国家資格

業務独占・必置資格

航空工場検査員

航空工場検査員とは、航空機の製造・修理または航空機用機器の製造を行う場合に、製造・修理がされたこと等について確認または証明を行うための資格です。

資格区分は次の13に分かれています。

  1. 航空機
  2. 航空機用原動機
  3. 航空機用プロペラ
  4. 回転翼
  5. 降着装置
  6. 発電機
  7. 空気調和装置用機器
  8. 飛行指示制御装置
  9. 統合表示装置
  10. 航法用電子計算機
  11. レーザージャイロ装置
  12. 回転翼航空機用トランスミッション
  13. ガスタービン発動機制御装置

試験日

試験日①受験受付:2018年6月25日(月) ~ 7月6日(金)
【筆記試験】2018年10月25日(木)

受験者と合格率の推移

【航空工場検査員国家試験(全区分合計)】
実施年受験者数合格率
2017年454人36.8%
2016年453人30.5%
2015年461人31.9%
2014年345人41.7%
2013年355人26.8%

試験概要

試験地

東京都

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

受験料

8,000円(収入印紙)

申込者数
合格率

■平成29年(2017年)航空工場検査員国家試験

資格区分受験者数合格者数合格率
航空機1656841.2%
航空機用原動機1373223.42%
航空機用プロペラ141178.6%
回転翼371129.7%
飛行指示制御装置371129.7%
統合表示装置31619.4%
回転翼航空機用トランスミッション17741.2%
ガスタービン発動機制御装置161168.8%
合計45416736.8%

■平成28年(2016年)航空工場検査員国家試験

資格区分受験者数合格者数合格率
航空機1462819.2%
航空機用原動機1182521.2%
航空機用プロペラ12866.7%
回転翼261453.8%
降着装置141071.4%
発電機9222.2%
空気調和装置用機器14535.7%
飛行指示制御装置20945.0%
統合表示装置15320.0%
航法用電子計算機311238.7%
レーザージャイロ装置8225.0%
回転翼航空機用トランスミッション261765.4%
ガスタービン発動機制御装置14321.4%
合計45313830.5%
試験内容

※平成30年(2018年)の実施区分は以下の8種類です。

  1. 航空機
  2. 航空機用原動機
  3. 航空機用プロペラ
  4. 回転翼
  5. 飛行指示制御装置
  6. 統合表示装置
  7. 回転翼航空機用トランスミッション
  8. ガスタービン発動機制御装置
  1. 航空機
    • 航空機製造事業法(以下「法」という)及びその附属法令
    • 航空機の強度、構造及び性能に関する理論
    • 航空機の材料に関する事項
    • 航空機の製造及び修理の方法に関する事項
    • 航空機用原動機の強度、構造及び性能に関する理論
    • 航空機用プロペラの強度、構造及び性能に関する理論
    • 回転翼の強度、構造及び性能に関する理論
  2. 航空機用原動機
    • 法及びその附属法令
    • 航空機用原動機の強度、構造及び性能に関する理論
    • 航空機用原動機の材料に関する事項
    • 航空機用原動機の製造及び修理の方法に関する事項
  3. 航空機用プロペラ
    • 法及びその附属法令
    • 航空機用原動機の強度、構造及び性能に関する理論
    • 航空機用プロペラの強度、構造及び性能に関する理論
    • 航空機用プロペラの材料に関する事項
    • 航空機用プロペラの製造及び修理の方法に関する事項
  4. 回転翼
    • 法及びその附属法令
    • 航空機用原動機の強度、構造及び性能に関する理論
    • 回転翼の強度、構造及び性能に関する理論
    • 回転翼の材料に関する事項
    • 回転翼の製造及び修理の方法に関する事項
  5. 降着装置
    • 法及びその附属法令
    • 降着装置の強度、構造及び性能に関する理論
    • 降着装置の材料に関する事項
    • 降着装置の製造及び修理の方法に関する事項
  6. 発電機
    • 法及びその附属法令
    • 発電機の強度、構造及び性能に関する理論
    • 発電機の材料に関する事項
    • 発電機の製造及び修理の方法に関する事項
  7. 空気調和装置用機器
    • 法及びその附属法令
    • 空気調和装置用機器の強度、構造及び性能に関する理論
    • 空気調和装置用機器の材料に関する事項
    • 空気調和装置用機器の製造及び修理の方法に関する事項
  8. 飛行指示制御装置
    • 法及びその附属法令
    • 飛行指示制御装置の強度、構造及び性能に関する理論
    • 飛行指示制御装置の材料に関する事項
    • 飛行指示制御装置の製造及び修理の方法に関する事項
  9. 統合表示装置
    • 法及びその附属法令
    • 統合表示装置の強度、構造及び性能に関する理論
    • 統合表示装置の材料に関する事項
    • 統合表示装置の製造及び修理の方法に関する事項
  10. 航法用電子計算機
    • 法及びその附属法令
    • 航法用電子計算機の強度、構造及び性能に関する理論
    • 航法用電子計算機の材料に関する事項
    • 航法用電子計算機の製造及び修理の方法に関する事項
  11. レーザージャイロ装置
    • 法及びその附属法令
    • レーザージャイロ装置の強度、構造及び性能に関する理論
    • レーザージャイロ装置の材料に関する事項
    • レーザージャイロ装置の製造及び修理の方法に関する事項
  12. 回転翼航空機用トランスミッション
    • 法及びその附属法令
    • 回転翼航空機用トランスミッションの強度、構造及び性能に関する理論
    • 回転翼航空機用トランスミッションの材料に関する事項
    • 回転翼航空機用トランスミッションの製造及び修理の方法に関する事項
  13. ガスタービン発動機制御装置
  14. 法及びその附属法令
  15. ガスタービン発動機制御装置の強度、構造及び性能に関する理論
  16. ガスタービン発動機制御装置の材料に関する事項
  17. ガスタービン発動機制御装置の製造及び修理の方法に関する事項
合格基準

