国家資格

名称独占資格

調理師

調理師とは、調理師法に基づき調理、栄養および衛生に関し、調理師として必要な知識や技能を修得した者です。

試験日

試験日①受験受付:都道府県ごと
都道府県ごと

受験者と合格率の推移

【調理師】
実施年受験者数合格率
2016年31,628人64.4%
2015年35,762人62.1%
2014年36,077人61%
2013年37,451人61.2%
2012年39,190人60.6%

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試験概要

試験地

各都道府県

受験資格

次の1、2を満たす者。

  1. 学歴
    • 中学校を卒業している者、または同等以上の学力を有する者。
    • 上記と同等以上の学力があると厚生労働大臣、または都道府県知事が学力認定した者。
  2. 調理業務従事歴
    次の営業施設または給食施設で、証明時において2年以上調理業務に従事した者。

    • 飲食店営業
    • 魚介類販売業
    • そうざい製造業
    • 給食施設(1回20食以上、または1日50食以上給食する保育所、学校、病院、事業所、寄宿舎等)
受験料

各都道府県により異なります。

(東京都)
6,300円

試験内容

四肢択一式: 60問(2時間)

  1. 公衆衛生学
  2. 食品学
  3. 栄養学
  4. 食品衛生学
  5. 調理理論
  6. 食文化概論
合格基準

(関西広域連合の場合)
原則として、全科目の合計得点が満点の6割以上であるもの、また0点の科目がないものを合格とします。

主催団体

厚生労働省、各都道府県の福祉保健局など
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(東京都)
東京都福祉保健局 健康安全課
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 東京都庁第一本庁舎21階南側
TEL 03-5320-4358(試験・免許係)

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/shikaku/csh_menkyo/chori_seika/chourishi/shiken_gokaku.html

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合格者からのアドバイス

2010年合格:40代 女性

調理師免許は、厚生労働省が認可している専門学校で1年学べば取得できます。しかし学校を卒業していない人には実務2年を経ているという条件のもと試験を受けて合格すれば資格を取得できます。
実施する都道府県によって試験内容は異なるため、難易度も合格率もバラバラですが、一般的には60%前後の合格率だと言われています。しかし実技試験がないため勉強を頑張れば難しい試験ではありません。
調理師試験は7科目からの出題で構成されます。一言に調理と言っても7つもの分野に分かれていてはどう勉強していけばいいか分からないという人が多いので、それぞれの科目のポイントを紹介します。
①食文化概論
いわゆる食の歴史です。人間が誕生した最古の時代から現代にいたるまでの食の流れを覚える必要があります。歴史をすべて覚えるのは難しいので流れだけ理解しておくようにするのがおすすめです。人類が誕生したころは狩り・採取によって食が成り立っていたのですが、それからどう進化していったのかその変化だけを覚えていけば流れはつかめます。また平安時代など「政治」などの決まりごとを重んじるようになってくると食に対しても様々な作法・マナーが登場してきます。そこも覚えておく必要があります。
②衛生法規
食の法律です。すべて覚えようとするのは1つの法律辞典を覚えるのと同じようなものです。そのためこれもポイントだけを抑えて覚えるようにします。法律と内容を結びつけて箇条書きにしていくだけでも流れがつかみやすく、見返しやすいので覚えやすいです。
③公衆衛生学
環境や病気など、食とは一見結びつきがなさそうですが実は大切な分野です。食によって起こる公害や病気はしっかり覚えておく必要があります。特に現代病の1つである生活習慣病には食が大きく関わっているため、出題率も高めです。また日本だけではなく国際的な取組や団体名も略称ではなく正式名と結びつけて覚えるようにしましょう。
④栄養学
食品の栄養素に関する科目です。化学式までは出ませんが、基本的な栄養分類などはしっかり暗記しておきましょう。すべての食材のすべての栄養素を覚えるのは難しいので、それぞれの大きなポイントのみ押さえておきましょう。私はこの栄養学を参考にしながら毎日の食事のメニューを考えて生活していたため、比較的頭に入りやすかったです。
またカロリー計算も出題されることがあります。そのため計算方法(公式)くらいは頭に入れておきましょう。
⑤食品学
食品に関する科目です。肉類・野菜類など大まかな分類や、お酒はどういう醸造で分類されるのかなど、それぞれの特徴などを勉強していきます。調理師となるのであれば様々な食品について知っておく必要があります。
⑥食品衛生学
食品を扱う上で1番注意が必要なのが衛生面です。調理をする以前の問題として、どんなことに注意しなければならないか、またそれによってどのような食中毒の恐れがあるのかなどを学んでいきます。ここでは様々な食中毒や寄生虫が登場しますが、すべて覚えるようにしましょう。試験だけではなく実務でも非常に重要であるためです。私は食中毒や寄生虫の種類ごとに特徴をまとめるようにしまして、とにかく根気強く覚えました。
⑦調理理論
ただレシピを覚えるだけでは調理師は務まりません。なぜこの味になるのか、なぜこのような現象が起こるのかなどを理解した上でなければ調理はできませんし、新しいレシピ開発もできません。調理をする上での理論的な面をしっかり理解する必要があります。特に肉・魚・野菜・卵の面はしっかり勉強しておくようにしましょう。

