国家資格

業務独占・必置資格

指定自動車教習所指導員

指定自動車教習所指導員とは、各都道府県公安委員会の指定を受けた自動車教習所の指導員を認定する国家資格です。

資格には教習指導(学科教習、技能教習)を行う「教習指導員」と、技能検定を行う「技能検定員」があり、指定自動車教習所には両者とも置くことが義務付けられています。

車種ごとに「教習指導員」資格と「技能検定員」資格を得なければならないため、大型・中型の教習指導員や技能検定員資格を持っててもその下位の免許については検定や教習はできません。資格の種類はそれぞれ11個に分かれています。

■教習指導員

  1. 教習指導員資格者証(大型)
  2. 教習指導員資格者証(中型)
  3. 教習指導員資格者証(準中型)
  4. 教習指導員資格者証(普通)
  5. 教習指導員資格者証(大特)
  6. 教習指導員資格者証(大自二)
  7. 教習指導員資格者証(普自二)
  8. 教習指導員資格者証(牽引)
  9. 教習指導員資格者証(大型二種)
  10. 教習指導員資格者証(中型二種)
  11. 教習指導員資格者証(普通二種)

■技能検定員

  1. 技能検定員資格者証(大型)
  2. 技能検定員資格者証(中型)
  3. 技能検定員資格者証(準中型)
  4. 技能検定員資格者証(普通)
  5. 技能検定員資格者証(大特)
  6. 技能検定員資格者証(大自二)
  7. 技能検定員資格者証(普自二)
  8. 技能検定員資格者証(牽引)
  9. 技能検定員資格者証(大型二種)
  10. 技能検定員資格者証(中型二種)
  11. 技能検定員資格者証(普通二種)

試験日

試験日①受験受付:都道府県ごと
都道府県ごと

試験概要

試験地

各都道府県

受験資格

試験までに教習所に所属し事前教養を3~6ヶ月ほど行い、その後新任教習指導員養成講習を受講する必要があります。教習所に所属せず個人でも受験は可能ですので、各都道府県にお問い合わせください。

■教習指導員
21歳以上で、受審する車種の運転免許証を所持していること。 また、二種を受審する場合は受ける運転免許証の他にその車種の一種教習指導員資格者証が必要です。

■技能検定員
25歳以上で、受審する車種の運転免許証を所持していること。また、二種を受審する場合は受ける運転免許証の他にその車種の一種技能検定員資格者証が必要です。

受験料

車種などにより異なります。
1~2万円程度

試験内容

■教習指導員

  • 筆記
    1. 道路交通法
    2. 教習所関係法令
    3. 教育知識
    4. 交通の教則
    5. 安全運転の知識
    6. 自動車の構造等の科目
  • 運転技能審査
  • 面接審査

■技能検定員

  • 技能検定員として必要な自動車の運転技能
  • 検定に関する観察力及び採点技能
  • 検定に関する知識を問う論文試験
  • 検定に関する知識を問う面接試験
合格基準

80~95%以上の正答率。

免除科目

合格した科目については、その後1年間は科目が免除されます。

主催団体

各都道府県の教習所、指定自動車教習所協会

http://www.zensiren.or.jp/nwide/nwide.html

合格者からのアドバイス

2010年合格:40代 男性

自動車教習所で自動車講習を受けたときから自動車教習所の指導員になろうと思ったのです。その指導員を受ける際にどのような試験を受けたら良いのか探してみたら「指定自動車教習所指導員試験」という資格に出会えました。どのような試験なのか調べてみたら、国家資格で、大きく分けると教習指導員と技能指導員とがあり、さらに車の種類によっても専門が分かれています。私は教えることが好きだったので「教習指導員」の部門を受けました。ちなみに車種は趣味で取得した大型二輪があったので大型二輪で受けることにしました。

試験を受けるための対策として学科試験・技能試験・面接試験とあり、それぞれの対策を行いました。学科試験では運転免許証の学科試験でも扱われる標識の他にもどのように指導したら良いのかというのを問われる問題もありました。指導者の資格ですので、どちらかというと後者の方が多かったように思いますが、それでも難易度はそれ程高くないので、普通免許プラスアルファとして教習に関する指導法にまつわる本やホームページで情報収集を行い、勉強に励みました。技能試験は簡単に言えば、実際に運転して、教科書通り、そして法定通りに行うことができるのか問われることが多かったです。もちろん運転免許を取ってからバイクは何度も運転してきたわけですが、守るべきものを忘れることがいくつかあったので、それを再認識するために技能試験の対策は非常に役立ちました。また二輪教習を行う際に、どのような指導を行ったら良いのか、また標識や停止位置などについても相手に対してどのように教えていったら良いのか、運転免許の教本、さらには本屋で大型二輪免許に関する本を買いあさり、どのように教えていったら良いのかをまとめるようにしました。そのまとめる間に、もし自分自身が大型二輪の教習指導員となったらどう教えていくのか、何度も模擬練習を行う、あるいはイメージトレーニングを行うことができました。最後に面接試験では教習指導員としてどのようなマインドを持つべきか、どのようなことを問われるのかについても聞かれることを想定してイメージトレーニングをしたり、友達に模擬面接を付き合ってもらったりして、自分自身の答え方を導き出しつつ、面接での緊張感をなるべくほぐし、安心して面接を行えるように練習しました。

だいたいどれくらい試験勉強を行ったのかというと3ヶ月間くらいでした。ちなみにその間独学で勉強しながらも資格を取得したあとに、どこの教習所で働くかを選んで行きました。その試験前には何とか入社する運転教習所を見つけて、指定自動車教習所指導員試験を合格したあとに、業務ができるように工面もしました。もちろんその間も試験勉強は怠らず、その入社するまでのプロセスの中で、指定自動車教習所指導員試験の面接練習みたいなことを行うことができ、試験対策にもなったので、個人的には大きなプラスになりました。

そうして試験当日は緊張はそれ程することなく、学科試験・技能試験・面接試験とこなすことができました。技能試験はヒヤリとする場面もありましたが、何とか乗り切ることができました。その結果は合格。その後教習指導員としてすぐではありませんでしたが、仕事を行えるようになりました。指定自動車教習所指導員試験はまず試験勉強前にどの指導員になるのかを明確にする必要があります。種類によって受ける項目も変わってきますし、勉強すべき所も変わってきます。また試験勉強は主に運転免許試験のものを引っ張り出すことも必要ですが、他にも指導員として必要な情報もありますのでそれも仕入れた方が良いでしょう。技能や面接はとにかく練習しかないです。

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