「法及びその附属法令」および「製造及び修理の方法に関する事項」の科目については概ね7割、その他の科目については概ね6割の得点で科目合格となります。かつ試験の種類ごとに定められた試験科目の全てに合格することが必要です。

免除科目
  1. 科目合格者は、その試験の後に行われる連続3回の試験においてその合格した試験科目について免除されます。
  2. 「航空工場検査員国家試験」の合格者は、別の試験区分を受験する場合、合格した試験科目について免除されます。
  3. 大学(短期大学を含む)、高等専門学校および専門学校または経済産業大臣が指定した学校において、航空科学・応用物理学・計測工学・精密工学・機械工学の学科を卒業した者は一部試験科目について免除されます。
主催団体

経済産業省 製造産業局 航空機武器宇宙産業課 試験担当
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
TEL 03-3501-1692(直通)

http://www.meti.go.jp/information/license/data/c180615aj.html

合格者からのアドバイス

2010年合格:40代 男性

私は航空工場検査員試験を受験して合格することが出来たのですが、この試験はとても難しい上に試験科目も多いので勉強するのが大変でした。
ただ私は将来のことを考えてどうしてもこの資格が必要だと思ったので、何が何でも合格するために一生懸命勉強しました。
航空工場検査員試験のような難しい試験に合格するには勉強時間を積み上げることも重要ではありますが、モチベーションを上げることがとても大切になってきます。
そのためにはこの試験に合格して資格を取得したら何をしたいのかを描くことが重要で、その目標に向かって頑張ろうと思う気になることが大切です。
最後は合格したいと言う気持ちが強い人が試験に受かると誰かが言ったのを思い出しましたが、私は航空工場検査員試験に受かるための勉強をしてその意味がよく分かりました。
きちんとした目標を持つことが出来なければモチベーションが下がり集中力を持続することが難しくなるので、そのようなことを防ぐためにも確固たる意志を持って試験に臨む必要があります。
その点を踏まえてどのように勉強をしたら合格することが出来るかを考えたのですが、私はまず過去問を解いてみてどのような問題が出題されるか探ってみることにしました。
全く勉強せずに過去問を解いても出来ない問題が多いので不安になってしまう場合がありますが、大切なことはどれだけ問題が解けたかではなく出題者の意図していることを知ることにあります。
なぜ出題者がそのような問題を出してくるかを考えなければ効率よく勉強することは出来ないと思ったので、まず過去問を解いてから試験勉強を始めることにしました。
そして過去問を解いた結果色々なことが分かり大いに参考になったのですが、そういったことは感覚の問題で言葉に出すのは難しいものがあります。
ただ一つ言えることは航空工場検査員試験を受けようと考えている人でその勉強法が分からないのであれば、まずは過去問を解いてみることです。
私は過去問を解いた後に参考書を5冊ほど買って独学で勉強したのですが、資格の学校に通ったり通信教育を受講したり等はしませんでした。
それは一つには学校に通ったり通信講座を受けるだけの金銭的な余裕がなかったと言うこともあったのですが、独学で勉強しても絶対に受かる自信があったからです。
私は市販で販売している参考書を5冊ほど買ってそれを徹底的に利用したのですが、ただ読んでるだけではとても試験に合格出来ないと思い分からない箇所があったら線を引いたりして覚えることにしました。
しかしそれだけではなかなか覚えきれないと思い、試験勉強を開始して半月後には分からない箇所があったら直ぐにその部分を直ぐにノートに書き写すことにしました。
そうすることによって分からない箇所をマスターしようと考えたのですが、それを続けて行った結果お手製の参考書が出来上がるまでになりました。
参考書を見て書き写したノートの数は10冊を超えて、最後にはそのノートを見た方が頭に入るまでになりました。
私は最初は分からない箇所だけをノートに書き写すことにしたのですが、その後重要だと感じた箇所もノートに書いてまとめるようになりました。
この勉強法はとても良かったので自信を持ってお勧めすることが出来ますが、ただ初めのうちはノートに書くのはとても大変でした。
書き方も自分で工夫をしなければなりませんし慣れてないと手も痛くなるので、初めは色々なことで本当に苦労しました。
しかし要点をノートで書き写したことによって難解な箇所も理解出来るようになり、そのおかげで試験問題にも対応できるようになりました。
ですからこれから航空工場検査医院試験を受験しようと考えている人の中でその勉強法について分からずに困っている人がいたら、このやり方で試験勉強することをお勧めします。

「航空工場検査員」資格取得者の方へ あなたの経験を同じ目標に向かっている仲間に伝えてみませんか?

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難易度:

B

難易度の目安»

【航空工場検査員国家試験(全区分合計)】

受付期間

6月下旬~7月上旬

試験日

10月下旬

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