食文化概論・衛生法規・公衆衛生は比較的歴史の流れが関与します。そのためこの3科目は同じ時系列になるように勉強を進めていくと頭に入りやすいです。

2013年合格:40代 女性

調理師免許を取得するために、受験勉強はもちろん必要ですが、
一番大事なことは受験資格を確認することです。
調理師を養成する機関の調理師専門学校の課程を修了した場合は当然受験資格が得られます。
それ以外の場合は、実務経験2年以上が必要です。

実務経験は、学校や病院などの給食施設(継続して1食20食以上1日50食以上調理する施設)、飲食店、惣菜製造業、魚介類販売業などで業務に関わった経験があることが調理師面鏡受験資格になります。

パートやアルバイトの場合は週4日以上かつ1日6時間以上継続して2年以上従事の場合実務経験としてみなされます。
私はとある施設での給食業務のパート勤務をして5年経ったころに保健所へ行き、願書を貰いに行きましたが、週2日の勤務では受験資格がないということを知らされて願書も出すことができませんでした。
週4日を2年間と週2日4年間は同じ勤務量になるのでは」ないかと粘りましたが、週4日以上勤務しないと受験はできないとのことでした。

私が勤務していたところでは、パート勤務が週2日しか必要がなかったため、免許取得を諦めていた矢先、別の所から週2日のパート勤務のお話を頂き、2か所掛け持ちで給食業務のパートに就くことになりました。
2年後、また再び、保健所へ願書を提出しに行きましたところ、受理に時間がかかりましたが、無事に願書を受理されました。
受理に時間がかかった理由は、2か所同時期に勤務して合算するケースが初めてだったことで、審議されたそうです。
給食業務のパートに就いてから7年経ってやっと調理師免許の試験が受けられることになりました。

調理師免許試験事前講習会の存在は職場の方から聞いて知っていました。
しかし、平日の2日間、朝から夕方までピッチリとカリキュラムが組まれていますので、
仕事を休むわけにもいきませんでしたので、その講習を受講することは断念しました。
その講習を受ければ、テキストと5年間の過去問が含まれて、17000円程で、受験勉強のポイントを教えてくれるそうです。

私は過去に受講した友人にテキストと過去問を譲り受けて、独学で受験勉強をしました。
テキストを見ながら、過去問を解いていく方法です。
何回もテキストを読みながら、問題をこなしていくことで、問題の出し方の特徴がつかめます。
試験は4択問題のマークシートで行われます。
当然、ひっかけ問題も出てきます。
問題を繰り返すことによって、明らかに言い回しが不自然なひっかけ問題の出し方の特徴もつかめてきます。

調理師試験は衛生法規、食文化概論、栄養学、公衆衛生学、食品学、食品衛生学、調理理論の7科目からあります。
このうち衛生法規、公衆衛生学、食品衛生学は法律に関する範囲なので、今まで聞いたことがない内容がたくさんありますが、それ以外は日頃の生活の中で馴染みがある内容になります。
例えば、局文化概論であれば、「日本の郷土料理について」調理理論であれば「野菜の切り方」「調理方法の炒める、蒸す、煮るなど」栄養学であれば「5大栄養素の働き」についてなど、仕事や家庭での炊事での知識が活かされた問題になりますので、勉強も意外とやりやすかったです。

私は過去に調理師試験事前講習会を受講した人から、テキストを頂いて勉強したために、教科書が古かったです。
当日の試験で過去5年間でカルシウム摂取量の統計であてはまることについて、という統計のような時事問題に対応ができなかったことが注意点だと思います。
法律も変わることもありますので、できるだけ新しいテキストで勉強されるのがいいです。

しかし、調理法や栄養学など基本的なことは変わらないと思いますので、古い教科書でも
独学での勉強でも1回の試験で合格することができました。

2012年合格:30代 男性

調理試験に合格する為に大切なことは「学科」です。試験では実技もありますが、「から揚げを作れ」や「卵焼きを作れ」と言った非常に簡単な課題が出されるため、本気で調理師になろうとしていない人でも少し料理をしたことがあれば十分に合格できるレベルです。そもそも、調理師資格は「衛生管理をすることが出来る」と言う証明書の様なもので、調理師だからといって調理技術が卓越しているという意味ではありません。

