国家資格

データベーススペシャリスト

データベーススペシャリストとは、企業活動を支える膨大なデータ群を管理し、パフォーマンスの高いデータベースシステムを構築して、顧客のビジネスに活用できるデータ分析基盤を提供するデータベース管理者やインフラ系エンジニアです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行います。

情報処理技術者試験制度のスキルレベル4(スキルレベルは1~4)に相当し、高度情報処理技術者試験の一つとなります。

試験日

試験日①受験受付:2019年1月10日(木) ~ 2月18日(月)
【筆記試験】2019年4月21日(日)

受験者と合格率の推移

【データベーススペシャリスト】
実施年受験者数合格率
2017年11,775人14.5%
2016年9,238人17.5%
2015年10,049人17.6%
2014年10,016人16.7%
2013年11,342人16.3%

試験対策

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試験概要

試験地

全国主要都市

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

受験料

5,700円(税込)

試験内容

[午前]
■午前I(高度試験-共通知識)
多肢選択式(四肢択一):30問 50分

  1. テクノロジ系
  2. マネジメント系
  3. ストラテジ系

■午前II(高度試験-専門知識)
多肢選択式(四肢択一):25問 40分

  1. テクノロジ系:
    1. コンピュータシステム - コンピュータ構成要素、システム構成要素
    2. 技術要素 - データベース、セキュリティ
    3. 開発技術 - システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術

[午後]
■午後I
記述式:3問中2問解答 90分

■午後II
記述式:2問中1問解答 120分

【午後の試験 出題範囲】

  1. データベースシステムの企画・要件定義・開発に関すること
  2. データベースシステムの運用・保守に関すること
  3. データベース技術に関すること
合格基準

午前I、午前II、午後I、午後IIの試験ともに100点満点の60点以上で合格となります。

免除科目

以下のいずれかに当てはまる場合は、該当の免除資格を得てから2年間「午前I試験」が免除されます。

  1. 「応用情報技術者試験」の合格者
  2. いずれかの高度情報処理技術者試験の合格者
  3. いずれかの高度情報処理技術者試験の午前I試験で基準点以上の成績を得た者
主催団体

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
〒113-8663 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス15階

IT人材育成本部 情報処理技術者試験センター
TEL 03-5978-7600(代表)

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

試験対策

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合格者からのアドバイス

2013年合格:40代 男性

長らくデータベースの仕事をやってきて、その復習がてら何かしら資格を取ろうと思って探してみたら「データベーススペシャリスト試験」を見つけました。ちょうど私の後輩がその資格に合格したことから、ちょっと聞いてみたところ、私でも合格することができる可能性が高いと言われたので、今まで経験したことの復習と、これからデータベースの力を磨いていくことを踏まえて「データベーススペシャリスト試験」を受けることにしました。情報処理技術者試験関係の資格を受験するのはかなり久しぶりでしたが、データベーススペシャリスト試験の勉強、及び本番の時はそのことから懐かしい感触がありました。しかし今まで経験してきたデータベースの知識や技術をフルに活かしただけでなく、私でも知らなかった知識や技術もあり、それを身につけることができる良い機会だったと思います。

ちなみに私がデータベーススペシャリスト試験を受験する際の参考資料となったのは午前対策、及び午後の記述試験では過去問題集を中心に対策を行いましたが、最後の論述試験では、過去問だけではなく、データベース設計の実例集といった参考書や問題集を中心に購入して勉強しました。また参考資料として実際にあったデータベース設計の新しい考え方のサイトもあり、それも参考にして勉強しました。データベース設計はこれまでもたくさんやったことはあったのですが、実際に勉強をしていてつくづく私は「井の中の蛙」だなと言うことを思い知らされました。しかし井の中の蛙と言うことが分かったことで、データベース設計の奥深さを知ることができたこともあり、今までやってきたデータベース設計の知識・技術をさらに磨けるような形で勉強をしました。どのようにやったのかというと、もしも今までやってきたデータベース設計の中で、新しい手法を取り入れた場合に、どのようになるかを自分自身でシミュレーションを行いながら、勉強していきました。

