国家資格

業務独占資格

社会保険労務士

社会保険労務士の主な業務は、 労働社会保険諸法令に基づく申請書等および帳簿書類の作成、申請書等の提出代行、申請等についての事務代理です。

また、「都道府県労働局」及び「都道府県労働委員会」における個別労働関係紛争のあっせん手続の代理を行ったり、男女雇用機会均等法、パート労働法および育児・介護休業法の調停の手続の代理なども行います。

個別労働関係紛争については、厚生労働大臣が指定する団体が行う裁判外紛争解決手続における当事者の代理を行ったり、労務管理その他の労働および社会保険に関する事項についての相談や指導も行います。

試験日

試験日①受験受付:2018年4月16日(月) ~ 5月31日(木)
【筆記試験(択一式・選択式)】2018年8月26日(日)

受験者と合格率の推移

【社会保険労務士試験】
実施年受験者数合格率
2017年38,685人6.8%
2016年39,972人4.4%
2015年40,712人2.6%
2014年44,546人9.3%
2013年49,292人5.4%

試験対策

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試験概要

試験地

北海道、岩手、宮城、山形、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、福岡、熊本、沖縄

受験資格

次のいずれかに該当し、資格を有する証明書を提出できる場合。

■学歴

  1. 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学、短期大学若しくは高等専門学校(5年制)を卒業した者(専攻の学部学科は問わない)
  2. 上記の大学(短期大学を除く)において、学土の学位を得るのに必要な一般教養科目の学習を終わった者。または、上記の大学(短期大学を除く)において、62単位以上を修得した者。(卒業認定単位以外の単位を除く)
  3. 旧高等学校令(大正7年勅令第389号)による高等学校高等科、旧大学令(大正7 年勅令第388号)による大学予科、又は旧専門学校令(明治36年勅令第61号)による専門学校を卒業、又は修了した者。
  4. 前記1. 又は3. に掲げる学校等以外で、厚生労働大臣が認めた学校を卒業し、又は所定の課程を修了した者。
  5. 修業年限が2年以上で、かつ、課程の修了に必要な総授業時間数が、1,700 時間以上の専修学校の専門課程を修了した者

■実務経験

  1. 労働社会保険諸法令の規定に基づいて設立された法人の役員(非常勤の者を除く)、又は従業者として同法令の実施事務に従事した期間が通算して3年以上になる者。
  2. 国又は地方公共団体の公務員として行政事務に従事した期間、及び特定独立行政法人、特定地方独立行政法人又は日本郵政公社の役員、又は職員として行政事務に相当する事務に従事した期間が、通算して3年以上になる者。(注)日本郵政公社の役員、又は職員として従事した期間と民営化後(平成19年10月 1日以降)の従事期間の通算はできません。
    全国健康保険協会、日本年金機構の役員(非常勤の者を除く)、 又は従業者として社会保険諸法令の実施事務に従事した期間が通算して3年以上になる者。(社会保険庁の職員として行政事務に従事した期聞を含む)
  3. 社会保険労務士、若しくは社会保険労務士法人、又は弁護士若しくは弁護士法人の業務補助の事務に従事した期間が通算して3年以上になる者。
  4. 労働組合の役員として労働組合の業務に専ら従事(いわゆる「専従」という)した期間が通算して3年以上になる者、又は会社その他の法人(法人でない社団又は財団を含み、労働組合を除く、以下「法人等」という)の役員として労務を担当した期間が、通算して3年以上になる者
  5. 労働組合の職員、又は法人等、若しくは事業を営む個人の従業者として労働社会保険諸法令に関する事務(ただし、このうち特別な判断を要しない単純な事務は除く)に従事した期間が、通算して3年以上になる者。

■厚生労働大臣が認めた国家試験合格

  1. 社会保険労務士試験以外の国家試験のうち、厚生労働大臣が認めた国家試験に合格した者。
  2. 司法試験予備試験、旧法の規程による司法試験の第一次試験、旧司法試験の第一次試験、又は高等試験予備試験に合格した者。
  3. 行政書士となる資格を有する者
受験料

9,000円

試験内容

(1) 労働基準法及び労働安全衛生法
(2) 労働者災害補償保険法 (労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)
(3) 雇用保険法 (労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)
(4) 労務管理その他の労働に関する一般常識
(5) 社会保険に関する一般常識
(6) 健康保険法
(7) 厚生年金保険法
(8) 国民年金法

合格基準

合格基準点は、「選択式試験」及び「択一式試験」のそれぞれの総得点と、それぞれの科目ごとに定めます。各成績のいずれかが合格基準点に達しない場合は、不合格となります。合格基準点は、合格発表日に公表されます。