事実、調理師免許を持っていながら驚くほど料理が下手な人も居ます。そうした人は専門学校を卒業して調理師資格を取得していることが多いのですが、言ってみれば「花嫁修業」のつもりで調理師学校に通っていたという体の人が非常に多いです。ただ、調理師学校を卒業した人が軒並みそのような状態にあると言う訳では無く、あくまでも中にはそういう人も居るという程度に覚えておくと良いと思います。

さて、本題の「調理試験合格のコツ」についてですが、個人的には冒頭でも書いた通り「学科を如何にしてパスするか」に掛かっていると思います。調理師試験で出題される学科は7科目もあります。私が勉強したテキストの場合、全ての科目のテキストを並べると10cm以上ありました。それだけの範囲・量を覚えなければいけない訳ですので、焦らずじっくりと時間を掛けて学習していくことが良いと思います。

ただし、7科目で10cmなので1科目当たり2cmもありません。ページ数に直してもたかだか100ページあるかないかと言った感じですので、一つ一つはそれほどのものではないので安心してください。1科目ずつ確実に学習していけば、早い人ならば1か月とかからずに合格できるだけの知識を身に着けられると思います。

具体的な勉強方法については、「とにかく丸暗記」で十分です。と言ってもテキストを全て暗記すると言う訳では無く、「必要な所だけを暗記する」と言った学習方法がおすすめです。実際にテキストを見てみれば分かるかと思いますが、余計な文章や知識もたくさん書かれています。「要点だけまとめました」というタイプのテキストでさえ余計な部分が少なくないので、必要な所だけ集約すると意外と少ないものです。

どこが重要な部分なのかと言うと、それは「過去問」にあります。都道府県によっては過去問を公開していないところもあるかもしれませんが、自分の都道府県でなければいけないと言うことは全くありません。今はネットで簡単に過去問を見ることが出来るので、とにかくその問題を片っ端から解いてみましょう。幸い、解答も一緒に掲載されているのですぐに答え合わせをすることが出来ます。

過去問と解答を準備し、設問ごとに逆引きしてテキストで学習していくと非常に効率的です。テキストを全て読破してから過去問に着手するという方法はもちろんですが、時間が無い・あまり勉強したくないと言う人は逆引きで実際に出題されている内容だけを覚えていくと言う方法が非常に効率的です。

実際に過去問を見ていくと、意外と同じような問題が出題されています。いわゆる「出題傾向」と言うものさえ分かれば、後はどこを勉強し何を覚えればいいのかを分析することは簡単です。

調理師試験は年に1回行われている地域がほとんどかと思いますが、1年勉強すればほぼ間違いなく合格できると思います。私は1か月ほど仕事が終わってから1時間程度勉強しただけでしたが、ここで紹介している方法で設問に詰まることなく解答していくことが出来ました。

もしも周りに調理師学校を卒業した人が居るのであれば、その人に学校で使ったテキストを借りると言うのも手です。おそらくアンダーラインなどが引かれていると思うので、そこだけを覚えれば学科試験に合格できます。

2010年合格:40代 女性

調理師免許を取得する方法は2つです。

調理師専門学校で必要課程を一年間学ぶ、もしくは調理実務を2年経験し学科試験を受ける、このどちらかです。私の場合は、実家のパン工房の手伝いやレストランでのアルバイトを経てカフェを開業。カフェの経営で調理業務従事歴2年以上となり受験資格が満たされたので、調理師免許を取ることにしました。

調理師の筆記試験自体はさほど難しいものではないと思います。7科目で構成されますが、市販の問題集を集中して熟読すれば試験一ヶ月前でも間に合うのではないでしょうか。

資格取得にあたって困難なのは、調理業務従事歴2年という受験資格です。飲食店に就職し2年以上調理を担当するか、パートやアルバイトで調理業務に従事している場合は、原則として週4日以上かつ1日6時間以上(実働)の勤務が必要であり、なおかつそれを経営者に証明してもらわなければなりません。

個人経営の店の場合、「調理業務従事証明書」証明者の印鑑登録証明書を取ってもらうことになるので、経営者との信頼関係も必要になると思います。

私の場合は、自営で飲食店(カフェ)を開業し、それを以前勤めていたレストランのオーナーにお願いし証明書を書いていただきました。

調理師免許は、ホテルやレストランなどでは就職の際、調理師免許取得者を歓迎という店舗もあるようですが、調理の仕事において必須のものではありません。

ただ、免許を持っているということは、勉強をし知識を得ている証明でもありますし、自分自身の自信にもつながります。

資格取得後も、継続的に食に関する知識を収集し、調理の腕を磨くことが、調理業務従事者にとっては大切なことだと思います。

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