国家資格

名称独占資格

社会福祉士

社会福祉士とは、専門的知識および技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言・指導・福祉サービスを提供する者です。

医師その他の保健医療サービスを提供する者や、その他の関係者との連絡、および調整や援助を行います。

試験日

試験日①受験受付:2018年9月6日(木) ~ 10月5日(金)
【筆記試験】2019年2月3日(日)

受験者と合格率の推移

【社会福祉士】
実施年受験者数合格率
2018年43,937人30.2%
2017年45,849人25.8%
2016年44,764人26.2%
2015年45,187人27%
2014年45,578人27.5%

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試験概要

試験地

北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県

受験資格
  1. 福祉系の4年制大学で指定科目を修めて卒業した者
  2. 2年制(または3年制)の福祉系短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(または1年以上)相談援助の業務に従事した者
  3. 社会福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した者
  4. 社会福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した者
受験料
  • 社会福祉士のみ受験する場合: 7,540円
  • 社会福祉士と精神保健福祉士を同時に受験する場合: 20,020円(社会6,830円+精神13,190円)
  • 社会福祉士の共通科目免除により受験する場合: 6,360円
試験内容

多肢選択式: 150問 240分
(科目群)

  1. 人体の構造と機能及び疾病
  2. 心理学理論と心理的支援
  3. 社会理論と社会システム
  4. 現代社会と福祉
  5. 地域福祉の理論と方法
  6. 福祉行財政と福祉計画
  7. 社会保障
  8. 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
  9. 低所得者に対する支援と生活保護制度
  10. 保健医療サービス
  11. 権利擁護と成年後見制度
  12. 社会調査の基礎
  13. 相談援助の基盤と専門職
  14. 相談援助の理論と方法
  15. 福祉サービスの組織と経営
  16. 高齢者に対する支援と介護保険制度
  17. 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
  18. 就労支援サービス
  19. 更生保護制度
合格基準

次の2つの条件を満たした場合に合格となります。

  1. 総得点150点に対し、得点88点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正)
    ※験科目の一部免除を受けた受験者は、総得点67点に対し、得点38点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正)
  2. 受験した科目群において、1点以上の得点があった者
免除科目

精神保健福祉士(または登録申請中の者)は、共通科目である以下の科目が免除されます。

  1. 人体の構造と機能及び疾病
  2. 心理学理論と心理的支援
  3. 社会理論と社会システム
  4. 現代社会と福祉
  5. 地域福祉の理論と方法
  6. 福祉行財政と福祉計画
  7. 社会保障
  8. 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
  9. 低所得者に対する支援と生活保護制度
  10. 保健医療サービス
  11. 権利擁護と成年後見制度
主催団体

公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-5-6 SEMPOSビル
TEL 03-3486-7559

