国家資格

業務独占・必置資格

宅地建物取引士

宅地建物取引士とは、宅地建物の公正な取引が行われることを目的として創設された資格で、宅地または建物の売買、交換または貸借の取引に対して、購入者等の利益の保護および円滑な宅地または建物の流通がなされるよう、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う不動産取引法務の専門家です。

試験日

試験日①受験受付:2018年7月1日(日) ~ 7月31日(火)
【筆記試験】2018年10月21日(日)

受験者と合格率の推移

【宅地建物取引士資格試験】
実施年受験者数合格率
2017年209,354人15.6%
2016年198,463人15.4%
2015年194,926人15.4%
2014年192,029人17.5%
2013年186,304人15.3%

試験対策

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試験概要

試験地

居住している都道府県にある試験地

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

受験料

7,000円(非課税)

試験内容

宅地建物取引業に関する実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準が置かれています。

  • 午後1時~午後3時: 50問 2時間 - 四肢択一式
  1. 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
  2. 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
  3. 土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
  4. 宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
  5. 宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
  6. 宅地及び建物の価格の評定に関すること。
  7. 宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。

※登録講習修了者は、午後1時10分~午後3時: 45問 1時間50分

合格基準

目安として、総合得点の6.5~7割以上の得点。

免除科目

国土交通大臣の登録を受けた「登録講習機関」が行う講習を修了し、その修了試験に合格した日から3年以内に行われる試験を受けようとする「登録講習修了者」は、以下の試験科目(5問分)が免除されます。なお、この講習は宅建建物取引業に従事している「従業者証明書」を所持している者だけが受講できます。

  • 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
  • 宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
主催団体

一般財団法人 不動産適正取引推進機構
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-8-21 第33森ビル3階
TEL 03-3435-8181

http://www.retio.or.jp/exam/exam_detail.html

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合格者からのアドバイス

2016年合格:40代 女性

不動産業に従事して20年以上が経過しております営業マンです。
大昔に苦労して資格を宅地建物取引主任者時代に取得しました。

不動産業に従事するための最低限の資格が宅地建物取引士のです。
最低限と言いましたのは、この業界で長く飯を食っておりますが、法律の知識がない若い営業マンが多すぎるということ。
大手の不動産会社ならいざ知らず、賃貸専門店で働く若年層の営業はまず法律知識がない。
この宅地建物取引士の資格がなければ、不動産業の仕事に就くことはできないということはありません。
一部の業務ができないというでけで、それ以外は無資格でもできます。
ただし、それだけでは不動産業界の知識の底上げにはなりません。
私は、不動産業界に従事するすべての人間がこの宅地建物取引士を就業からある程度の期間内に取るべきだと思います。

また、名のある不動産会社の代表が無資格なんてことも多々あります。
法律的には適法でも、会社を代表する人間がそれでよいのでょうか。
重ねて言いますが、私は不動産業界に従事するすべての人間がこの宅地建物取引士を持つべきだと思います。
いろいろ冒頭にみの宅地建物取引士について思うところを説明いたしました。

本題に入ります。
資格取得のコツの1つ目としては、学校に行くことです。
宅地建物取引士の取得の第一歩は、自分を分析するです。
自分はどんな性格でしょうか。
毎日、毎日勉強することが可能なタイプですか?
自ら率先して勉強することに抵抗はありませんか?
私は自分がずるい人間と理解しております。
宅地建物取引士の試験も、何度かトライしてようやく取得した怠け者の人間です。
仕事を終わり、自室で勉強していても、30分と集中力が続きません。
何度目かの失敗で私は自分を分析して、ようやく理解しました。
勉強する環境に入ること。
すなわち、学校に行くことです。
毎週何回か定期的に学校に行き、勉強の場を作り、学ぶ。
それしかありません。
そして、学校の講習費用は自分で出すこと。
身銭を切ることです。
親や、勤め先の社長に出してもらうのではなく、自分でお金を出すのです。
これが、一番効果あります。
失敗すれば、講習費用代が損になりますので、必死で勉強をします。
私は、何度かの自宅学習の失敗ののち、一度目の学校の在学年度で取得できました。
大切なのは自分を追い詰めることです。

2つ目としては、過去問をすること。
過去問をすると、慣れない法律用語にも慣れてきます。
私は過去五年間の問題をひたすら復習しました。
最低3回は繰り返ししたほうが良いと思います。

