国家資格

気象大学校学生

気象大学校学生とは、気象庁の幹部候補生を養成するための機関である気象大学校において、専門知識や技術に関する教育を受ける者です。

気象大学校で4年間の教育を受けたのち、気象庁または全国各地の気象台などに配属され、観測、調査、予報および研究などの気象業務に従事します。

試験日

試験日①受験受付:2018年8月23日(木) ~ 9月3日(月)
【筆記試験】2018年10月27日(土) ~ 10月28日(日)
【人物試験(個別面接)、身体検査】2018年12月14日(金)

応募者と合格率の推移

【気象大学校学生採用試験】
実施年応募者数合格率
2017年404人10.9%
2016年373人17.2%
2015年432人8.6%
2014年401人10%
2013年413人12.1%

試験概要

試験地

[1次試験] 札幌市、仙台市、東京都、新潟市、名古屋市、 大阪市、広島市、高松市、福岡市、鹿児島市、那覇市

[2次試験] 札幌市、仙台市、東京都、大阪市、福岡市、那覇市

受験資格
  1. 試験実施年の4月1日時点において、高等学校または中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して2年を経過していない者、および翌3月までに高等学校または中等教育学校を卒業する見込みの者
  2. 高等専門学校の第3学年の課程を修了した者であって、試験実施年の4月1日時点において、当該課程を修了した日の翌日 から起算して2年を経過していない者および翌3月までに当該課程を修了する見込みの者など、人事院が上記に掲げる者と同等の資格があると認める者

※次のいずれかに該当する者は、この試験を受けることができません。

  1. 日本の国籍を有しない者
  2. 国家公務員法第38条の規定により国家公務員となることができない者
    • 成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む)
    • 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者またはその刑の執行猶予の期間中の者、その他その執行を受けることがなくなるまでの者
    • 一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
    • 日本国憲法またはその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、またはこれに加入した者
受験料

受験料は無料です。

試験内容

【1次試験】

  • 基礎能力試験(多肢選択式): 40題 1時間30分
    公務員として必要な基礎的な能力(知能および知識)についての筆記試験
  • 学科試験(多肢選択式): 39題 3時間
    数学、物理及び英語についての筆記試験
  • 学科試験(記述式)
    • 数学についての筆記試験: 1時間20分
    • 物理についての筆記試験: 1時間20分
    • 英語についての筆記試験: 1時間20分
    • 一般常識試験(短文記述式)
  • 作文: 50分 - 文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験

【2次試験】

  • 人物試験: 人柄、対人的能力などについての個別面接
  • 基礎体力検査: 基礎体力、腹筋力、敏しょう性、瞬発力についての検査
  • 身体検査: 主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、その他一般内科系検査
合格基準

[前提]
(1) 筆記試験の得点は各試験種目の素点をそのまま用いるのではなく、標準偏差を利用した「標準点」を用います。

(2) 作文試験、人物試験および身体検査については、得点を算出せず合否の判定のみを行います。

※最低限必要な下限の得点に達しない試験種目が一つでも存在する者については、他の試験種目の成績にかかわらず不合格となります。この下限の得点は、基礎能力試験は満点の30%、学科試験(多肢選択式)については満点の40%、学科試験(記述式)については個別に定められます。

[第1次試験の合格者の決定]
基礎能力試験、学科試験(多肢選択式)および学科試験(記述式)の各得点がいずれも下限の得点以上の場合、各試験の標準点を合計した得点に基づいて、第1次試験の合格者を決定します。

[最終合格者の決定]
第1次試験合格者のうち、作文試験、人物試験および身体検査に合格した者について、全ての試験種目の標準点を合計した得点に基づいて最終合格者を決定します。

主催団体

人事院人材局試験課
〒100-8913 東京都千代田区霞が関1-2-3
TEL 03-3581-5311(内線2333)

