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運行管理者

運行管理者とは、道路運送法および貨物自動車運送事業法に基づき、事業用自動車の運転者の乗務割の作成、休憩・睡眠施設の保守管理、運転者の指導監督、点呼による運転者の疲労・健康状態等の把握や安全運行の指示等、事業用自動車の運行の安全を確保するための業務を行います。

自動車運送事業者(貨物軽自動車運送事業者を除きます)は、一定の数以上の事業用自動車を有している営業所ごとに、一定の人数以上の運行管理者を選任しなければなりません。

試験の種類は、「貨物」と「旅客」に分かれています。

試験日

試験日①受験受付:2018年5月18日(金) ~ 6月19日(火)
【筆記試験】2018年8月26日(日)
試験日②受験受付:2018年10月29日(月) ~ 12月11日(火)
【筆記試験】2019年3月3日(日)

受験者と合格率の推移

【運行管理者 貨物】
実施年受験者数合格率
2017年67,035人28.8%
2016年65,548人29.7%
2015年60,308人29.2%
2014年37,042人20.9%
2013年52,953人21.4%

試験対策

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試験概要

試験地

各都道府県

受験資格
  • 事業用自動車(事業の種別は問いません)の運行の管理に関し1年以上の実務経験を有する者。
  • 国土交通大臣が認定する講習実施機関において、平成7年4月1日以降の基礎講習を修了した者。
    1. 貨物自動車運送事業輸送安全規則に基づき、国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講された者は、貨物試験の受験資格となります。
    2. 旅客自動車運送事業運輸規則に基づき、国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講された者は、旅客試験の受験資格となります。
受験料

6,000円(非課税)

申込者数
合格率

■旅客

実施年受験者数合格者数合格率
2017年18,4905,77931.2%
2016年15,1975,14533.9%
2015年13,2573,43925.9%
2014年8,9692,59128.9%
2013年12,2242,68321.9%
試験内容

■貨物
多肢選択式

  • 貨物自動車運送事業法関係: 8問
  • 道路運送車両法関係: 4問
  • 道路交通法関係: 5問
  • 労働基準法関係: 6問
  • その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力: 7問

■旅客
多肢選択式

  • 道路運送法関係: 8問
  • 道路運送車両法関係: 4問
  • 道路交通法関係: 5問
  • 労働基準法関係: 6問
  • その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力: 7問
合格基準

総得点が満点の60%(30問中18問)以上であり、かつ次の1~4の出題分野ごとに正解が1問以上であり、5については正解が2問以上であること。

  1. 貨物自動車運送事業法(貨物)、道路運送法(旅客)
  2. 道路運送車両法
  3. 道路交通法
  4. 労働基準法
  5. その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力
免除科目

5年以上の実務の経験を有し、その間に国土交通大臣が定める講習を5回以上受講した者は無試験で資格取得できます。
※ただし、少なくとも1 回は基礎講習を受講する必要があり、同年度に基礎講習または一般講習を受講した場合のカウントは1 回となります。

主催団体

公益財団法人 運行管理者試験センター 試験事務センター
〒160-0007 東京都新宿区荒木町20 インテック88ビル4階
TEL 047-170-7077

http://www.unkan.or.jp/guidance/schedule/index.html

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合格者からのアドバイス

2012年合格:30代 男性

私は運行管理者の貨物を6年前、旅客を2年前に取得しております。6年前当時、運送会社にて事務員をしておりましたがあちこちの支店や営業所などにも度々出張がありました。

運行管理者は定められた人数は必要なのですが、運行管理補助者としての実務経験か、基礎講習の受講などの受験資格の定めがあり、試験そのものよりも先に受験資格を得ることが面倒な資格でした。

幸い当時の事業所には様々な自己研修を推奨する制度があり、大型免許取得のための有給制度や、外国語関係の試験受験料補助などの制度がありました。運行管理者については制度があったわけではありませんが、聞いてみた結果数日のうちに基礎講習の受講費用と、基礎講習受講の日が出勤扱いとしてもらい基礎講習を受講して来ました。

基礎講習自体が運行管理者試験の受験対策の側面も持っていて、基礎講習がそのまま試験勉強となりました。他の資格試験でもよくあるような実質的には似たようでも法律用語としては別物であるものの引っかけ、例えば許可、認可、承認、届出などの用語の違いに注意しました。

実務上ではすべて決められた役所窓口に申請して、受付印などをもらってきたり、後日許可証などを受け取ったりするだけで感覚的には大きな差はないのですが、試験上では言葉が違っていただけで間違いですし、そこを狙った出題があります。

こういったところを確実にするために一覧表を作成して見返すようにしました。運行管理者で面倒なところは労働基準法の労働時間の計算に関する問題で、選択肢として様々な出勤シフトのパターンがあり、その中から適法なものであったり、違法であったりするものを選ぶというものです。

これはいくつかある基準のうちから一つの基準で適法になっても他の基準で違法になっていては選択肢そのものが違法となるため、基準ごとに判断する必要があります。ただ、面倒ではありますが、出題できる内容はいくつかのパターン化されているようなので、過去問題集数年分をすべておさえてしまえばほぼ問題なく取れました。