3つ目としては、5問免除の講習会の受講です。
宅地建物取引士の試験は50問の4択だったと思います。
5問免除の受講は絶対に受けるべきだと思います。
2日間受講して当日の試験をクリアーしたら、本試験では45問の問題になります。
これは大変大きいです。
5問免除の講習費用と時間が必要ですが、宅地建物取引士の試験を取りたい方は絶対に受講すべきだと思います。

4つ目としては、過去問にはない新設された法律に関する対応です。
いろゆる、予想問題をすること。
試験が近づくと、専門学校等で、予想問題が発表されます。
試験の直前になりますので、腕試しに予想模擬試験を受講してみてはどうでしょうか。
自信にもなりますし、本番の予行演習にもなります。

宅地建物取引士は、極めて実務に直結し、また、独立開業につながるものです。
いったん取得すれば、一生涯保有【行進手続きは必要ですが・・・】することのできるものです。

不動産という命の次に大切な不動産を取り扱う。
また、大変高額な不動産を取り扱う。
その不動産を取り扱うための国家試験が宅地建物取引士であると思います。

2015年合格:40代 男性

このたび、平成27年の宅地建物取引士試験に合格し、無事に宅建士になりました。

2015年4月の法改正でそれまでの「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」に名称が変更され、
いわゆる「士業」となってはじめての「宅地建物取引士」試験。
前予想でも、士業になったことで、難易度や合格率が上がるのではないか?
「士業」につられて資格マニアが参戦してくるせいで競争率が上がるのでは?と、いろいろな憶測が流れ、
宅建士を目指す受験者にとっては受験前から合格発表まで気が気ではない試験になりました。

結果的に合格率の大幅な減少はありませんでしたが、合格点は過去15年間をみても最低の31点でした。
やはり年々難化しているといってもいいのではないでしょうか。
自分も、過去問や模擬試験の結果は良好で、ある程度自信をもって臨んだものの、
試験が終わってみたらその難しさにしばらく呆然としてしまいましたし、
自己採点の時点でほぼ不合格だと思ったほど合格ラインギリギリでした。

余裕をもった合格を目指す方にとってはそんな自分の勉強法なんて参考にならないかもしれませんが、
それでもれっきとした、いち合格者として、勉強法と体験談を少し書いてみたいと思います。

宅建試験に合格するために予備校に通ったり通信教育を選ぶ方も多いと思いますが、
自分はなるべくお金をかけずに独学でやろうと決めていたので
まずは参考書選びのための情報収集からはじめました。

宅建は受験者の数が多い人気資格なのもあり、
参考書や問題集もたくさんの出版社から本当に多くの種類があって、どれを選べばいいのかかなり迷いました。

自分はそれまで法律を学んだこともなく、不動産業についても素人だったので、
なるべく初心者にもわかりやすく解説が簡単で絵や図が多いものがいいかなと、
独学の初学者に評判のよいテキストを探しました。
もともと根気がなく勉強もあまり好きではないので、
内容を理解するのに時間がかかる難しいテキストで最初に苦手意識が植え付けられてしまうと
試験までモチベーションの維持ができないと思ったからです。

そしてネットの掲示板の口コミやネット書店のレビューなどをいろいろとみてよさそうなものからいくつか候補を絞ってから、
近所の書店へ行き、数ページ読んでみて気に入ったテキストと漫画で描かれた入門書を購入しました。
いくらレビューがよくても、合う合わないがありますし、1冊2000円程度するものが多いので失敗したら勿体ないですからね。

それから8月頃まではテキストを読んでラインを引いたり、重要部分をノートに書きだしてまとめたりしていましたが、
文章量も覚えることも多すぎて、ちゃんと頭に入っているのか不安になったりもしました。
過去問題をやるようになって、テキストのどこにも書いていないような問題を多くみるにつれ、焦りや不安も多くなって、
今使ってるテキストではダメなのか、と、小難しそうなテキストや六法全書を買ったりと迷走したり。

勉強が思うように進まないことで疲れてテキストを見るのも嫌な日がしばらく続いたりもしましたが、
そんなときはSNSや掲示板などで同じ宅建士を目指す仲間をみつけたり情報交換をしたりするのが自分には
思いのほか役立ちました。
資格取得のための勉強は孤独な闘いになりがちなので、励まし合ったり相談できる相手を探すのもおすすめです。

