国家資格

航空保安大学校学生

航空保安大学校学生とは、航空保安業務の幹部候補生を養成するための機関である国土交通省航空保安大学校において、専門知識や技術に関する教育を受ける者です。

航空保安大学校は、空港などで航空の安全・安心を支える航空管制官、航空管制運行情報および航空管制技術官などの航空保安職員を養成する研修施設です。

職務内容により学科が分かれており、「航空情報科」は航空通信、航空情報の提供および運航管理などの業務に、「航空電子科」は航空管制システムの運用、管理などの業務に将来的に従事することとなります。

試験日

試験日①受験受付:2018年7月17日(火) ~ 7月26日(木)
【筆記試験】2018年9月23日(日)
【人物試験(個別面接)、身体検査、身体測定】11月中旬で指定する日

応募者と合格率の推移

【航空保安大学校学生採用試験】
実施年応募者数合格率
2017年666人15.3%
2016年617人18%
2015年629人17.8%
2014年646人19.7%
2013年583人20.8%

試験対策

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試験概要

試験地

[1次試験] 千歳市、岩沼市、東京都、新潟県、名古屋市、泉佐野市、広島市、高松市、福岡市、宮崎市、那覇市

[2次試験] 千歳市、所沢市、泉佐野市、福岡市、那覇市

受験資格
  1. 試験実施年の4月1日時点において、高等学校または中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して3年を経過していない者、および翌3月までに高等学校または中等教育学校を卒業する見込みの者
  2. 高等専門学校の第3学年の課程を修了した者で、試験実施年の4月1日時点において、当該課程を修了した日の翌日 から起算して3年を経過していない者および翌3月までに当該課程を修了する見込みの者など、人事院が上記に掲げる者と同等の資格があると認める者

※次のいずれかに該当する者は、この試験を受けることができません。

  1. 日本の国籍を有しない者
  2. 国家公務員法第38条の規定により国家公務員となることができない者
    • 成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む)
    • 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者またはその刑の執行猶予の期間中の者、その他その執行を受けることがなくなるまでの者
    • 一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
    • 日本国憲法またはその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、またはこれに加入した者
受験料

受験料は無料です。

試験内容

【1次試験】

  • 基礎能力試験(多肢選択式): 40題 1時間30分
    公務員として必要な基礎的な能力(知能および知識)についての筆記試験
  • 学科試験(多肢選択式): 26題 2時間
    • 航空情報科 - 数学I、数学II、数学A、数学B(数列、ベクト
      ルの分野に限る)、コミュニケーション英語I、コミュニケーション英語IIについての筆記試験
    • 航空電子科 - 数学I、数学II、数学A、数学B(数列、ベクト
      ルの分野に限る)、物理基礎、物理についての筆記試験

【2次試験】

  • 人物試験: 人柄、対人的能力などについての個別面接
  • 身体検査: 主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、血圧、尿、その他一般内科系検査
  • 身体測定:
    • 航空情報科 - 色覚、聴力についての測定
    • 航空電子科 - 色覚についての測定
合格基準

[前提]
(1) 筆記試験の得点は各試験種目の素点をそのまま用いるのではなく、標準偏差を利用した「標準点」を用います。

(2) 人物試験においては、各受験者についてA~Eの5段階で評価し、この評価結果が正規分布するものとみなして、各段階の標準点を算出します。

(3) 身体検査および身体測定については、得点を算出せず合否の判定のみを行います。

※最低限必要な下限の得点に達しない試験種目が一つでも存在する者については、他の試験種目の成績にかかわらず不合格となります。この下限の得点は、筆記試験の各種目は満点の30%、人物試験はC評価です。

[第1次試験の合格者の決定]
基礎能力試験および学科試験の各得点がいずれも下限の得点以上の場合、両試験の標準点を合計した得点に基づいて、第1次試験の合格者を決定します。

[最終合格者の決定]
第1次試験合格者のうち、身体検査および身体測定に合格し、かつ人物試験においてA~Cの評価である者について、全ての試験種目の標準点を合計した得点に基づいて最終合格者を決定します。

