国家資格

業務独占資格

自家用操縦士

自家用操縦士とは、報酬を受けないで、無償の運航を行う自家用の軽飛行機やビジネスジェットなどを操縦するのに必要な資格です。

航空業務を行おうとする者は、国土交通大臣の航空従事者技能証明(ライセンス)を受けなければなりません。この技能証明を受けた者を「航空従事者」と呼び、そのうちパイロット(操縦士)には、次の3種類の資格があります。操縦士になろうとする場合、通常「自家用操縦士」の資格から順次上位の資格を取得し「事業用操縦士」「定期運送用操縦士」の資格を取得していくことになります。

操縦士の資格は、飛行機、ヘリコプター(回転翼航空機)、滑空機(グライダー)、飛行船の種類によって分けられており、 また操縦士として行うことができる業務の範囲も、資格によって異なっています。滑空機はさらにエンジンプロペラなどを搭載した「動力滑空機」、ウィンチと飛行機曳航により発航する「上級滑空機」の資格に区分されます。

試験日

試験日①受験受付:2018年6月13日(水) ~ 6月20日(水)
【自家用操縦士】2018年7月21日(土)
試験日②受験受付:2018年10月15日(月) ~ 10月22日(月)
【自家用操縦士】2018年11月17日(土)
試験日③受験受付:2019年2月8日(金) ~ 2月18日(月)
【自家用操縦士】2019年3月16日(土)

試験対策

人気の過去問題集

試験概要

試験地

(7月、3月)千歳市、岩沼市、東京都、名古屋市、大阪市、福岡市、宮崎市、那覇市

(11月)東京都、大阪市

受験資格

■飛行機
17歳以上、飛行時間40時間以上の経験を持ち以下の要件を満たす者。

  1. 10時間以上の単独飛行
  2. 出発地点から270km以上の飛行で、中間において2回以上の生地着陸をするものを含む5時間以上の単独操縦による野外飛行
  3. 夜間における離陸、着陸および航法の実施を含む20時間以上の同乗教育飛行

■回転翼航空機
17歳以上、飛行時間40時間以上の経験を持ち以下の要件を満たす者。

  1. 10時間以上の単独飛行
  2. 出発地点から180km以上の飛行で、中間において2回以上の生地着陸をするものを含む5時間以上の単独操縦による野外飛行
  3. 夜間における離陸、着陸および航法の実施を含む20時間以上の同乗教育飛行
  4. オートロテイションによる着陸

■飛行船
17歳以上、飛行時間50時間以上の経験を持ち以下の要件を満たす者。

  1. 10回以上の離着陸を含む5時間以上の単独飛行

■上級滑空機
16歳以上で以下の要件を満たす者。

  1. えい航による30回以上の滑空
  2. 単独操縦による3時間以上の滑空

■動力滑空機
16歳以上で以下の要件を満たす者。

  1. 出発地点から120km以上の野外飛行で、中間で1回以上の生地着陸などを含む飛行の経験
受験料

(共通)
学科試験: 5,600円

(飛行機、回転翼航空機、飛行船)
実地試験: 46,400円

(上級滑空機)
実地試験: 22,800円

(動力滑空機)
実地試験: 40,100円

試験内容

学科試験に合格しなければ実地試験は受けられません。実地試験は、学科試験合格者に対して2年以内に受験者の受験希望日等を考慮して試験が実施されます。受験者は、実地試験に使用する航空機、その他の機材等を準備し、資格取得に必要な年齢および飛行経歴等を満たしたうえで、受験希望月の前月15日までに実地試験を管轄する受付機関に申請書を提出します。

(飛行機、回転翼航空機、飛行船)
■学科
四肢択一式

  1. 航空通信: 20問 40分
  2. 航空気象: 20問 40分
  3. 航空工学(飛行船除く): 20問 40分
  4. 航空法規: 20問 40分
  5. 空中航法: 20問 40分

