国家資格

業務独占資格

歯科技工士

歯科技工士とは、歯科医師が作成した指示書を元に、義歯(入れ歯)や補綴物(差し歯・銀歯)などの製作・加工を行う医療系技術専門職です。

試験日

試験日①受験受付:2018年12月12日(水) ~ 12月21日(金)
【学説試験(筆記試験)、実地試験】2019年2月17日(日)

受験者と合格率の推移

【歯科技工士】
実施年受験者数合格率
2018年952人94.7%
2017年1,012人97.5%
2016年1,114人99.1%
2015年1,142人99.3%

試験対策

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試験概要

試験地

北海道、宮城県、東京都、大阪府、福岡県

受験資格
  1. 文部科学大臣の指定した歯科技工士学校を卒業した者(翌3月に卒業する見込みの者を含む)
  2. 都道府県知事の指定した歯科技工士養成所を卒業した者(翌3月までに卒業する見込みの者を含む)
  3. 歯科医師国家試験または歯科医師国家試験予備試験を受けることができる者
  4. 外国の歯科技工士学校もしくは歯科技工士養成所を卒業し、または外国で歯科技工士の免許を受けた者で、厚生労働大臣が上記1、2、3に掲げる者と同等以上の知識および技能を有すると認めた者
受験料

30,000円

試験内容

歯科技工士として必要な知識および技能について、一般的実力を試し得る程度のものとする。

■学説試験(○×式、択一式、組合せ式、完成式、多肢選択式等)

  1. 歯科理工学
  2. 歯の解剖学
  3. 顎口腔機能学
  4. 有床義歯技工学
  5. 歯冠修復技工学
  6. 矯正歯科技工学
  7. 小児歯科技工学
  8. 関係法規

■実地試験
歯科技工実技

合格基準

学説試験、実地試験それぞれの合否基準を満たしたものを合格とする。

■学説試験
配点を、1問1点、合計80点満点とし48点以上を合格とする。ただし、基礎科目群および専門科目群別得点のいずれかが、その科目群の総得点の30%未満のものがあるものは不合格とする。

■実地試験
1課題を30点、合計90点満点とし54点以上を合格とする。

主催団体

一般財団法人 歯科医療振興財団
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-20 歯科医師会館内
TEL 03-3262-3381(代)

http://www.dc-training.or.jp/siken2.html

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合格者からのアドバイス

2016年合格:30代 男性

歯科技工士の国家試験には学科と実技があり、どちらも早めに対策をしておくことが大切です。私は2年制の専門学校を選択していましたが、短時間で知識と技術を習得するのは大変だったので入学したときから資格取得に向けて準備を進めることが何よりも大切だと感じたのです。

義歯や金冠、充てんものや矯正装置などの技術的なものは毎日の積み重ねが重要ですし、試験のポイントでもある学科は1年目から知識を徐々に増やすことが合格のポイントです。1日たりとも無駄にしないように勉強を進めることが、合格への近道です。

学科の多くは過去の問題によく似た問題が出題されるので、私は過去問を出来るだけ多く解くようにしたのです。歯科技工士の国家試験は歯科医師が問題の作成に関わっているので、問題を作ることに慣れていない場合があります。

慣れていないため過去の問題から引用したり、似た問題を出題するので必ず過去問を解くようにしたのです。いくつか問題を解くうちに傾向を掴むことができ、出される問題の解き方や答え方に慣れることが出来るようになります。インターネットで過去問をダウンロードすることも出来たので、試験対策として何度も解いて理解を深めたのです。

また過去問ばかりを解いていると問題と答えを暗記してしまうことがあったので、積極的に初見の問題を解くようにしたのも合格への近道です。慣れてしまうと知識は増えても知識を理解することが難しくなったので、どうしてその答えになったのか同時に考えるようにもするのが大切なコツです。

解剖学や有床義歯技工学、矯正歯科技工学など8つの分野から出題されるので、1年生のときからしっかり勉強することも必要です。長い時間を掛けて知識を深めることで一見バラバラだった知識を関連付けることができ、覚えることだけでなく応用が出来るようになります。

始めはバラバラの知識をとにかく覚えたら、関連するものを集めて勉強するようにしたら理解を深めることが出来たのです。応用が出来るようになると過去問だけでなく、模擬試験でも高得点を取ることが出来たのは嬉しかったです。