http://www.sssc.or.jp/shakai/index.html

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合格者からのアドバイス

2010年合格:40代 男性

小さなころから人に関わる仕事がしたいと考えており、社会福祉を学ぶ為に4年制大学の社会福祉学部の受験をして何とか合格しました。せっかく社会福祉学部に入ったので、社会福祉士の受験資格は取得できるように指定の履修科目は確実に選択して単位を揃えました。
バイトやサークル活動にも力を入れた学生生活だったため、決して勉強ばかりを真面目にしていたわけではありません。授業はきちんと受けて単位を取りこぼすようなことはありませんでしたが、社会福祉士の受験科目は多岐にわたる為、大学を卒業したからと言って試験に簡単に合格するわけでは当然ありませんでした。卒業の年に受けた社会福祉士の試験はいわゆる記念受験です。試験勉強をせずに様子を知る為だけに受けてみました。当然合格は出来ませんでした。マークシートの為、答えが解らなくても何かしらの番号を記入することは出来ます。しかしながら、設問文の一つ一つの意味をきちんと理解していないと当然正解は導き出せないのです。
卒業後の就職先は高齢者施設に行きました。現場をまず知ることが大切と考え介護現場の介護職で入職したのです。社会人一年目はただただ仕事を覚えることに追われたため、正直試験勉強まで時間と余裕が追い付かず、受験を辞めようと考えていました。ところが、会社の上司から受験をするように指令が出たのです。勉強しないと受からないことは昨年の試験で理解していたため、今年受験しても自信がないことは伝えました。しかしながら、受験しなければ合格の可能性は1パーセントも無いからとにかく受験しろとのことでした。高齢者介護にかかわる分野に関しては働きながら勉強もしていたため、その部分だけでも理解して試験に臨もうとしぶしぶ受験しました。私自身が受験したのはずいぶん前ですが、その当時でも出題分野は十数個以上でしたので、いくら高齢者分野や医療分野の勉強をしても受かるはずがありません。しかしながら、自分が勉強した分野の手ごたえは感じることが出来たのです。計画的な勉強をして来年こそは合格しようと初めて本気で決心したのです。不合格通知を受け取った時には、自分にプレッシャーをかける為にその上司に「来年は合格します」と宣言してしまったのです。
社会福祉士の試験は科目も多いため効率よく勉強をする必要があります。各分野で1冊ごとになっている参考書もありますが、十数分野を網羅する為には十数冊の参考書を読んで頭に整理していく必要があります。時間もあまりない状態で、しかも恥ずかしながら一から勉強をし直す必要があった私にとっては、一番丁寧とはいえ非効率になりかねないその方法は避けました。私が取った勉強の方法は、以下の通りです。
社会福祉士の全出題分野を2冊程度にまとめた参考書がいくつかの出版会社から発売されています。当然出題傾向を踏まえたまとめ方がなされており、図や資料も一緒に載せながら重要な部分が簡潔にまとめてあります。広い出題範囲の全分野の重要なポイントを押さえていくためには非常に効率よく勉強が出来ます。まずはその参考書を使ってポイントを押さえます。その次にはとにかく過去問題を解くことを繰り返しました。参考書で抑えたポイントを実際に過去問題を解くことで自分の理解度を確認できます。最初は間違うのは当然で、過去問題を解いた後の復習に重点を置くのです。過去問題集は解説がしっかりとなされているものを選びました。解説文と最初に勉強した参考書を一緒に確認しながら、出題傾向も理解しつつ、知識の整理もしていけるのです。参考書はかなり簡潔にまとめてあるために不足している情報も無くはありません。その部分は過去問題集の解説資料で補うのです。この反復の学習方法で無事3度目にして合格することができました。通信講座などを利用してもポイントがしっかり押さえてある為に効率よく勉強する事が出来るでしょう。

2014年合格:20代 男性

社会福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づいた国家資格です。
日本においては、介護福祉士と精神保健福祉士に並んで、福祉系の3つの資格の一つです。
社会福祉士の国家試験は、「取得が難しい」と言われており、実際に合格率は毎年30%程度です。

私は、2004年に社会福祉士の国家試験を合格しました。
その経験を基に、試験勉強のコツおよびおすすめの勉強について述べていきます。

まず、社会福祉士の試験を難しくさせている要因はいくつかに分けられると考えます。
1つは、試験の専門分野が多岐に渡ることです。
試験の分野だけで、社会福祉概論、高齢者福祉、障害福祉、児童福祉、医学概論、地域福祉論、社会保障論、公的扶助論、法学など、多岐に渡るジャンルを学ぶ必要があります。
福祉と一言でいっても、人間の「ゆりかごから墓場まで」の人生を、明確なイメージをもって勉強する必要があることです。多くの受験者において、ここがつまづく原因となっています。
2つ目に、歴史問題が難易度を上げています。
社会福祉概論や地域福祉論、社会保障論、公的扶助論では、歴史の問題が多くあります。そして、日本の歴史のみでなく、他国の歴史についても覚えることが多いのが現状です。これも試験の難易度を多く上げています。
国名、年号、人名、出来事、法律名などが、横文字で多く出てくることで、日本の歴史でも覚えるのがやっとなところに、並行して諸外国の歴史まで覚える必要があります。私は、特にこれが一番の苦痛でした。
最後3つ目に、社会福祉士のカリキュラムについて、実習時間が足りないことです。
他の専門職は、社会福祉士の数倍の実習カリキュラムが組まれているのに対して、社会福祉士はその絶対数が足りないと考えます。私が受験したときよりも実習時間が増えたとはいえ、それでも足りないと考えます。また、実習指導者数も足りず、十分に実習生に対して指導できないのも、課題の一つです。
これにより、実習生は必要な知識・体験を得られていないというのが私見です。私は、現在病院のソーシャルワーカーとして、実習生を受け入れる側の立場です。多くの実習生が、受け皿がないといって、私の病院を頼ってくる上京にあることが、それを如実に物語っています。