これを落としては労働基準法の分野を落としてしまうことになりかねないため、ここの勉強は必須だったと思います。他の部分は、法律によって同じ大きさの車が普通の区分になったり、大型の区分になったりという区分の差を間違えないようにするところなどで試験そのものはそこまで難しいものではありませんでした。

問題も持ち帰ることが可能なので、試験が終わって自己採点すればすぐに合否はわかります。旅客の試験のほうは、他の運行管理者資格、私の場合は貨物を持っていることで受験資格は満たしているためにすぐに受験できました。別に会社で旅客運送をしていたわけではありませんが、ついでに受験してみました。

貨物と大きな差はありませんが、貨物で苦労した労働時間の分野で、今度は観光バス、路線バス、タクシーと業種が3つあるため問題の種類も多く、少し対策が必要でした。それ以外は細かい違いもあるのと、貨物を受験してから忘れていた部分を思い出しながら勉強しました。

貨物と違って困ったのが、過去問題集以外の市販の問題集がほとんどなく、運行管理者試験問題集として販売されているものに貨物と旅客双方の内容が入っているものがあるくらいで、旅客用の問題集や参考書はほぼありませんでした。自動車事故対策機構発行の実質公式みたいなテキストは全分野を網羅しているのですが、試験対策書というよりも講習テキストであるために使いにくく、私のように貨物を先に受験したという場合で無い場合は苦労したかもしれません。

もしかしたら貨物の問題集で概要を把握してから旅客の勉強に入ったほうが楽なのかもしれません。結論として苦労する分野などはありますが、試験そのものはそこまで難しいものではないのでしっかり対策さえすれば大丈夫です。

2013年合格:30代 男性

数年前に会社の命令で運行管理者の試験を受ける事になりました。当時の私は点呼も行った事がありませんでしたし、運行管理者は5名程いたので資格を取得する意味は無かったのですが、会社の将来の為人材育成の意味もあり私を含めて3人がその回の受験に挑戦する事になったのです。

申し込みなどは全て会社が行ってくれたので、私はただ受験するだけだったのですが、年々試験内容が難しくなり合格率も低下していると言う事から、試験対策の講習を受ける予定まで段取りされて休日に県内のトラックセンターで講習を受ける事になったのです。

講習では専用のテキストを渡されて、最近の試験問題の傾向などを教えていただきましたが、とても具体的で運行管理規定や労働基準法に道路交通法、運輸局への届けや実務での計算問題に中間点呼が必要な事例など、とても細かく教えて頂きました。

中でも言葉の違いなどが多く、例えば点呼記録簿は何年間保存しなければならないかの所が3年となっていたり、事故速報への届け出の期間など数多く覚える必要がありました。

私は運行管理者試験の約1か月前に講習を受けたのですが、過去問題や出題傾向から講師の方が引っ掛け問題へのチェックや、過去事例からしても出題された事は無いので覚える必要が無いなどの効率的な対策を教えて頂き、とても助かりました。

また計算問題では何キロで走っている車を、何キロでトラックが走行した場合追い抜くまでの距離を計算するのですが、暗算で簡単に出来る方法なども教えてくれましたし、連続運転の定義はいい例と悪い例を分かりやすく教えてくれました。
講習が終わる頃には運行管理者試験の難しさを実感して、仕事の合間や家に帰ってからもひたすら覚えないと駄目だと自覚して自分なりの勉強法を考えました。

勉強法と言っても簡単に言えば丸暗記で、講習で使用したテキストは本屋で売っている対策本と比べても3分の1程の暑さだったのですが、試験対策に特化している内容の為、余分な解説などは一切なく丸暗記するにはちょうど良いサイズでした。

そのテキストを毎日10ページずつ読んで、最後まで行ったらまた最初から読み返す事を繰り返し、10回程読み返した時は試験の10日前でした。

そこからはテキストと一緒に渡された過去5年分の問題集で、実際に問題を解いてみて答え合わせする事を繰り返していました。

さすがに過去問題も何回か繰り返すと、全問正解に辿り着くので自信が持てましたし、その後はまたひたすらテキストを丸暗記していたのです。

ハッキリ言いますと理屈で覚えればより頭に叩き込まれるのですが、実務経験浅い私には心底理解すると言うよりも丸暗記の方が効率的でした。そのおかげで運行管理者試験は1発で合格出来ました。

私の時は最後の問題で、社員が事故を起こした時に取るべき行動として10項目程の中から時間経過とともに運行管理者として何をするべきかを選択する問題があったのですが、この問題はテキストにも無く指導者、上司としての常識問題の様に感じられました。

他は丸暗記のおかげで間違いは2問だけと言う自分でも驚く程の成績で合格したのです。
振り返ってみると丸暗記して頭に叩き込んだのが合格出来た理由ですが、その前に試験対策の講習を受けた事が一番の理由です。

自分でテキストを本屋で購入しての独学では、まず合格出来なかったと思います。講習ではどんな問題が出て、どんな引っ掛けがあり、勉強しなくていい内容まで教えてくれたおかげで、本当に効率的な勉強が出来たのです。

ちなみに私が受けた時の合格率は30%を大幅に割り込むほどでしたが、私と一緒に受験した同僚2人も一緒に合格したのです。やはり合格のコツの一つとして、仲間がいる事は本当に大きい事だと実感しました。

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