■実地
航空局の試験官が航空機に受験者と同乗して実際に飛行し、受験者の技量を見て試験を行います。

  1. 運航知識、飛行前作業、離着陸、異常時および緊急時の操作、航空交通管制機関等との連絡、総合能力等
  2. 外部視認飛行
  3. 野外飛行

(滑空機)
■学科
四肢択一式

  1. 航空通信: 20問 40分
  2. 航空気象: 20問 40分
  3. 航空工学: 20問 40分
  4. 航空法規: 20問 40分
  5. 空中航法: 20問 40分

■実地

  1. 運航知識
  2. 点検・飛行上等航行
  3. 離陸・着陸
  4. 緊急時操作・連携・連絡
  5. 総合能力
合格基準

■学科
科目ごとに、100点満点の70点以上で合格となります。

免除科目

合格した科目は、1年以内に行われる試験を通じて免除されます。

主催団体

国土交通省 航空局安全部 運航安全課技能審査係
〒100−8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
TEL 03-5253-8111(内線50136)

http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk12_000005.html

試験対策

人気の過去問題集

合格者からのアドバイス

2015年合格:30代 男性

私の父は趣味で自家用の飛行機をもっており、私も小さい頃からよく乗せてもらいました。空の旅は何とも言えない感覚で、私にとっては癒しの空間でした。高校になってからは、飛行クラブに入り仲間たちと17歳になったその年に自家用操縦士(飛行機/回転翼)の試験に挑戦しました。

この時をどんだけ待っていたかわかりません。いつも父の横で運転する姿を見ていましたので、自分で操縦できる日が来るのが待ち遠しかったです。操縦は父に色々と小さい頃から教わっていたので自分は、本当に恵まれた環境だったと言えます。

学科の試験勉強の為に、問題集・最新のテキストを購入しました。飛行関係の本は、父がたくさんもっていましたが自分の為になるテキストを購入しました。

自家用操縦士(飛行機/回転翼の学科試験は、5科目に分かれています。身体的条件もありますが、これは通常の生活に問題ない人では気にする事は無いと思います。

では、学科試験の為に自分が行った勉強法・おすすめの勉強のコツをお教えします。
航空工学は航空機を安全に飛ばすため、設計するためには、空中での航空機の挙動を理解する為の科目です。基礎をしっかりと固めて学ぶ必要があるでしょう。これを十分に理解する事で、航空飛行がもっと楽しくなると思います。

航空気象は、航空機が必要とするさまざまな情報の中でも最も重要な情報のひとつが気象に関する情報です。離陸して着陸するまでの間はもちろんの事、飛行時間を考慮して数時間先の気象も把握しておく必要があります。これは、今後自分が飛行を行う時にとっても大事な事になりますので、100%理解できるようにしておくことが自分の将来の為だと思います。

空中航法は、基礎知識と計算方法をしっかり理解する必要があり5つの科目の中では一番てこずる分野になるかもしれません。最新の航法装置はINSからIRSやGPSになっていますが、この空中航法をしっかり理解しておく事は今後飛行をするものとして常識でしょう。計算方法をしっかり覚えれば、応用にも対応できますので頑張って問題を解いてください。

航空通信は、飛行にできる唯一の陸上との唯一のコンタクト手段です。ここで求められる航空通信は基礎的なものばかりですので、わりと簡単に進めると思います。

航空法規(国内・国際)も、安全に飛行を続けるために必要な分野です。基礎的問題が出題されますので、浅く広く理解して置いてください。また、試験に関わらずこの航空法規について詳しく学ぶ事も面白いと思います。

これら上記の分野に分かれた問題集を、まずは1度解いてみる事です。おそらく、空中航法の問題に時間がかかると思います。時間配分もしっかりと行い、解ける問題から解いていくのが試験本番のコツになります。
間違った問題は、解説をしっかり読んで理解する事が必要です。

もし解説だけでは物足りない時は、その専門分野のテキストも探してみると理解を深めるのに活用できると思います。
1度問題集を終えて、自分の正解率を計算してみてください。合格点に達していない場合は、同じ問題集をあと数回繰り返して解き、勉強を続けてください。

