国家資格

名称独占資格

マンション管理士

マンション管理士とは、管理組合の運営その他マンションの管理に関して、管理組合の管理者などやマンションの区分所有者の相談に応じ、助言、指導など適正なアドバイスを行うことを業務とする者です。

試験日

試験日①受験受付:2018年9月3日(月) ~ 10月2日(火)
【筆記試験】2018年11月25日(日)

受験者と合格率の推移

【マンション管理士試験】
実施年受験者数合格率
2017年13,037人9%
2016年13,737人8%
2015年14,092人8.2%
2014年14,937人8.4%
2013年15,383人8.2%

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試験概要

試験地

札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市ならびにこれら周辺地域

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

受験料

9,400円(非課税)

試験内容

13:00~15:00 50問(2時間) - 四肢択一式

  1. マンション管理に関する法令及び実務に関すること
  2. 管理組合の運営の円滑化に関すること
  3. マンションの建物及び附属施設の形質及び構造に関すること
  4. マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
合格基準

50問中36問以上正解で合格とします。(試験の一部免除者は45問中31問以上正解)

※2017年の基準

免除科目

管理業務主任者試験の合格者は、試験の一部の免除を申請することがで、試験の出題範囲「4.マンション管理適正化法」に関する5問が免除されます。(5問正解と同じ扱いとなります)

主催団体

公益財団法人 マンション管理センター
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-5-5 岩波書店一ツ橋ビル7階
TEL 03-3222-1611

http://www.mankan.org/

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合格者からのアドバイス

2017年合格:30代 男性

マンション管理士試験を受験しよう!と決めたのは不動産会社に勤務して10年目の節目を迎えた時でした。
地方出身で大学が首都圏だった為、そのまま就職し性分に合っていたらしく営業成績も常にトップでとんとん拍子に出世して、このまま会社に残ろうか、それとも地元に帰って独立しようか迷っていた時、どの道に進むにしても、この資格を取得しておくと損はないと教えてもらい受験を決意しました。
実は試験に当たって根拠のない自信があり(10年勤務した実績でしょうか)、あまり勉強しないで挑みました。全問4択から選ぶ方式なので、運も味方に付くだろうという甘い考えで。ものの見事に「不合格」通知が来た瞬間から私の負けず嫌いに火が付いて、猛勉強し2度目で合格しました。
結論から申しますと、業界関係者でない方の独学合格は難しいと思います。私はある程度業務に携わる人間として知識や現場経験があったので、テキストの内容も理解し易い所がありました。実務の部分です。それでも法令に関してはかなりトラブルに巻き込まれた経験でもない限り勉強する機会もないので、1からの勉強で、巧妙な日本語を織り交ぜた試験問題に手を焼きました。
構造と設備というカテゴリーがありますが、これは丸暗記で合格出来る内容です。この部分に限っては全くの素人(不動産に関係した仕事に一切就いていない方)でも満点を狙える科目です。逆にここで点数稼ぎをしないとその他で躓き易いと言えるでしょう。
趣味や親の財産を引き継ぐ為などの目的で受験される方は、独学ではなく是非専門学校か通信教育での勉強をお勧めします。
独学では全く理解出来ない部分や、解釈に困ったり、間違った解釈で暗記した日には目も当てられません。数学の様に必ず答えが導き出される内容ではないので、読解力や回答を導き出すまでの道のりが重要になって来ます。専門業者の間でも合格が難しいと言われる資格だけに、一般の素人の方が独学で学ぶのは時間が勿体無い気がします。
要所要所で専門家の指導を仰ぐ事で、正しく理解し整頓しながら学習する事で合格への道が開けると思います。
勉強方法としては、先述の通り構造と設備に関しては通勤時間や寝る前の自分の時間を存分に使って、学生時代さながらの暗記術をフル使用しました。
4択だから運が良ければ受かる、それは間違いです。全てを理解した上でないと回答が分からないよう、問題はかなりハイレベルな出題だと思ってください。
取得したからと言って、直ぐに開業できるかと聞かれれば答えはNOです。弁護士や司法書士のように資格取得イコール就職のような内容ではありません。
あくまで業界において価値の高い、業務知識を有していると見なされる資格です。こうした事から、もし趣味で何か資格取得を目指そうと考えている方には、あまりお勧め出来ません。業界内で働き、出世や独立を目指す方にこそ必要であり価値のある内容だと思います。
実際、試験に合格したことを会社に報告したところ、私の企業では資格手当が付与され、基本給がアップしました。実は後から知った事なので私にとっては二重に嬉しい事でした。
改めて受験直前にお勧めしたい内容は、過去問題を片っ端から解いていく事です。この受験において過去問題はあまり意味をなさないという人も多いのですが、私はそうは思いません。やはり出題傾向や回答方法、出題内容の回数をこなすと、何となく方式や言わずもがなのストーリーが見えて来るからです。全く同じ問題は出題されないとしても、過去問題を解いているのとそうでないのでは、当日の気持ちの余裕が全く違いますし、問題を見た瞬間の落ち着きも変わってきて、強いては合格への道も近くなると断言します。