気象大学校 04-7144-7185
札幌管区気象台 011-611-6141
仙台管区気象台 022-297-8115
東京管区気象台 03-3212-8341(内線5508)
大阪管区気象台 06-6949-6300
福岡管区気象台 092-725-3601
沖縄気象台 098-833-4281

http://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/sennmonnsyoku_kousotsu/kidai/kisyoudai.html

合格者からのアドバイス

2012年合格:50代 女性

私は高校の時から、気象関連の職に就きたいと漠然と思い始め、進路を気象大学校へと決めました。将来の希望職種としては、第一希望として気象予報士の資格を取る事を夢にしていましたが、気象関連であれば、希望通りと言えますので、かなり受験勉強は気合いを入れて行いました。まず私が行った事は、受験に必要科目に関して、ほぼ全て単語帳にしました。必要科目というのは、文系、理系、一般常識のあらゆる分野の知識が必要なので、ただ単純に暗記をしても意味がないのではないかと思われるかもしれませんが、多くの単語を知っているという事は必ず財産になります。計算式等を解くための数式などももちろん暗記しなければなりません。多くの単語や数式、キーワードなどを知識として頭の中に保存しておけば、あとは問題を解く際に、正しい単語を正しい順序で複合させて、解答を導き出すだけです。ただ単に単語帳を見ながら覚えるというのはかなりの辛い作業になります。その為、私は移動時間などを利用していました。まず、高校に行く際に電車通学だったので、電車の中で単語帳を眺めていました。帰りの電車でも同様です。最初は覚えていくという感じではなく、問題集を解いてもなかなか正解を多くすることができなかったのですが、自然な形で何度も何度も繰り返し眺めていると、頭の中に自然に頭の中に入っていきました。もちろん、単語帳だけでは、正しい単語を組み合わせるための選択力を養えないので、多くの問題集を解くことに努めました。多くの問題集が市販されていますが、私が一番問題集の中で効果を実感したのが過去問集でした。過去問を過去10年分ぐらいに遡って解き続けた結果、その年の受験問題の傾向が何となくわかるようになってきますし、何度も何度も同じ問題を解くことによって、選択する力が徐々に養われていくのを実感できました。ここで重要になってくることが、復習です。数多くの問題を経験することに重点を置いていた私ですが、間違えた問題は必ずその日の内に正解を覚えることにしました。人間の脳は、新しく情報を得ると一度海馬という部分に保存します。この情報は、何も対策を施さなければ、数時間でほとんどを忘れてしまいます。割合にして9割を忘れ、残りの1割は側頭葉に移動し、記憶として長期保存されます。一度記憶として保存された情報は、ほぼ忘れる事はありません。このことを考えるといかに海馬で忘れる情報の割合を少なくして、多くの情報を側頭葉に移動させるかが重要になってきます。なので新しく自分の知らない知識を得た時には、そのままにしているとすぐに忘れてしまうので、数時間以内に必ず同じ知識を頭の中に入れる必要があります。私の場合は、同じ問題を必ず2日間連続で解くようにしました。例えば、午前中に解いた問題の中で、間違えてしまった問題は必ず夜に帰宅してから正しい解答ができるまで繰り返し解いて、翌日間違えずに問題が解けるか確認をしました。ここまでくると、かなりの勉強時間を必要にしているように感じるかもしれませんが、記憶を定着させるためには睡眠が非常に重要です。充分な睡眠を取る事で、寝る直前に得た情報を長期保存させることができます。さらに、継続して2時間以上勉強する事は私はありませんでした。私だけではないと思いますが、集中して勉強をすることができるのは2時間以内だと思います。それ以上はストレスを感じたり、他の事に目が行く事が多くなるので、効率の良い勉強をできなくなってしまいます。その為、必ず2時間勉強をした後は、少し休憩時間を挟みました。もちろん、休日には友人と遊びにも行き、ストレスを感じない受験勉強で合格を勝ち取りました。

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難易度:

A

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【気象大学校学生採用試験】

受付期間

8月下旬~9月上旬

試験日

10月下旬

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