国家資格

総合無線通信士

総合無線通信士とは、海上、航空および陸上の無線局の無線設備の操作を行うことができる総合的な無線資格を持つもので、国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則に準拠した資格となります。総合無線通信士資格は、操作対象となる無線設備により第一級から第三級に分かれます。

第一級総合無線通信士は、無線通信業務全般ですが、主として国際航海に従事する商船の船舶局、または船舶と通信を行うために開設する海岸局などの無線設備。第二級総合無線通信士は、近海区域を航行する商船の船舶局および比較的規模の大きな漁船の船舶局や漁業用の海岸局などの無線設備。第三級総合無線通信士は、遠洋で操業する漁船の船舶局や漁業用海岸局の無線設備。

試験日

試験日①受験受付:2018年7月1日(日) ~ 7月20日(金)
【筆記試験】2018年9月11日(火) ~ 9月14日(金)
試験日②受験受付:2019年1月1日(火) ~ 1月21日(月)
【筆記試験】2019年3月13日(水) ~ 3月15日(金)

受験者と合格率の推移

【第三級総合無線通信士試験】
実施年受験者数合格率
2016年279人4.3%
2015年302人3%
2014年306人6.9%
2013年338人3.6%
2012年308人4.9%

試験対策

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試験概要

試験地

札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、熊本市、那覇市 (第三級は加えて)いわき市、枕崎市

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

受験料

第一級総合無線通信士: 18,862円
第二級総合無線通信士: 16,762円
第三級総合無線通信士: 13,162円

申込者数
合格率

■第一級

受験者数合格者数合格率
2016年293196.5%
2015年277134.7%
2014年252239.1%
2013年2312410.4%
2012年245145.7%

■第二級

受験者数合格者数合格率
2016年14042.9%
2015年15695.8%
2014年17821.1%
2013年18894.8%
2012年220135.9%
試験内容

■第一級総合無線通信士、第二級総合無線通信士

  • 1日目:(多肢選択式)
    1. 無線工学の基礎: 25問(2時間30分)
    2. 無線工学B: 25問(2時間30分)
  • 2日目:(多肢選択式)
    1. 無線工学A: 25問(2時間30分)
    2. 法規: 25問(2時間30分)
  • 3日目:(多肢選択式)
    1. 英語: 会話7問(30分)、筆記5問(1時間30分)
    2. 地理: 4問(1時間)
  • 期間内の指定された日時:(モールス電信および電話)
    1. 電気通信術

■第三級総合無線通信士

  • 1日目:(多肢選択式)
    1. 無線工学の基礎: 25問(2時間30分)
    2. 英語: 筆記5問(1時間30分)
  • 2日目:(多肢選択式)
    1. 無線工学: 25問(2時間30分)
    2. 法規: 20問(1時間30分)
  • 期間内の指定された日時:(モールス電信および電話)
    1. 電気通信術
合格基準

■第一級総合無線通信士、第ニ級総合無線通信士

  • 工学の基礎: 125点満中、75点以上
  • 工学A: 125点満点中、75点以上
  • 工学B: 125点満点中、75点以上
  • 法規: 125点満点中、75点以上
  • 地理: 200点満点中、120点以上
  • 英語: 105点満点中、60点以上(英会話が15点未満は不合格)
  • 電気通信術
    • モールス電信(送信): 各100点満点中、合計210点以上。ただし1種目30点未満があると不合格)
      1. 和文
      2. 欧文暗語
      3. 欧文普通語
    • モールス電信(受信): 各100点満点中、合計210点以上。ただし1種目30点未満があると不合格)
      1. 和文
      2. 欧文暗語
      3. 欧文普通語
    • 電話(送話): 100点満点中、80点以上
    • 電話(受話): 100点満点中、80点以上
    • 【第一級のみ】直接印刷電信: 5分間で普通文250文字のうち200字以上を送信したものを合格とします。