■2015年(平成27年度)の合格基準
次の2つの条件を満たした者を合格とする。

(1) 選択式試験は、総得点21点以上かつ各科目3点以上(ただし、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識、健康保険法及び厚生年金保険法は2点以上)である者。

(2) 択一式試験は、総得点45点以上かつ各科目4点以上である者。

免除科目

試験科目の一部免除資格者一覧」の条件に該当する場合は、その試験科目が免除されます。

■社会保険労務士試験試験科目免除指定講習
社会保険労務士試験の一部科目を免除するための講習です。この講習を受講し、修了試験において良好な成績を修めた科目については、免除の申請をすることにより社会保険労務士試験が免除されることとなります。

1. 受講資格者
労働社会保険法令事務の従事期間が通算して15年以上、又は近い将来その期間に該当するもの、ある次の(1)又は(2)に該当する者。

(1) 社会保険労務士事務所、又は社会保険労務士法人事務所の補助者。
(2) 健康保険組合・厚生年金基金・労働保険事務組合等の指定団体の役員、又は従業者。

※1 上記(1)と(2)の従事期間を通算することはできません。
※2 一般企業等における従事期間は、受講資格の要件とはなりません。

2. 講習内容及び講習科目
講習は、通信指導と面接指導の組み合わせにより行います。希望科目を選択して受講できます。

・講習の修了により免除される試験科目

「労働者災害補償保険法」「雇用保険法」「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」のうち、選択により2科目まで免除申請可能。

「厚生年金保険法」「国民年金法」のうち、選択により1科目まで免除申請可能。

「労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識」の免除申請可能。

●通信指導: 通信教育方式により、添削指導を6月間行います。
●面接指導: 講義方式により、1科目につき3日間行います。
●修了試験: 講習科目ごとに、面接指導の最終日に40分(一般常識は50分)

3. 修了認定
受講科目ごとに面接指導終了後、国家試験に準じて修了試験を実施し、良好な成績を修めた者に対し修了証を交付します。

4. 受講料
1科目につき45,000円

5. 申し込み先・お問い合わせ先
〒103-8346 東京都中央区日本橋本石町3-2-12 社会保険労務士会館6階
全国社会保険労務士会連合会 業務部研修課
TEL:03-6225-4872
受付時間:9:30~17:30(土日祝日、年末年始は除く)

主催団体

全国社会保険労務士会連合会 試験センター
〒103-8347 東京都中央区日本橋本石町3-2-12 社会保険労務士会館5階
TEL 03-6225-4880
受付時間:9:30~17:30 (平日)

http://www.sharosi-siken.or.jp/

試験対策

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合格者からのアドバイス

2017年合格:30代 男性

私は社会保険労務士試験に挑戦し、合格しています。社会保険労務士の資格を取得したことで、仕事の幅が広がっただけでなく社会保険や年金に関する知識を得ることができました。合格までの道のりは簡単ではありませんでしたが、合格できたという結果が試験勉強の方法が正しかったということの証明でもあると確信しています。
まず、試験勉強を始める前に受験資格があるかどうかを確認しなければなりません。社会保険労務士は誰でも受験できる試験ではなく、受験資格を満たさなければ受験することが出来ないのです。受験資格には人事労務管理の職務経験をはじめとする様々な条件がありますが、もっとも該当する人が多いのは大学や高等専門学校、専修学校などを卒業しているという条件です。これらの学校を卒業していない場合は、実務経験や他の国家試験に合格している必要があるため、あらかじめ確認しておきましょう。
受験資格を満たしていることが分かったら、試験勉強を始めることが出来ます。社会保険労務士の試験勉強は大きく分けて専門学校に通う方法と通信教育を受ける方法、そして独学という三つの方法があります。それぞれの勉強方法にメリットとでメリットがありますが、自分が勉強に割ける時間や勉強を勧めるペースなどを考え、最適な方法を選びましょう。私は金銭的な理由と勉強に充てられる時間が限られているという理由から、独学で勉強しました。一般的には専門学校や通信教育の方が合格率が高いですが、社会保険労務士に対する強い意志があれば独学でも合格することは可能です。
独学の場合、勉強に充てられる時間にもよりますが会社勤めをしている社会人であれば試験日の1年ほど前から試験勉強を始める必要があります。社会保険労務士試験の出題範囲は非常に広く、さらに暗記が重要な要素になるため十分な時間を掛ける必要があるのです。私が試験勉強に使った教材は、基本書と過去問、そして予想問題集です。
まず、最初の1ヶ月を利用して基本書を読み込みました。基本書は1000ページを超えるボリュームがあり、受験者の中には時間短縮のために基本書の全てを読まずに部分的に読むという人もいます。しかし、社会保険労務士試験の試験範囲を把握するためには全てのページをじっくりと読む必要があるのです。また、基本書の読み込みは試験だけではなく合格後の実務にも役立ちます。基本書を読み終えたら、過去問を始めました。様々な出版社から過去問集が発売されていますが、どの過去問集も科目ごとに分かれているため基本書で開設されている順番に解いていきます。まず基本書でその科目のページを読み直し、それから過去問を解きます。この方法であれば、基本書で読んだ知識を過去問で試すことができ、記憶が定着するのです。全ての科目で正解率が100パーセントに近づくまで過去問を解くことを続けます。
基本書と過去問をマスターしたら、予想問題集を始めます。予想問題集は過去問集とは別の出版社のものを選びました。予想問題集で出題されている問題が本試験でも出題される保証はありませんが、全く新しい問題で自分の知識を試すことは重要なことなのです。
そして、社会保険労務士試験で最も難関なのが選択式問題です。択一式で高得点を取っていても、選択式で合格基準を満たしていなければ合格できません。選択式の問題は広大な試験範囲の中から一つの条文や白書の記述を穴埋めする問題が出題されるため、対策することが非常に難しいのです。この選択式を解くことが合格するための最重要ポイントとなります。少しでも正解するためには、基本書の読み込みをさらに深めることが大切です。最後は基本書に戻ることが、社会保険労務士試験に合格するための秘訣なのです。

