国家資格

業務独占資格

薬剤師

薬剤師とは、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上および増進に寄与し、国民の健康な生活確保を担う者です。

近代的な医療制度では、医療を施す医師・歯科医師と、医薬品を扱う薬剤師を分離独立させた資格制度(分業制度)をとっています。

試験日

試験日①受験受付:2019年1月4日(金) ~ 1月16日(水)
【筆記試験】2019年2月23日(土) ~ 2月24日(日)

受験者と合格率の推移

【薬剤師】
実施年受験者数合格率
2018年13,579人70.6%
2017年13,243人71.6%
2016年14,949人76.8%
2015年14,316人63.2%
2014年12,019人60.8%

試験対策

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試験概要

試験地

北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県

受験資格
  1. 大学において、薬学の正規の課程(6年制薬学課程)を修めて卒業した者(3月までに卒業する見込みの者を含む)
  2. 外国の薬学校を卒業し、または外国の薬剤師免許を受けた者で、平成24年4月1日以降に厚生労働大臣が1に掲げる者と同等以上の学力および技能を有すると認定した者
  3. 薬剤師法の一部を改正する法律(改正法)附則第2条および第3条の規定に基づく以下の受験資格がある者
    • 薬剤師法第15条第1号に該当する者
    • 施行日において、旧薬剤師法第15条第2号に該当する者
    • 施行日前に学校教育法に基づく大学(短期大学を除く)に在学し、施行日以後に旧薬剤師法第15条第1号に規定する要件に該当することとなった者(施行日以後に学校教育法に基づく大学に入学し、当該大学において薬学の正規の課程を修めて卒業した者を除く)
    • 平成18年度から平成29年度までの間に大学に入学し、4年制薬学課程を修めて卒業し、かつ大学院において薬学の修士または博士の課程を修了した者であって、厚生労働大臣が薬剤師法の一部を改正する法律附則第3条の規定に基づく厚生労働大臣の認定に関する省令(平成16年厚生労働省令第173号)第1条の規定に基づき、改正法による改正後の薬剤師法(新薬剤師法)第15条第1号に掲げる者と同等以上の学力および技能を有すると認定した者
受験料

6,800円(収入印紙)

試験内容

(多肢選択式)
■1日目

  • 必須問題 90問:1時間30分
    物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務
  • 一般問題(薬学理論問題)60問:2時間30分
    物理・化学・生物、衛生、法規・制度・倫理
  • 一般問題(薬学理論問題)45問:1時間55分
    薬理、薬剤、病態・薬物治療

■2日目

  • 一般問題(薬学実践問題)50問:2時間5分
    物理・化学・生物、衛生/実務
  • 一般問題(薬学実践問題)40問:1時間40分
    薬理、薬剤/実務
  • 一般問題(薬学実践問題)60問:2時間30分
    病態・薬物治療、法規・制度・倫理/実務、実務
合格基準
  1. 全問題の得点が434点以上/690点(62.9%)
  2. .必須問題においては、全問題の70%以上の得点で、かつ構成する各科目の得点において30%以上の得点
主催団体

厚生労働省 医薬・生活衛生局総務課試験免許係
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL 03-5253-1111(代表)

https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/yakuzaishi/

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合格者からのアドバイス

2014年合格:20代 男性

私は高校3年生になっても将来どのような仕事に就こうか考えていませんでしたし、大学に入ってから就職先を見つけても遅くはないと思っていました。

そのため大学に入るための受験勉強をしていたのですが、文系か理系かどちらの学部に入るかも全く考えていませんでした。しかしそれでは行けないと思って色々と考えるようになったのですが、その中で薬剤師の仕事に興味を持つようになりました。

薬剤師になるには薬学部に入って6年間勉強しなければならないのでとても大変だと思ったのですが、それ以上に魅力のある仕事だと考えました。

ただ薬学部で学ぶには学費が相当かかるので両親と相談をしたのですが、父親は本気で薬剤師を目指すなら授業料を出すと言ってくれました。

私はその父の言葉にとても感謝して薬学部に入るために一生懸命勉強して何とか合格することが出来たので、本当にホッとしました。

もちろん薬学部に入学した後勉強はとても大変だったのですが、薬剤師になると言う確たる夢があったのでそれほど辛いと思うことはありませんでした。

その後何とかその大学を卒業することが出来たのですが、それだけで薬剤師になれる分けではなく薬剤師試験に合格する必要がありました。

この試験は国家試験と言うこともあって受かるのはとても難しいことは知っていたのですが、想像していた以上に大変な試験だと感じるようになりました。

しかし今までせっかくここまでやって来たのでここで諦める分けには行かないと思い、一生懸命勉強して何とか薬剤師の資格を取得するために頑張る決意をしました。

ただやる気だけでは受かるほど甘くはなく色々と考えて勉強しなければならないと思ったので、その辺りはよく考えて受験勉強をしました。

まず薬剤師試験は2日間の日程で行われ問題数は345問と多いのですが、兎に角基礎力を見につけることが大切だと考えました。

大学で学んだことは大変役に立ち基礎力はかなりあるとは思いましたが、過去問を見てみるとまだまだ分からない箇所が沢山あると痛感しました。

薬剤師試験は物理、化学、生物と言う基礎的な問題から衛生、薬理、薬剤などの問題もあり、さらには薬物治療や法規、制度、倫理の問題や実務の問題等が万遍なく出題されるのでとの科目も重要だと思いました。

