会がなかったので最初は凄く疲れました。

しかし慣れて来ると疲れなど感じなくなり段々と頭に入って来たので、この形で勉強して正解だったと感じるようになりました。
このような形で試験勉強をしたのですが、労働衛生工学の問題は記述式だったのでノートに書いて覚えるだけでなくしっかりとした答えを書けるように特訓をしました。

労働衛生工学の記述式の問題についてはそれ専用の参考書を1冊だけ購入してそれを徹底的に利用したのですが、それによって記述式の問題に対応することが出来たのでこのやり方は成功であったと確信しています。

「労働衛生コンサルタント」資格取得者の方へ あなたの経験を同じ目標に向かっている仲間に伝えてみませんか?

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