2010年合格:30代 男性

社労士資格試験対策&合格に第1に求められる勉強法は「スピード」です。学習の期間は長くて6か月と考えた方が無難です。この分野の条文&行政解釈&判例については頻繁に変更があるからです。加えて、選択式という受験者の瞬間暗記力をそのまま問う問題が出題されます。学習時間は1日平均6時間確保したいところです。以下は、法学部に在籍していた人間の体験です。尚、通信教育によって資格を取得できました。以下の全ての科目について、学習と過去問の繰り返しを「必ず」行って下さい。知識の確認にもなります。また、自身の知識をはき出す練習にもなります。
労基法、労災法について:学部で労働法の単位を取得できていればイメージがわきやすく、勉強が捗ります。条文、判例の正確な記憶が必須です。但し、記憶しておくべき数字は多くないので難しい科目ではありません。法改正には気をつけて下さい。
雇用保険法について:労働系科目としては近年の法改正が激しい分野です。やや数字も多いです。「目で見る社会保障法教材」を手元に置いて、具体的なイメージをある程度見ておくと以降の理解が捗ります。尚、上記書籍は、社会保険科目全般についても有用です。勉強に疲れた時に眺めておくと、休憩しながら勉強できます。受給要件&期間がやや難しいです。労災法との差異に気をつけて下さい。対策としては教材を音読する、という手段もあります。考古学者が古代の言語を習得する際にも使われる定番の学習法です。
労働保険料徴収法について:行政法の概要の知識があると学習効率が見違えて上がります。定評のある行政法入門書を同時並行的に閲読するのがベターです。数字自体は多くないので、枠組みの概要が分かれば困難な科目ではありません。不慣れな場合には図表化してみると学習効率が上がります。
健康保険法について:社会保険科目なので、一気に細かい数字が増えてきます。行政解釈の変遷が激しい科目でもあります。が、ここで挫折すると、残りの年金系科目は制圧出来ません。教材等に付属している標準報酬月額を部屋の見える箇所の複数に貼っておきましょう。音読も併用しましょう。
国民年金法について:更に細かい数字が多いです。が、それ以上に困難な点は年代毎の保険料や経過措置、受給要件等について正確な知識を問われることです。音読推奨です。上記社会保障教材も併用が良いでしょう。例によって経過措置、受給要件については図表を作成して、部屋の見える箇所に貼り付けておきましょう。
厚生年金保険法について:極めて困難な科目です。覚えるべき数字は多く、制度は複雑で、経過措置等例外的取り扱いも多く、行政解釈も多く、それのの変遷も多い、国民年金法との異同も多い、学習者をズタボロにする科目です。社労士試験勉強のリソースの半分をこの科目に費やすことに自分の体験ではなりました。この科目は学習者の覚悟を必殺で問う科目だと考えて下さい。この科目はとても難しいです。もしダメだと考えた場合には、この科目については通学を併用することもありです。学習効率としてはベターかも知れません。音読、図表化、自身のイメージの構築他、全ての持てる知性を動員して下さい。勿論、正確な知識を本試験では特に問うてきます。
一般常識(労働/社会保険)について:この点については得意/不得意の差が出ます。投資を囓ったことのある場合や、企業の管理部門に在籍している/いた場合ならば比較的得意としやすいです。イメージを構築しやすいからです。各種白書記載事項については、ある程度出題される箇所を手倶胝可能です。過去問が、最良の傾向を測る手段です。白書には深入りしないで下さい。それ以外の関連法規については概略を把握することは難しくありません。
スピードが命です。短期決戦が最適解です。