主催団体

航空保安大学校 教務課
〒598-0047 大阪府泉佐野市りんくう往来南3-11
TEL 072-458-3917

http://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/sennmonnsyoku_kousotsu/koudai/koudai_kousotu.html

試験対策

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合格者からのアドバイス

2011年合格:20代 男性

私の小さなころからの夢というのは、航空関連の仕事に就くことでした。その中でも特になりたかったのはパイロットです。パイロットになる為には、絶対に必要な視力の良さが私には欠けていましたので、早々にパイロットになる夢を諦め、それでも航空関連の仕事に就きたいと思った私は、進路を航空保安大学校にしました。航空保安大学校に入る事ができれば、運行情報官や航空管制通信官、航空管制技術官などになる事ができます。航空保安大学校での期間は2年間で、入学と共に国家公務員という位置づけになりますので、学生の間も給料がでます。もちろん、ボーナスや諸手当も支給されますので、学生というよりも、職業訓練性という方が良いかもしれません。2年間の研修後は、正式に国家公務員の資格が取れますので、大学校に入る為の試験が、公務員試験の合格へと繋がっているとも言えます。また、倍率的にも、5倍程度ですので他の公務員に比べて倍率は高くありません。そんな航空保安大学校の試験は、大学受験の様に一般教養から理系、文系など範囲はかなり広めと言えます。その為、多くの知識を幅広く知っておかなければいけません。私がまず行った勉強法は各科目の単語帳を作る事でした。これは文系科目や一般教養だけでなく、理系科目の数式なども含めてです。ほぼ丸暗記をする為ですが、よく丸暗記は意味がないという方がおられますが、結局試験問題というのは試験当日までわかりませんし、計算式や論述形式の問題が出ても、覚えている単語や数式を組み合わせて解答を導き出す事には変わりはありませんので、できるだけ多くの単語やキーワードを覚えていくことが最優先だと私は思います。その為、様々な場面で単語帳と眺めていました。単語帳の数は膨大な冊数になり、初めの頃はその多さに目がくらんでしまいましたが、何かをしながら眺めていると自然に頭の中に入っていき、いつの間にか多くの事柄を覚えていました。もちろん繰り返し繰り返し同じものを百回単位で眺めた結果だとは思います。単語帳で覚えた単語やキーワードを私は、頭の中の引き出しの中にしまっておくイメージを作り出すようにしました。多くの単語を覚えているという事は、それだけで武器になりますが、特に計算問題や論述形式の問題を解く為には、正しい単語を複合する選択力を身につける事が必要になってきます。この選択力を身につけるには、多くの問題を解き続ける必要があります。様々な問題を解くことによって応用力がつき、どのような問題が出ても、頭の中の引き出しから正しい単語だけを取り出して、複合し、正解を導き出すことができます。学校の授業も大切な時間の一つです。必要科目の中に一般教養もありますので、授業の内容も必ず必要になってきます。その上で、最も大切なのは復習です。必ず授業や問題集などで得た自分の知らない知識に関しては、その日の内に自分の知識として昇華させるようにしました。人間の記憶力というのは自分が思っている以上に大した事はありません。新しく情報を得ても何もしなければ数時間で忘れてしまう事がわかっていますので、忘れる前に繰り返し同じ知識を頭の中に取り入れる必要があるのです。その為、授業やテキストの復習を必ずその日の寝る前に行うようにしましたし、朝起きて必ず忘れていないか確認をすることを日課をしていました。これにより、少なくとも2回は復習をする機会がありますので、かなり記憶として長期保存することができました。あとは受験勉強だからといって、ストレスばかり感じる日々を過ごすのではなく、それなりに遊んだりしてたまにはリフレッシュをしつつ、効率よく勉強していったので、私は合格できました。

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難易度:

A

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【航空保安大学校学生採用試験】

受付期間

7月中旬~下旬

試験日

9月下旬

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