過去問は出来るだけ多く解くようにするだけでなく、間違えた部分は何度も繰り返し解くようにするのも大切です。間違った問題を集めたノートを作って、自分の弱点を見つけます。

出来ない部分だけを集めることで弱点を客観的に知ることができ、本番で苦手な問題が出ても気負いせずに解くことが出来たのです。間違えたからと落ち込んだり似たような問題を避けることはせずに、しっかり苦手と向き合って取り組んだのが合格のコツです。間違えたら解き直すを繰り返すことで基礎知識や実力がついたので、苦手を克服したのです。

2年生の夏休み明けには実習があったので、余裕を持たせるためにも2年生になる前の春休みには講座を受けたのです。講座を受けることで授業とは違う問題を解くことが出来るだけでなく、普段と違う角度から授業を受けることが出来ます。

ちょっとした説明の仕方で理解が深まり、専門学校で教わった部分で分からなかったこともしっかり理解することが出来たのです。長期の休みで自宅で1人で勉強するよりも効率がよく、集中して勉強出来たのが良かったです。実習が国家試験の直前にある場合は、計画的に勉強出来るようにスケジュールを立てておくことも大切です。

実技試験は大きなミスさえしなければ、不合格になることはないと感じます。部位を間違えたり、やり方を大きく間違えなければほとんどの人が合格します。技術ばかりは慣れるしかないので、毎日少しずつテクニックを習得することが重要です。

授業中も試験の本番だと思うようにして、ミスをしないように注意したことが合格の秘訣だったのです。

2013年合格:30代 男性

私は歯科技工士の資格を取得するために歯科技工士試験を受験して合格したのですが、この試験は国家試験だけあってとても難しい試験でした。

しかしだからと言って何か特別な勉強をしなければ合格しないと言うものではなく、自分に合った勉強法を見に付ければそれほど難しいと感じることはないです。

私も初めは過去問を解いてみて厄介な問題が多いと感じたのですが、勉強法を確立してからはそれほど難しいと思うことはなくなったのでこれから試験勉強を始める人はこの点をよく考えて勉強する必要があります。

またこういった試験に受かるためのテクニカル的なことを考えるのも必要ではありますが、メンタル面の強化もとても大切です。
国家試験に合格するとなると相当な勉強をしなければならないので、集中力を持って物事に当たる必要があります。

ただあまり深く考えずに勉強しているだけではモチベーションを保つのは難しいので、私は集中力を切らさないようにするために歯科技工士試験に合格して資格を取得した後のことを考えるようにしました。

問題は試験に合格した後に何をしたいのかと言うことなので、将来の目標をしっかりと設定すればモチベーションを下げずに勉強することが出来ます。

ですから私はこの点をよく考えて勉強をしたのですが、とは言ってもどうしたら合格点を取れるのか考えるのは当たり前のことです。

そのためまずは合格最低点を取れるだけの知識と応用力を見に付けるために勉強することにしたのですが、参考書を買って一通り眺めてみて普通に勉強していては受かるのは難しいと考えるようになりました。

歯科技工士試験は学説試験と実地試験があるのですが、実地試験に関しては今まで学んできたことをしっかり行えば良いと言う自信がありました。

ただ学説試験に関しては試験科目もけっこうあってその範囲も広いので、かなり苦戦するだろうと考えながら勉強を始めました。
このように考えるのは決して悪いことではないのですが、私は勉強して行くうちに大切なことは受験勉強とは自信を付けるためのものだと考えるようになりました。

これだけ勉強したのだから落ちるはずはないと言う確固たる自信を与えてくれるのが受験勉強だと思い、そのためには何をすれば良いかもう一度考え直しました。

その結果分からない箇所があれば兎に角ノートに書き込んでいくと言うことにしたのですが、それによってかなり知識を吸収することが出来るようになりました。

学説試験では解剖学や有床義歯技工学、歯冠修復技工学等のような難解な試験科目が多く重要な箇所を覚えるのも一苦労したのですが、ただ闇雲に参考書を読んでいるだけではとても知識を身に付けることは出来ないと考えたのです。