2012年合格:40代 女性

私は3年前に社会保険労務士試験に合格したのですが、この試験はとても難しく合格率も低いので途中で諦めてしまう人も沢山います。
しかし社会保険労務士になるにはこの試験に合格しなければならないので、私は苦しくても何とか合格するために一生懸命勉強しました。
私の周りの人の多くは資格の学校に通って勉強していましたが、私はそういったところには通わずに市販のテキストを使って学習しました。
よく社会保険労務士ほどの難しい国家試験に合格するには学校に通って勉強する必要があると言われますが、私のように市販のテキストを使って勉強しても十分に合格することが出来ます。
ですからお金がないと言ったことや毎日忙しい等の理由で学校に通えなくても、市販のテキストを使って毎日少しずつ勉強すれば合格できる試験なのです。
ただ学校に通わずに市販のテキストを使って一人で黙々と勉強するのはとても大変で辛い時もありますが、その場合には将来社会保険労務士として活躍している自分の姿を想像して勉強をするのが良いです。
試験勉強と言うのは気持ちの問題が大きく左右するので、如何に集中力が散漫にならずに勉強することが出来るかが大きなポイントになります。
私も勉強中に色々な誘惑に負けそうになりましたが、集中力を切らさないようにするためにも友達の誘いを一切断って勉強をし続けました。
兎に角毎日少しでも良いから勉強をし続けることが大切なので、これから社会保険労務士試験を受けようと思っている人はその点を頭に入れて勉強をすることが大切です。
この社会保険労務士試験の難しさは試験科目が多いこともあるのですが、それぞれの科目が基準点を満たしていないとそれだけで不合格となってしまいます。
つまりある科目が物凄く得意で殆ど満点を取ったとしても、ある科目は苦手で殆ど点数を取れない場合には全体の得点が合格点に達していても不合格となってしまうのです。
ですから苦手科目を作らないことが絶対条件なので、特になかなか理解出来ずに点数が取れないで困っている科目については集中的に勉強することが大切です。
社会保険労務士試験は労働基準法から労働者災害補償保険、雇用保険から国民年金保険や厚生年金保険の問題等かなり広範囲に渡って出題されます。
それを考えるとかなり難しい試験ではあるのですが、殆どの科目は暗記すれば何とか合格点を取ることが出来るのでノートに書いて覚えたりすると言う方法はとても効果的です。
私も出来るだけノートに取るようにしたのですが、特に労働基準法や労働者災害補償保険、雇用保険等のような科目についてはそれによって大きな成果を上げることが出来ました。
ただ国民年金保険や厚生年金保険の問題はかなり厄介で、納める年金の額や給付額等については毎年変わる上に計算方法も複雑なので暗記だけでは解けないです。
しかしこういった年金の問題にしても暗記すべき数字があるので、そのキーワードとなる数字はしっかりとマスターしておく必要があります。
社会保険労務士試験は午前は五肢択一式で70問出題されて午後は選択式となっていますが、70問解いた後に選択式の問題を解くのは途中で休憩があると言ってもけっこうきついです。
私も集中力が途切れそうになってしまったのですが、日頃から訓練をしていたおかげで何とか最後まで問題を解くことが出来ました。
試験が近くなったら出来るだけ多くの過去問を解くことが重要になってきますが、ただ闇雲に問題を解くのはとても勿体無いです。
折角過去問を解くのであれば実際の試験に即して午前中は五肢択一式の問題をやって、午後は選択式の問題をやるように色々と工夫をすることが大切です。
このようにして過去問を解くことによって合格への道は近づくので、その辺りを十分に考えながら勉強をした方が良いです。

「社会保険労務士」資格取得者の方へ あなたの経験を同じ目標に向かっている仲間に伝えてみませんか?

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【社会保険労務士試験】

受付期間

4月中旬~5月下旬

試験日

8月下旬

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