自家用操縦士は、けして難しい試験ではありませんので最低限過去問題集を繰り返し解いておけば理解できるような内容です。諦めずに頑張って勉強してください。頑張れば、自分の手で操縦できる日がきっときます。
自家用操縦士(飛行機/回転翼)の資格は、あくまで趣味程度の資格です。操縦士(飛行機/回転翼)として仕事をしようと思ったらさらに上の資格を取得する必要がありますのでまずは、第一歩だと思って楽しんで受験に臨むといいでしょう。あなたが合格する事を願っています。

2013年合格:40代 男性

私の小さい頃からの夢は、自分だけの小型飛行機を持って、プライベートで空を散歩することでした。そのためには、当然のことながら操縦士の資格が必要になります。操縦士の資格を得る為には、実技と学科の試験に合格する必要があります。実技に関しては、自動車学校と同じように、日々の授業で訓練して感覚を覚えていくしかありません。空は陸とは違い、障害物が変わりに、少しの操作ミスで大事故につながってしまうことや天候によって飛行が制限されてしまうことも少なくないので、1回一回の授業を大切に確実に技術を身につけなければなりません。それでも、感覚的には、一度覚えることができれば、それほど難しい作業ではありません。自転車に一度乗れた人が生涯その技術を忘れることなく乗ることができるというような感覚でいたほうが気が楽になるかもしれませんので、事故につながらないようにする上で、リラックスして飛行を楽しむようにすれば、実技は問題なく合格できると思います。学科試験については、自動車の運転免許の学科試験よりもより覚えることが多いです。自動車の学科試験というのは、人間は普段陸で暮らしていますので、標識や速度などは常識的に知っていることが多く、日常生活とそれほどかけ離れた知識ではない為、比較的すんなりと勉強を進めることができると思いますが、空には空の法律があり、そのほとんどは日常生活で触れることがないものが多い為、単純に覚えることがかなりあります。そこで私の場合は、とにかくテキストの内容を丸暗記する為に、単語帳をいくつも作成して、生活の中のあらゆる場面で眺めることから始めました。とにかく知らないことが多いので、朝食や昼食、夕食の時は少し行儀が悪いですが眺めながら食事をしましたし、通勤の電車の中で、いつも読む新聞を単語帳に変えて眺めていました。ここで重要なのが、勉強をするという感覚ではなく、あくまでも眺めることです。私は特に集中力が続かないタイプの人間で、どんなにがんばっても集中することができる時間は2時間以内です。それ以上の時間を無理に続けようとしても他のことが気になったり、ただ書いているだけの書き取り練習になってしまうので、効率的に勉強ができなくなると共に、ストレスを感じることが少なくないので、身体的にも精神的にも苦痛を感じてしまいあまり良い傾向とは言えません。そこで、何かをしながら単語帳を眺めることで、勉強しているという感覚を薄めて、精神的な負担を軽減しました。もちろん最初の頃は、覚えていない状態が続きましたが、何回も何回も繰り返し眺めることによって、いつの間にか自然に自分の知識となっていることが多く、問題集を解いているといつの間にか解けるようになっていることが多くありました。単語帳と共に私が行った勉強方法は、復習だけです。学科の授業を受けて、自分の知らない情報が出てきた時には必ずその日の内に同じ情報を短期間のうちに復習をすることを心がけました。人間は覚えた情報を比較的すぐに忘れてしまう生き物です。その為、記憶として頭の中に情報を定着させる為には、習ったことをできるだけ短期間の内に復習することが重要になってきます。そのため、私は、授業が終わって自宅に帰る前に必ずファミリーレストランなどによって、その日の復習をして、翌日も出社する前に、コーヒー店で1時間前日の復習をすることを生活のリズムにしました。私の学科試験対策の勉強はこの単語帳と復習の時間だけです。社会人になって資格を取ろうと思ったので、勉強に割ける時間は元々限られていましたので、できるだけ効率よく自分なりの勉強を行った結果、実技も学科も一度で合格できました。

「自家用操縦士」資格取得者の方へ あなたの経験を同じ目標に向かっている仲間に伝えてみませんか?

合格へのアドバイスを投稿する

難易度:

B

難易度の目安»

【自家用操縦士】

受験受付まであと

85日

試験日まであと

2日

ページの先頭へ▲