■第三級総合無線通信士

  • 工学の基礎: 125点満中、75点以上
  • 工学: 125点満点中、75点以上
  • 法規: 100点満点中、60点以上
  • 英語: 70点満点中、40点以上
  • 電気通信術
    • モールス電信(送信): 各100点満点中、合計190点以上。ただし1種目30点未満があると不合格)
      1. 和文
      2. 欧文暗語
      3. 欧文普通語
    • モールス電信(受信): 各100点満点中、合計210点以上。ただし1種目30点未満があると不合格)
      1. 和文
      2. 欧文暗語
      3. 欧文普通語
免除科目
  1. 「科目合格者」に対する免除: 合格点を得ている試験科目(電気通信術を除く)がある場合、当該試験科目の試験の行われた月の翌月の初めから起算して3年以内は、当該合格点を得た試験科目の試験が免除されます。(なお当該資格に限りますので、たとえ下位資格であっても他の資格のものは免除されません)
  2. 「電気通信術」の科目合格者に対する免除について
  3. 認定学校等の卒業者に対する試験の一部免除
  4. 一定の無線従事者の資格を有する者に対する試験の一部免除
  5. 一定の無線従事者の資格と業務経歴を有する者に対する試験の一部免除
  6. 電気通信事業法による資格を有する者に対する試験の一部免除
主催団体

公益財団法人 日本無線協会
〒104-0053 東京都中央区晴海3-3-3
TEL 03-3533-6022

http://www.nichimu.or.jp/kshiken/index.html

試験対策

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合格者からのアドバイス

2011年合格:40代 男性

私は総合無線通信士試験に合格して資格を取得することが出来たのですが、この試験は国家試験と言うこともあって問題はかなり難しいです。
また私は第1級の試験を受けたのですが試験科目も多くその範囲も広いので勉強するのがとても大変だったのですが、1年間一生懸命勉強して合格することが出来ました。
1年で合格することが出来た要因の一つにモチベーションを維持し続けることが出来た点を挙げることが出来ますが、長い期間集中して勉強し続けるのはとても大変なことなのでしっかりとした目標を持てたことが勝因だと考えています。
この試験に合格して何がしたいのか目標を持って取り組まないと途中で挫折してしまうこともあるので、その点をよく考えて勉強することを心掛けました。
私はそれが上手く行って1年間集中して勉強することが出来たので合格することが出来たのですが、もちろん勉強方法についてもよく考えました。
中には資格の学校に通って勉強をしている人もいましたが、このような学校は受講料が高いのと通学する時間を確保できなかったので私は独学で勉強することにしました。
今では総合無線通信士用の参考書が沢山販売されていますし過去問も売っているので、そういったものを使って1年間勉強しました。
ただ私は暗記力がない方なので覚えるのが苦手でその点は苦労したのですが、参考書をただ眺めていると言ったことをしなかったことが良かったと思っています。
私は参考書を手に入れてから直ぐに分からない単語をチェックしてそれをノートに書き写して、それによってどんどん単語を覚えることにしました。
初めは慣れない作業のために手が痛くなってしまいなかなか進まずに苦労したのですが、1ヶ月過ぎた頃にはそのようなこともなくなりスムーズに暗記することが出来るようになりました。
ただ単語を覚えるだけで試験に合格出来るほど甘くはないと考えていたので、ある程度難しい単語を覚えたら今度は分からない箇所を徹底的にノートに書くことにしました。
その時にはノートに書くと言う作業は苦ではなくなっていたので、私はどんどん分からない箇所をノートに書き写して頭の中に入れることに成功しました。
それにより急速に力を付けることに成功したのですが、それを2ヶ月ほど行った後に今度は試験科目ごとに自分なりに要点を考えてそれをノートでまとめる作業を始めました。
この作業は少し時間がかかり3ヶ月ほど要したのですが、それによってある程度の論点を把握することが出来ました。
私はこういった勉強法によってある程度知識を身に付けた後に過去問を解いてみたのですが、予想以上に間違えたところが多かったのでかなり焦りました。
ただ過去問を解くと言うのは理解出来ていない箇所を見つけると言う要素もあるので、その点ではかなり役に立ちました。
自分は今どの箇所を理解していないのかを確認することが出来たので、過去問を解いたことで弱点を克服することが出来ました。
その後試験2ヶ月前から問題集を解き始めて実践力を養うことにしたのですが、それによってどのような問題にも対応できる力を身に付けることが出来るようになりました。
ただそれでもまだまだ理解出来ていない箇所がけっこうあったので、参考書を使って最後の確認をしたり要点をまとめたノートを見たりして最終チェックをしました。
このようにして準備万端整えて試験に臨んで何とか合格することが出来たのですが、その大きな要因は何と言っても分からない箇所や要点をノートに書いたことにあります。
それによって試験問題を解く上で必要な知識を身に付けることが出来たのですがこの方法はとても効果があるので、勉強法について悩んでいる人は兎に角分からないところをノートに書いて覚えることをお勧めします。

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