もちろん試験ですので、合格することが一つのゴールです。そのために過去問題や実践問題を繰り返しといただけではなく、模擬問題集を購入して、実際に時間をはかり、どれくらいの時間を使って解くことができるのか、そして時間内に解ききることができるか、さらには時間配分はどうなのかも含めて確認していきました。もちろん模擬試験で間違った所はキチンと復習を行い、弱点を補うようにしました。少しのミス・弱点があると落ちてしまう要因にも鳴りかねないので、できる限り弱点を潰すことにも努めました。試験まで模擬試験を行った回数は正確には数えていませんが2桁は行っていたと思います。「数えていない」と書いた理由として午前問題だけ、午後問題だけと言った形で部分的に模擬試験を行ったこともあったためです。日によって午前の試験を行い、復習をする、ある日は午後に試験を行い、答え合わせのあとに復習を行うことで、確実に学んだことを身につけるようにしました。

このことを試験当日まで繰り返してきましたが、いざ本番を迎えると、緊張をすることなく試験に臨むことができただけではなく、時間配分もキチンと行ったことによって、答えの確認も行うことができ、好感触でした。結果は一発合格でした。データベース設計の知識や技術もけっこう役立ちましたが、実際に勉強をすると自分では想像し得なかった設計や技術、考え方もあるので、試験に向けて今まで培ってきたことも踏まえてデータベース設計を過去問なども含めて勉強をして行くと合格の道が拓けます。もちろんデータベース設計の経験が無くても、試験勉強を通じてデータベース設計の技術や考え方を色濃く身につけることができます。

2010年合格:40代 男性

大学を卒業し、無事にIT関連会社に就職をした私ですが、最初のことは、業務に必要な最低限の知識と技術しか持っていませんでしたので、日々の生活を暮らすだけで精一杯でした。しかし、入社から3年ぐらい経つとようやく仕事の内容にもなれ始めたこともあり、少しずつ仕事面でも生活面でも余裕を持つことができるようになりました。私は将来自分の会社をこの業界で持ちたいと持っていたこともあり、若いうちに取れる資格は、できるだけ取っておこうと思うようになったので、まずはデータベーススペシャリストからの資格から取ることにしました。この資格は、試験に必要な科目がそれなりに広範囲で、実技などもありますので、なかなか難しい部類の試験だと思いますので、私の勉強法などをご紹介します。私は、社会人として働きながらの受験勉強ということで、まずは効率的に勉強を進めていく必要がありました。そこで、まずは夜間に通学できる専門学校への入学をしました。最初は、それなりにコンピューター関連の知識が元々あったので、独学でも大丈夫かと思ってはいたのですが、限られた勉強時間しか取れなかったので、効率よく学んでいくためには学校に通うのがベストだと思いました。私の働いている会社も理解してくれましたので、1週間の内、4日間夜間の授業が受けられる学校に入学することにしました。入学後、私がまず大切にしたのは復習をすることです。復習というのは、授業を受けてから数日から数ヶ月経って試験前に行うことではありません。必ず、授業で習ったことは、その日とその翌日に復習を最低2回行うようにしました。人間の記憶というのはかなり曖昧な部分があります。外部から新しく何かにお情報を得た時、一度脳の海馬という部分に貯えられるそうです。しかし、その大部分は情報を得てから数時間で忘れてしまい、ほんの一部が側頭葉に移動して、記憶として長期保存される事になるそうです。この海馬で失われてしまう情報は、短期間で同じ情報を得ることにより、忘れてしまう割合が変化し、短時間であればあるほど側頭葉に移動し、記憶として保存される割合が大きくなっていくようなのです。その為、私は、夜九時までの授業が終わると、夕食をとる為に必ずいく自宅近くのファミリーレストランで2時間ほどその日の授業の復習をするようにしました。その日に得た情報をより記憶として定着しやすくするのが睡眠です。寝る前数時間以内に得た情報は十分な睡眠をとることによって効率よく記憶として頭の中に残るので、生活リズムも整える必要があります。いかに多くの情報を効率よく覚えるかを確認する意味でも、必ず前日の復習を、朝会社の近くにあるファーストフード店で1時間朝食を取りながら行いました。私が勉強時間として取っていた時間は、基本的にこの学校の授業と帰宅前の2時間、出社前の1時間です。しっかりと授業の内容を記憶として定着させることができれば、無駄を省き、試験合格への一番の近道を得ることにつながると思います。もちろん、空いた時間に行う勉強もあります。私の場合は、ありとあらゆる科目の単語帳を作ることでした。その単語帳を通勤の際の電車の中や昼食のときなどの眺めるようにしました。最初の頃は、あまり覚えている実感がなかったのですが、同じ単語帳を何度も何度も繰り返し同じタイミングで眺めることによって、生活のリズムの中に取り込むようにしていると、自然な形で覚えていきました。試験前にはほぼ丸暗記の状態まで作り上げることができましたので、後は様々な試験問題に対して、自分の知っている単語を正しく組み合わせる練習を過去問集などで行い、合格へとつなげました。

