国家資格

業務独占資格

一級建築士

建築士とは、設計・工事監理などを行う者で職務は大きく3つに分けられます。基本設計・実施設計などを行う「設計業務」、工事が設計図書のとおりに実施されているかを監理する「工事監理業務」、設計前における調査や建築工事契約に関する事務などを行う「手続き業務」があります。

建築士には、一級建築士、二級建築士、木造建築士の3種類があり、その資格により設計・工事監理できる建築物に違いがあります。

試験日

試験日①受験受付:2018年4月9日(月) ~ 5月1日(火)
【学科の試験】2018年7月22日(日)
【設計製図の試験】2018年10月14日(日)

受験者と合格率の推移

【一級建築士試験】
実施年受験者数合格率
2017年31,157人10.8%
2016年30,608人12%
2015年30,436人12.4%
2014年30,357人12.6%
2013年31,606人12.7%

試験対策

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試験概要

試験地

住所地の都道府県で指定された場所

受験資格
  1. 大学において、国土交通大臣が指定する科目を修めて卒業した者であって、卒業後に建築実務を2年以上経験している者。※
  2. 3年制短期大学において、国土交通大臣が指定する科目を修めて卒業した者であって、卒業後に建築実務を3年以上経験している者。※
  3. 2年制短期大学または高等専門学校において、国土交通大臣が指定する科目を修めて卒業した者であって、卒業後に建築実務を4年以上経験している者。
  4. 二級建築士として建築実務を4年以上経験している者。
  5. 建築設備士として建築実務を4年以上経験している者。

指定科目の分類別必要単位数

受験料

19,700円

申込者数
合格率

■学科の試験

受験者数合格者数合格率
2017年26,9234,94618.4%
2016年26,0964,21316.1%
2015年25,8044,80618.6%
2014年25,3954,65318.3%
2013年26,8015,10319.0%

■設計製図の試験

受験者数合格者数合格率
2017年8,9313,36537.7%
2016年8,6533,67342.4%
2015年9,3083,77440.5%
2014年9,4603,82540.4%
2013年9,8304,01440.8%
試験内容

■学科の試験(五肢択一式)

  1. 学科I(計画) 20問、学科II(環境・設備) 20問: 9時45分~11時45分(2時間)
  2. 学科III(法規) 30問: 12時55分~14時40分(1時間45分)
  3. 学科IV(構造) 30問、学科V(施工) 25問: 15時10分~17時55分(2時間45分)

■設計製図の試験
設計製図: 11時00分~17時30分(6時間30分)
※課題は事前に公表されます

合格基準

■学科の試験
各問題1点とし、学科Iおよび学科IIは20点満点、学科IIIおよび学科IVは30点満点、学科Vは25点満点、合計125点満点中、各科目および総得点の合格基準点以上の得点の者を合格とします。

合格基準点(2016年度)

  • 学科I(計画): 11点
  • 学科II(環境・設備): 11点
  • 学科III(法規): 16点
  • 学科IV(構造): 16点
  • 学科V(施工): 13点
  • 総得点: 90点

■設計製図の試験
与えられた内容および条件を充たす建築物を計画し、設計する知識および技能について設計図書等の作成を求めて行うことを目的とし、以下の採点のポイントにおいてランクI~IVまでの4段階に判定し、ランクIを合格とします。

採点のポイント

  1. 空間構成
  2. 意匠・建築計画
  3. 構造計画
  4. 設備計画
  5. 設計条件・要求図面等に対する重大な不適合
免除科目

「学科の試験」に合格した者は、翌々年までの「学科の試験」が免除されます。

主催団体

公益財団法人 建築技術教育普及センター
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル
TEL 03-6261-3310

http://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/index.html

試験対策

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合格者からのアドバイス

2012年合格:40代 男性

一級建築士の資格は建築を志す者にとっては、取っておきたい資格です。私の一級建築士試験の受験成績は、学科試験、製図試験共に二度目の受験で合格しました。一度目の受験で合格するのが理想的ですが、一度目に落ちた原因を分析し、二度目の受験で合格を目指すのは、効率の良い受験方法だったと思っています。一級建築士の学科試験は、一定の学力があれば、努力次第で合格を勝ち取る可能性が高い試験です。一方、製図試験は、一定のセンスが求められます。一定のセンスは努力で得られるわけではなく、そのセンスがあるかどうかが、建築士の資格を受けるための適性であると考えます。

一級建築士の学科試験は、大学を卒業後、設計事務所に就職し、二年後に一度目の受験をしました。受験には実務経験が必要なので、最短期間の受験でした。大学時代は一級建築士試験を想定した準備は一切しませんでした。就職も決まっていなかったため、先の話と考えていたからです。一級建築士試験を意識したのは、就職後すぐのことです。将来、独立を考えていたので、一級建築士の資格は、是非とも取っておきたいと考えました。受験対策は、大学卒業後すぐに受験できる、二級建築士試験に挑戦し、その準備をしながら一級建築士の試験準備も兼ねる戦略を立てました。二級建築士試験の勉強は、一級建築士試験の勉強と重なる部分があり、大いに受験対策となりました。

一級建築士試験の難しいところは、学校を卒業後、実務経験を経てから受験しなければならない点です。実務経験とは、すなわち、どこかの職場で働いているという事になり、受験勉強のために時間を取るのが難しいことを意味します。実務の内容は受験勉強とはほとんど関係がなく、仕事の時間とは別に一級建築士試験を受験するための時間を確保しなければなりません。勉強時間の確保と、モチベーションの維持が、この試験の最大の難関といっても良いでしょう。安定した職場に就職し、そこで長期間働こうとする場合、一級建築士を取得しなくても、解雇されることはありません。そのことが、一級建築士を早期に取得しようとする意欲を奪い、無駄に年齢を重ねてしまう原因となります。大抵の人は、年をとるほど受験への意欲や、学力は低下します。一級建築士試験は若いうちに取得するのが合格の早道です。

一級建築士の学科試験対策は、大学受験や他の資格試験の受験と同様に、過去の問題集を中心に行いました。計画と施工の科目は暗記を中心に行い、構造は計算問題に力を入れました。法規は法令集の持込ができます。法令集の該当するページをいかに早く開くかが合否を分けるため、インデックスの付け方を普段から研究しました。学科試験対策はあくまでも過去の問題集から離れない勉強が大切です。過去の問題集を繰り返し解くと共に、関連する分野にまで学習範囲を広げていきます。実際の受験では、簡単な問題から解き、計算問題は後回しにするなどの受験テクニックは、大学受験で身につけたものが役に立ちました。

設計製図試験は学科試験の合格が知らされてから、さほど間を置かずに行われます。当然、合格通知が届く以前から勉強を始める必要があります。設計製図の受験対策は一度目の受験の失敗から、通信添削指導を受けることにしました。自分で良いと思っても、専門の教官から見れば欠点はたくさん見つかります。教官から指摘されたのは、課題となる施設の実物を見学する必要があるという事でした。設計事例を見るだけではイメージは湧きません。実際の建物を見ることで、具体的なイメージを想像することができるようになりました。設計製図試験は、始めの30分でプランをまとめる必要があります。残りの時間は製図と面積計算、確認に使い、時間に余裕を持つことが大切です。

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試験日

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