私はまず参考書と過去問をかったのですが、兎に角参考書を使って分からないところを徹底的にノートに写すことにしました。
それによってよく理解出来ていなかった箇所が段々と分かるようになったので、ノートに書くと言うやり方は私にとってはとても良い方法だと感じました。

このやり方は私だけではなく他の受験者にとって良い方法だと思うので、薬剤師試験に合格するために勉強をしていてなかなか成績が伸びなかったら兎に角重要な箇所をノートに写すようにすることをお勧めします。

確かにノートに書くのは大変でとても疲れるのですが、だからこそ遣り甲斐があり成果が如実に表れるので勉強方法で悩んでいる人はこのようなやり方で学習するのは一つの良い方法だと言えます。

それはどの科目にも同じように効果があるのですが、特に私は衛生や薬理、薬剤の箇所が分からないことが多かったのでとても役に立ちました。

この薬剤師試験は合格基準があることがポイントで、全体として高得点を得てもどれか一つの科目が悪いと落ちてしまうという難しい試験です。

ですからどの科目も万遍なく勉強しなければならないのでその点が難しいところではありましたが、兎に角分からなければノートに取ると言うやり方を徹底したおかげで苦手科目を作らないで済むことが出来ました。

そういったこともあって1回目の受験で合格して薬剤師の資格を取得したことが出来たので良かったのですが、この試験に合格したのは私にとっては良い自信となりました。

2014年合格:30代 女性

薬剤師は数年前に法律改正により6年間の専門大学での講義終了が受験資格と変更されました。それだけ医師同様に難しい試験である事は間違いありません。私は未だ4年間の大学講義終了だった時期に受験し1発合格しました。

勉強内容のコツと聞かれれば、断言出来る事はただ1つ、講義を欠席しない事です。大学の実習では臨床実験や動物を使った実験も数多く実施されます。人体について仕組みや作りを全て把握する事は当然ながら、星の数ほど存在する薬が、どのように身体に影響をもたらすか否かを全て頭に叩き込む必要があります。

実務研修以外は全て暗記、そして新しい新薬が登場する度に覚えるという繰り返しになります。慣れというのもありますが、当日の試験では運よく合格するという事は決して有り得ません。例え選択問題でも、全てを把握しておかなければ回答出来ない問題ばかりです。

ポイントは1年生の時点で学ぶ医学の基礎知識を完璧に習得する事。これをおざなりにすると、進級する毎に付いていけなくなり、最終的に試験自体を諦める嵌めになります。周囲には同じ資格取得を目指す人ばかりという環境でしょう。

同志と切磋琢磨しながら、決して諦めずに、1つ1つの講義を真剣に受講し、分からない点や疑問点、理解出来ない点があったら速やかに解決するという姿勢が合格への近道です。数カ月で取得出来る代物ではありません。

コツコツと暗記を繰り返し、実習で学び、更に自分の中で全てを消化した上で様々な症例や実例を見分する事、努力なくして合格は絶対有り得ません。薬学は直接患者に触れる事はありませんが、医師が処方した薬を患者に手渡すのは薬剤師の仕事です。

医師同様に、臨床試験やデータからどのような病気が想像されるかという勉強も必要になります。薬については医師から相談される事も多い薬剤師なので、常に薬の名称と効能及び副作用などを頭に入れておく必要があります。

時に緊急事態にも対応出来る瞬発力と判断力も必要です。ゆっくり構えている現場ではないので、学生時代の時間が許す間にとことん覚えて、自分の確かな揺るぎ無い知識としておく必要があります。こうした努力が全て薬剤師試験合格に繋がります。

物理や生物学を改めて勉強し直すのも、試験前のみ許される時間でしょう。合格していざ現場の第一線で働く様になってからは、次々と開発される新薬について勉強する事で追われるので、ゆっくり勉強する時間がないのが現実です。

暗記のコツとしては、病名と併せて覚える事です。同じ薬を違う病名の患者に処方する事はよくある事です。但し、ある程度はこの薬は内科のみ、この薬は手術の時のみ使用する、など一定のルールが見えてきます。

薬の名前を片っ端からただ暗記する事は困難なので、1つ1つを例えばどのような症状に処方するか、年齢や性別に応じた使用方法や限度なども、この時に一緒に覚えてしまうのです。薬の名前だけ暗記して詳細は後ほどというやり方は頭の整理が大変です。

時間は掛かっても、丁寧に覚える事が重要です。そしてポイントは見た目で判断しないと言う事です。例えばオレンジ色の大粒なのが〇〇という薬、こうした症状に使えて等々覚えていても、見た目は度々変わります。同じ薬でも液状から粉に至るまで形状も様々です。形や見た目で覚えない方が身のためです。

毎年更新される薬学法を新しく覚える事は勿論の事、毎日の様に世界中のどこかで開発される新薬の情報に耳を傾け、幅広い情報収集に努める事も大切です。

試験当日及び前日は、脳のリフレッシュを兼ねて、万全な体調で試験に挑めるよう調整する事に専念した方が無難です。6年間の結果は既に学生時代の取り組みによってレールが敷かれています。

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