2014年合格:50代 男性

私は、IT企業で10年以上働いている者です。今までにも、働きながら自分の技術向上の為に様々な資格を受験してきました。その中の一つがデータベーススペシャリストの試験です。

この試験に挑戦する方は、おそらく私と同じようにIT関係の資格をいくつかお持ちのことだと思います。この試験を受験する前、過去2年のうちに特定の資格を所得している者は、一部の学科試験が免除される事があります。私の場合は、対象の者が過去2年になかったので関係ありませんでしたが、一部の学科試験が免除されるのはだいぶ負担が減りますので確認してみるとよいでしょう。

この国家試験は、午前と午後で各2部ずつ合計4部に分かれています。すべてが60%を満たさないと合格できませんので苦手分野が無いようにしましょう。

まずは、過去問題を無料で手に入れる事ができますので過去数年分を集めてみるといいでしょう。過去問にざっと目を通していただければ気付くかと思いますが、この試験は過去数年同じ問題が出題されています。
まずは、そこから対策です。
何度も出題されている問題は、確実に点数のとれる問題です。まずは、過去問を分析し、近年繰り返し出されている問題をピックアップします。自分で、新しいノートに書き写すのもよし、問題集に印をつけるのもよし自分のやり方で例年出ている問題集を作りましょう。まずは、その問題を解いて徹底的に理解していくことが合格のための第一歩です。
それらの問題を見逃してしまうのは、自ら合格率を下げているようなものですので必ず解けるようにしておいてください。

その作業が終われば、残りの過去問に取り掛かりましょう。これらの分野は、暗記ものではなくITの事を理解していないと難しいですが、自分の理解力等を試せる機会でもあります。1度間違えた問題も、解説を読むとすぐに理解できる問題もあります。

書店やインターネットで、データベーススペシャリスト対策本も出ていますので、参考にしてみるのもいいかもしれません。
確実に点数が取れる問題を抑え、あとは得意とする問題から解いてくといいでしょう。

上記でも述べましたが、各部門ごと60%の合格点に達していないと国家試験に合格できません。しかし、各部門ごとに過去に何度か出ている問題があるので最低でも30~40%は確実に取れる問題です。
それ以外に、いくつかの問題に正解すれば60%はけして難しいレベルではありません。

この試験は、あなたが今行っている仕事の延長上にあると考えていいでしょう。または、既にそのレベルに達している人は過去問がすごく簡単に感じるかもしれません。試験勉強をするというより、自分のやっている仕事がどのレベルなのか確認できるものだと思ってください。
試験の為に無理やり覚えるものでは、合格は不可能だと思いますので問題集が全く解けないという方は、もう少しレベルを下げた資格に先に挑戦してみるのもいいかもしれません。

以上、私が言える試験勉強のコツ、おすすめできる勉強法です。
ちなみに、この試験に挑む方はほとんど社会人で仕事をしながら受験しています。1ヵ月の勉強で合格する方もいれば、半年前から準備が必要な方もいらっしゃるでしょう。

まずは、気になったら資料・過去問を集めてみてください。私が、さきほどいったように数年続けて出ている問題が解けないようなら試験勉強に数ヵ月が必要だと思います。
自分がコンピューターのデータシステムに対して、どこまで理解しているのかまたは普段から使っているのかで勉強時間は変わってきます。

けして難しい試験ではないので、何度か繰り返し問題を解くことで理解できると思いますので頑張ってください。

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