2016年合格:50代 女性

私はマンション管理士試験に受けて1回で合格したのですが、この試験は国家試験であり合格率も低いので直ぐに受かるかどうかあまり自信はありませんでした。
問題も細かく聞いて来る箇所が多いために少し戸惑った部分もあったのですが、やるからには絶対に合格しようと最後まで一生懸命勉強しました。
ただ闇雲に勉強しているだけではなかなか集中力は持続しないので、この資格を取得して将来どのように活用するか自分なりに展望を持って臨みました。
そうすることによってモチベーションが高まったので、マンション管理士試験を受験することを考えている人は試験に合格して資格を取得した後のことを考えて勉強をした方が良いです。
マンション管理士試験において重要な試験科目はけっこうあるのですが、その中でも民法の出題数は多い上にそれほど難しくないので民法は絶対に得点源にしなければならない科目です。
民法を理解すれば不動産登記法や建物の区分所有等に関する法律についても覚えやすくなるので、マンション管理士試験を受験する場合には民法を始めに勉強して理解することが大切です。
ただ民法は比較的解きやすいと言っても個々の条文について理解しなければ出来ない問題も多いので、テキストを眺めているだけでは駄目です。
テキストを読んでみて分からない箇所があったらその部分をノートに写して、六法全書を使って条文を読む習慣を付ける必要があります。
民法の条文は1000条以上あるので全てを丸暗記するのはとても難しくそこまでする必要はないのですが、絶対に覚えなければならない箇所もあるのは事実です。
特に権利関係についての箇所は条文を覚えれば出来る問題もけっこうあるので、その部分はノートに書き写して事あるごとに読み直すようにすることが大切です。
バスや電車に乗っていると時間が出来ますが、そのような時に条文を書き写したノートを何度も読み直すと自然と頭に入るようになります。
私も民法の重要な条文をノートに書き写してバスや電車の中でそれを何度も読んだのですが、そのおかげで驚くほど多くの条文を頭の中に入れることが出来ました。
ですからなかなか民法の問題を解くことが出来ないと思ったら、兎に角重要な箇所の条文をノートに書き写して時間がある時には何度も読み直すようにした方が良いです。
民法の権利関係の問題を理解出来れば不動産登記法の意味が分かって来るので、不動産登記法の勉強をする前に民法を学習するのが効果的です。
もちろん不動産登記法はそれ自体独立していて多くの条文があるのですが、民法と密接に繋がっていて民法を理解しなければ分からない箇所もあります。
そういったこともけっこうあるので、しっかりと民法の勉強をして基礎を固めてから不動産登記法の勉強をした方が良いです。
その次に重要な試験科目は建物の区分所有等に関する法律ですが、この法律についてはあまり馴染みのない人が多く私もマンション管理士試験の受験勉強をし始めてからこの法律について初めて知りました。
そのため建物の区分所有等に関する法律の勉強をする前は理解できるか心配したのですが、この試験科目もよく考えながらテキストを読むとそれほど難しくないことが分かります。
ただそのためには民法の学習方法と同じく分からない箇所をノートにとって覚えることが必要で、それによって初めて理解することが出来ます。
このようにして勉強して建物の区分所有等に関する法律を理解することが出来て、且つ得点源にすることが出来たので本当に良かったです。
その他にも建築基準法や都市計画法、その他マンション管理士試験特有の試験科目がけっこうあるのですが、大切なことは兎に角分からない箇所はノートに書いて覚えると言うことです。
それによって理解力がどんどん進むので、これからマンション管理士の勉強をしようと思っている人はその点を考えて勉強することをお勧めします。