そこで参考書を見ながら分からない箇所や重要な部分をノートに書くことにしたのですが、それが功を奏してどんどん頭に入るようになりました。

もちろん書くと言うのはとても疲れるので初めのうちは嫌になってしまうこともあったのですが、持ち前の集中力でそれを切り抜けることが出来ました。

そしてノートに書いて自分で作成した参考書を何冊か作り上げることが出来たのですが、それをバスや電車の中で読むと驚くほど簡単に覚えることが出来ました。

テキストで書かれていることと同じことであっても、自分で書いたものだとまるで違うものを読んでいるような気がして自分でもびっくりしました。

結果としてこのような方法で勉強したおかげで歯科技工士試験に合格したと思っているのですが、この勉強法は私だけでなく他の人がやってもかなり効果があるかと思います。

ですからこれから歯科技工士試験を受験する人でどうやって受験勉強をしたら良いかよく分からない人は、兎に角分からない箇所や重要な部分をノートに書き写すと言う作業を行うことをお勧めします。

2017年合格:20代 男性

自分の将来の夢、幼い時にまさか自分が歯科技工士を目指すなど思ってもいませんでした。スーパーマンやサッカー選手などの子供ながらの「夢」ももちろんありましたが、私は歯医者が大嫌いだったので夢のリストに入るわけがありません。

そもそも、歯医者もしくは歯科技工士に興味を持ったのは高校生の時です。歯並びの悪かった私は歯科クリニックに頻繁に通っていました。その時に作業をしてくれるお姉さんの手がとても繊細で冷たくて、凄く美しさを感じていました。
凄く嫌いだった歯医者も、美しい手のお姉さんのおかげでだんだん嫌な場所ではなくなっていったのです。

高校2年の終わりの頃、自分の進路について真剣に考えるようにと担任の先生に言われ、自分は歯医者になる為にはどのような学校に行く必要があるのかと調べ始めました。調べているうちに、「歯科技工士」という職種がある事をしり、自分の性格から歯の治療をするよりも入れ歯、詰め物、新しい歯を作る方が合っているのではないかと思い始めたのです。

調べるとますます興味がわきました。世間ではあまり知られていないこのような職種が存在し、細かな作業で人の役に立っている「歯科技工士」になりたいと決意し大学を選ぶ事にしました。

それから4年、大学では両親が歯医者経営の者、自分で企業を考えている者、様々な考えの人に出会うことができて自分の意志もしっかりとしたものになってきたと思います。
大学の定期試験は順調にクリアし進学、4年に上がった時には国家試験に向けての特別講座も受講しました。

今から歯科技工士資格の受験を考えている方々に私が言える試験勉強のコツやおすすめ勉強法は、以下の通りです。

(1)自分の意志を強くもつ事
大学に入学後、数人の知り合いが卒業を待たずにあとを去りました。在学中に勉強についていけなくて落第する者、自分のやりたい事が別の方向に変わった者様々でした。
学校に入学する為に時間やお金を費やしている訳ですから、専門学校でも大学でも本当に自分がやりたい事は何なのかしっかりと自分の意志を固める必要があると思います。そうでないと、途中で投げ出してしまう結果になり今までの時間が無駄になってしまいます。

(2)在学中の講義をしっかりと受ける、定期試験で精一杯勉強する
将来、自分がやりたい仕事の為に勉強している事ですから100%自分の為になります。だらだらと授業に参加しても自分の為にはなりません、将来の仕事で使える知識を増やしてください。
定期試験の為の試験勉強は、国家試験の試験勉強につながるものがあります。何より積み重ねが大事です。

(3)早い段階で、問題集を解き始める
学校の授業だけではなく、自分で問題集を購入し学習する事は一番の強みになります。過去問題集は特におすすめします。問題をできるだけ多く解いて、問題に慣れる事で自分の自信にもつながりますからできるだけ早い段階で問題集を使用しての勉強を始めてください。

(4)実地試験対策は、教授をつかう
学科だけではなく、国家試験には実地試験も含まれますので頼れる教授を見つけて教授室に通うことです。自分の苦手な手法や分野は、何度も繰り返し練習してください。手が器用かそうでないかは大きな違いですが、練習あるのみだと私は思います。自分のやる気を見せれば、教授は必ず付き合ってくれるはずです。そうでなければ、違う熱意のある教授を探してみてください。

歯科技工士の資格は学校を卒業できれば、合格率はとても高い国家試験です。しかし、国家試験に合格するだけが目的ではなく、将来自分がトップレベルの歯科技工士を目指せるように試験勉強はその準備期間だと思ってぜひとも頑張ってください。

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