無料動画サイトにアップされている宅建士試験対策の動画も、自分のような独学者には役立ちました。
試験に出るポイントや傾向などがわかりますし、年度の法改正のポイントまとめなどは特にチェックしておくべきです。

あと、全国一斉模試や、予備校主催の模試は当日の雰囲気や時間配分の参考にもなるので、
一度は受験しておくといいと思います。

試験勉強はどれだけやってもやり足りないような気がして不安になるものですが、
当日は力を出し切って合格したいですね。

2012年合格:20代 男性

私は宅地建物取引士になるために宅地建物取引士試験を受けて合格したのですが、この試験には大きな特徴があるのでそれをよく理解すれば短期間でも合格することが出来ます。
私は司法書士や行政書士の資格を取りたいと思いその試験をうけるために勉強をしたのですが、その経験がものを言ったと言う感じもしています。
結局行政書士試験は合格出来ましたが司法書士試験は落ちてしまったのですが、これらの試験を経験したことが宅地宅建取引士試験では大いに役に立ったと言えます。
その理由としては試験範囲が重なっている部分を挙げることが出来ますが、司法書士試験や行政書士試験には民法が試験科目にありました。
そして宅地建物取引士にも民法が試験科目としてあるのですが、この試験の出題数50問のうち民法は10問が出るので20%と高いウェートを占めています。
そのため民法が9割出来ればかなり有利になるので、宅地建物取引士の試験を受ける人は民法に重点を置いて勉強をしています。
私ももちろん民法にかなりの時間を割いたのですが、行政書士試験等の試験勉強をした時に民法を勉強したおかげでそれほど難しいと感じることなく学習することが出来ました。
ただ初めて民法を勉強する人にとってはとても大変なことだと思うのですが、私はこの試験を勉強する時には必ず六法全書を脇に置くことにしていました。
そしてよく理解できない部分はノートに書いて覚えるようにしたのですが、特に権利関係の問題については非常に難しい箇所もあります。
そういったところを丸暗記しようとしてもなかなか覚えることは大変なので、多少時間がかかってもノートにまとめるようにしました。
それほど宅地建物取引士試験においては民法は重要なので、多少時間がかかっても完璧に覚える覚悟を持って勉強をすることが大切です。
その他にも借地借家法が2問、区分所有法が1問と不動産登記法が1問出題されるのですが、これらは民法をしっかりと勉強をすれば比較的難しく感じないと思います。
ただこれらの問題はそれほど難しい問題ではなく合格する人は殆ど出来るので、落としては行けない問題であることを意識して勉強をする必要があります。
特に借地借家法は2問も出題されるので、この法律についても分からない箇所があればノートで書くようにすることが大切です。
そして宅地建物取引士試験において最も重要な法律と言えば宅地建物取引業法で、毎年20問が出題されるので絶対に落とすことは出来ないのです。
宅地建物取引業法は範囲は民法ほど広くはない上に複雑な箇所もそれほどないので、かなり勉強しやすいと感じる人が沢山います。
だからこそ絶対に落とせない箇所なので、何度も読み返してみたり過去問を解いたりしてこの法律についてよく理解することが大切です。
この民法と借地借家法や区分所有法、不動産登記法と宅地建物取引業法で合わせて34問が出題されるので、全部正解すれば合格出来る可能性も高くなります。
ただ何問解ければ合格できるかは毎年異なっているので、出来るだけ沢山解けるようにすることに越したことはないです。
問題はこれらの法律以外で都市計画法や建築基準法、税に関する問題等が出題されますが、私はこれらの法律については深く勉強しませんでした。
それはこれらの問題を軽んじている分けではないのですが、あまりにも範囲が広い割りには出題数もそれほど多くはないからです。
ただ全く勉強しない分けには行かないので、これらの法律に関しては過去問を中心に勉強しました。
このように宅地建物取引士試験を受験する場合には、どの科目にどれ程の時間を割いて勉強するのが良いのかをしっかりと考える必要があります。
勉強方法によって合格出来るかどうかが決まるので、受験勉強を始める前にそのことについてしっかりと計算をすることが大切です。

「宅地建物取引士」資格取得者の方へ あなたの経験を同じ目標に向かっている仲間に伝えてみませんか?

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【宅地建物取引士資格試験】

受付期間

7月上旬~下旬

試験日

10月の第3日曜日

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