2013年合格:30代 男性

建築関係の仕事をしている私がマンション管理士試験を決めたのは、マンションの管理組合から大規模修繕などの相談を受けることが増えたからです。大規模修繕は相談を受けた時点ですでに建物の傷み具合が進み、修繕にはかなりの資金が必要であるにもかかわらず、管理組合の多くは資金を用意していませんでした。マンションの大規模修繕をスムーズに行うためには計画的な積み立てが必要で、マンション管理士の有資格者となり、管理組合にアドバイスや提言をする必要性を感じたのが受験を決めた動機です。マンション管理士試験は、受験の要件はほとんどなく、だれもが受けることのできる試験ですが、合格率は10%以下と低く、合格には長期の計画を立て、本格的な勉強をしなければならないと考えました。仕事の関係で、専門学校などへ通う時間はなかったので、独学で受験勉強をすることにしました。

マンション管理士試験の過去に出された設問を分析した結果、私が既に持っている資格を取得する際に勉強した内容が役立つことがわかりました。マンション管理士試験ではマンションに関して建築基準法や都市計画法、消防法に関係する設問が出されますが、建築士の資格を取得した時に勉強した内容と重なります。給排水設備や換気設備、衛生設備、昇降機に関することも、現在の仕事と関わりのあるものです。マンション管理士試験の出題内容はほとんどが法律に関する設問で、中でも区分所有法や民法、宅地建物取引業法から多く出題されます。これらの法律は、宅地建物取引士の資格を取得した時の勉強した内容です。マンション管理士試験の合格者の多くが、宅地建物取引士の有資格者であることもうなずけます。会計上の決算や仕分けに関する出題もありますが、日商簿記3級を受験した時に勉強した内容が生かせました。

マンション管理士試験の出題内容の多くを、すでに一度は勉強したことがあるので、過去の勉強成果を踏まえて、過去に出題された問題を中心に勉強することにしました。また、これまで、まったく触れたことがなかった学習範囲があることもわかりました。マンション管理適正化法や長期修繕計画作成ガイドライン及び同コメント、標準管理規約に関しては、それらの法文、ガイドライン及び規約を読み込むことを徹底しました。判例からの出題も多いので、マンションに関連する判例を読み込みました。マンション管理士試験の出題には特徴があり、マンションに関係する内容や、事例に関すること以外は出題されません。勉強しなければならない法律は多くありますが、マンションに関係する分野に絞って勉強すれば、勉強を効率的に行うことができます。

受験のための勉強は約一年間行いました。過去に出題された問題の分析に1ヶ月、マンション管理士試験の出題範囲で、他の資格を取得するために今まで勉強したことのある内容を改めて勉強しなおすことに6ヶ月、今まで勉強したことのない範囲の勉強に2ヶ月を要し、残りの時間は過去に出題された問題を反復して解くことに充てました。過去に出題された問題は勉強期間中を通して常に意識し、出題範囲からそれる分野の勉強は極力しないようにしました。市販の予想問題集などには手を付けることなく、求めた書籍は法令集と、参考書1冊、過去問集1冊のみでした。

毎年11月末に行われる試験では設問が50題出され、四肢択一のマークシート方式です。合格ラインは毎年50問中、40問弱の正解が必要です。受験では解答する順番を間違えないことが大切です。自分が得意な分野を先に解き、不得意な分野は後に残すことです。受験はある程度体力勝負となります。短い時間に50問の設問を読むのは大変です。緊張の中で答えを探さなければならず、試験が終わった時には体が疲れ切っていた事を思い出します。特に目を動かさなければならない試験なので、受験前の体調管理は重要です。

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