上記を踏まえて、私は経験上で以下の勉強法・コツを述べます。
まず、早いうちに色々な経験を積むことです。例えば大学生なら、4年生を迎える前に色々な経験を積むことです。
先に挙げたように、社会福祉士の国家試験は多岐に渡るジャンルから、出題されます。
そのため、私はペーパーだけの学習では限界がありました。その中で、夏休みなどを活かして、色々な機関にボランティア・実習に行きました。それが自分の視野を広げるとともに、色々な機関に勤める社会福祉士が、どのような価値で、どのような法律に基づいて仕事をしているかを学びました。
そして、その体験を基に、法律や基盤となっている価値・倫理について自己学習をしました。
このことが、社会福祉士の役割の理解促進につながり、実践と学習とがうまくリンクして、色々な気付きになったと思います。
また、社会福祉士は、医学知識と法律の知識からは避けて通れません。多くの受験者がここを苦手としていると思います。この課題に対しての解決策も、病院や社会福祉協議会などの機関に実習に行くことで、学ぶ機会やきっかけが広がると思います。将来的に病院や社会福祉協議会への就職希望がなくても、これらに実習にいく意義は大きいと考えます。
最後に、歴史問題の課題です。これは、実習や見学を行った後に行うべきだというのが、私の意見です。いくら教科書的に勉強していても、実践が身についてなければ限界があります。例えば、社会福祉協議会で実習したうえで、自らの体験や日本に福祉の実情を踏まえると、歴史の問題を覚えやすいと考えます。

2010年合格:50代 男性

社会福祉士の国家試験は例年年が明けてすぐの1月月末となっています。勉強を始める期間を決める際はこの試験日を参考に始めるとよいかと思います。

さて、本題の勉強方法についてですが、在学生の方は学校の講師や、講義で行う模擬試験に取り組むことで、ある程度の学習環境は整います。さらには資格講座を外部講師などを招いて行う講義に積極的に出席することで、試験を違った視点から学ぶことができます。試験を受ける最終学年などではこまめにチェックをしていくとよいでしょう。

一方、在学中ではなく、仕事をしながら社会福祉士の国家試験に臨む場合、勉強する時間も期間もかなり制限されます。1年では勉強しきれないこともあり、十分な準備が必要となります。私の場合、まず1冊で完結する『要点のみを抑えた参考書』を購入し、読み解いていきます。また、ノートやルーズリーフに書き起こしていきます。そして、各項目の終りにある、1問1答の問題を抑え、わからない点はページを見直して復習を行います。1冊クリアし終えたら、次は国家試験の過去問題集を購入し、直近の顔問題集から回答を行っていきます。これは試験年度が古い場合、制度が変わっている場合があります。(障害者自立支援法→障害者総合支援法など)そのため、まだ勉強を始めて間がない人は、どちらが正しい法律や制度なのかの混乱をしてしまわないために、最近の試験問題から回答を行ってください。さらには試験は共通科目2時間、専門科目2時間の4時間試験です。集中力と体力、1問ごとの回答可能時間を見ながら、自分の回答ペースなども分析し、試験本番を見越した準備を行っていきましょう。
このあたりから自分の分野ごとの得意不得意科目が見えてくると思います。試験まで時間のある人はここで苦手科目で点数が取れるようにしていきましょう。試験間近で苦手科目を覚えてくるのは難しいもので、下手をすると自信喪失につながることもあります。特に試験項目で0点科目を作ってしまった場合、いくら高得点をとっても不合格となりますので、まずは分野の底上げを行っていきます。
誤った回答の答案方法ですが、試験はほとんどの場合、『正しいものを一つ』というのが多いようです。誤答回避として、正しいものを探すより、誤っているものを消去していくことで、選択肢を減らすことで正答率を上げていきます。過去問で復習をする際は回答以外の問題の解説文が詳細に書かれているものを選ぶほうが勉強に役立ちます。
そして、間違った問題はしっかり復習できるようノート等に書き込んでおき、試験直前に見直しができるようにしていきましょう。

いよいよ試験が近づいてきたときに必要なのは『予想問題集』です。試験は制度改正に合わせて出題する場合があり、それを見越して予想問題集および、予想問題試験を解きましょう。さらに、試験は1問ずつではなく、本番同様の感覚で取り組み、集中力とペース配分を体に身につけておきます。また、ここでも間違えた問題をしっかりと書き留めておきましょう。
さらに追い込みをかける人は今まで取り組んでいない参考書を購入し、1から見直しを行います。ここで今まで知り得た知識を再確認するとともに新たな言葉を覚えていきます。ここからは苦手分野克服よりも得意分野の正答率を上げることで、得点を合格ラインまで引き延ばすようにしましょう。ギリギリの点数では危ういので合格ライン+15点くらいを目指して頑張りましょう。
試験直前になりました。いよいよ自分で作り上げたわからない問題ノート活用です。今まで自分で書き上げた誤答ノートを使い、正しい回答を頭に入れてください。試験会場へも持っていき、直前に確認できる参考書としてまとめ上げておくとよいかと思います。
以上、私の合格までのエピソードになりますが、参考になれば幸いです。

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