国家資格

業務独占資格

ボイラー溶接士(普通・特別)

ボイラー溶接士とは、ボイラー(小型ボイラーを除く)または第一種圧力容器(小型圧力容器を除く)の溶接の業務を行う際に必要な資格です。

資格区分は、「特別」と「普通」に分かれており、「普通」は溶接部の厚さが25mm以下の場合または管台、フランジ等を取り付ける場合の溶接業務が可能です。「特別」にはその制限がありません。

試験日

試験日①受験受付:2018年7月3日(火) ~ 8月19日(日)
【全7センター】2018年9月3日(月)
試験日②受験受付:2018年12月1日(土) ~ 2019年1月16日(水)
【全7センター】2019年2月1日(金)

受験者と合格率の推移

【普通ボイラー溶接士 学科試験】
実施年受験者数合格率
2017年853人59.9%
2016年835人64.9%
2015年777人68%
2014年719人62%
2013年708人64.5%

試験概要

試験地

北海道、宮城、千葉、愛知、兵庫、広島、福岡

受験資格

■普通
1年以上溶接作業の経験がある者(ガス溶接、自動溶接を除く)

■特別
普通ボイラー溶接士免許を受けた後、1年以上ボイラーまたは第一種圧力容器の溶接作業の経験がある者(ガス溶接、自動溶接を除く)

受験料

■普通
学科: 6,800円
実技: 18,900円

■特別
学科: 6,800円
実技: 21,800円

申込者数
合格率

■普通【実技試験】

受験者数合格者数合格率
2017年79546358.2%
2016年83651561.6%
2015年83646755.9%
2014年71944662.0%
2013年83550860.8%

■特別【学科試験】

受験者数合格者数合格率
2017年1359469.6%
2016年14310271.3%
2015年14810470.3%
2014年14511176.6%
2013年1107770.0%

■特別【実技試験】

受験者数合格者数合格率
2017年12110486.0%
2016年13611886.8%
2015年13412291.0%
2014年15013388.7%
2013年11614089.7%
試験内容

■普通

  • 学科(五肢択一式): 40問100点 - 13:30~16:00(2時間30分)
    1. ボイラーの構造及びボイラー用材料に関する知識: 5問
    2. ボイラーの工作及び修繕方法に関する知識: 5問
    3. 溶接施行方法の概要に関する知識: 10問
    4. 溶接棒及び溶接部の性質の概要に関する知識: 6問
    5. 溶接部の検査方法の概要に関する知識: 3問
    6. 溶接機器の取扱方法に関する知識: 3問
    7. 溶接作業の安全に関する知識: 3問
    8. 関係法令: 5問
  • 実技: 1時間
    • 下向き突合せ溶接及び立向き突合せ溶接

■特別

  • 学科(五肢択一式): 40問100点 - 13:30~16:00(2時間30分)
    1. ボイラーの構造及びボイラー用材料に関する知識: 5問
    2. ボイラーの工作及び修繕方法に関する知識: 5問
    3. 溶接施行方法の概要に関する知識: 10問
    4. 溶接棒及び溶接部の性質の概要に関する知識: 6問
    5. 溶接部の検査方法の概要に関する知識: 3問
    6. 溶接機器の取扱方法に関する知識: 3問
    7. 溶接作業の安全に関する知識: 3問
    8. 関係法令: 5問
  • 実技: 1時間
    • 横向き突合せ溶接
合格基準

■学科
総得点が60%以上で合格となります。

■実技
全ての試験片が曲げ試験結果判定に合格すること。

免除科目

■普通
以下のいずれかの者は「学科試験」が免除されます。

  1. 普通ボイラー溶接士免許試験の学科試験に合格した者で、その学科試験が行われた日から起算して1年以内の者
  2. 普通ボイラー溶接士免許証の有効期間が満了した後2年を経過しない者

以下のいずれかの者は「実技試験」が免除されます。

  1. 溶接工の技りょうに関する試験の方法等を定める告示(平成10年運輸省告示第417号)第2条の規定による次の分類の溶接工の技りょうに関する試験に合格した者
    1. M2種O級A
    2. M3種O級A
    3. M2種P級A
    4. M2種V級A
    5. M3種V級A
  2. 鋼船構造規程第25章第3節に規定する1級A種、2級A種、1級B種、2級B種または1級D種の溶接技倆試験に合格した者
  3. 電気事業法による溶接方法の認可を受けた溶接士のうち裏あて金を用いる被覆アーク溶接(A)の区分で
    1. W-1又はW-2の試験材で、それぞれfv、fvo、fvh、fvohの姿勢で行ったもの
    2. W-3又はW-4の試験材で、r又はeの姿勢で行ったもの

■特別
以下のいずれかの者は「学科試験」が免除されます。

  1. 特別ボイラー溶接士免許試験の学科試験に合格した者で、その学科試験が行われた日から起算して1年以内の者
  2. 特別ボイラー溶接士免許証の有効期間が満了した後2年を経過しない者
主催団体

公益財団法人 安全衛生技術試験協会
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階
TEL 03-5275-1088

https://www.exam.or.jp/exmn/H_shikaku142.htm

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合格者からのアドバイス

2015年合格:50代 男性

ボイラー技士の資格を持っている私が、仕事の幅を広げる為に受験を決めたのがボイラー溶接士試験でした。
微妙に言葉が違うだけで同じ資格なんじゃないの?と思う人は素人です。この業界に勤めている人なら両方取得すれば信頼と仕事の幅が広がり、管理者不在でも1人だけで大きな旅館などのボイラーメンテナンスと修理修復を同時に行う事が可能という、夢のような資格なのです。
一歩間違えれば爆発事故にも繋がりかねないボイラーについての試験です。当然国家資格であり、現在企業に所属している人も、いつか独立を考えているのであれば是非取得をお勧めする資格です。
私は工業高校から理工系の大学に進学し、電気系統にまつわる仕事に就きたいと思っていましたが、丁度就職氷河期と重なった事もあり(言い訳)、少し希望とは異なるガス関係の会社に就職したという経緯があります。つまり当初持っていた電気工事士などの資格以上に必要とされたのがこのボイラーに関する試験でした。
幸い新卒で大手ガス会社に就職したお蔭で、充実した研修期間と共に現場での経験を積む事が出来るという2重の環境に恵まれ、それをフルに生かして勉強しました。仮に独学の方は難しいかも知れません。ポイントは机の上だけの勉強と暗記だけでは、運よく試験に合格したとしても、その後現場で全く役に立たない「使えない奴」というレッテルを貼られます。つまり技術と能力が合格に見合わなければ意味がないという事です。
その為にも何かしらアルバイトでもボランティアでも良いので、現場で最低1年は実績を積む事をお勧めします。
試験内容に目を向けると、溶接に関する安全についてなどの項目もあり、工業高校でも学ぶ内容も含まれます。つまり高度な知識がなくても合格する事は出来ます。合格ラインは全体の6割以上の正解取得なので、比較的合格し易い試験とも言われますが、私はあくまでも実力を伴って合格して欲しいと思います。
当然関係した法律(法令)などの問題も出題されるので、この辺りは過去問題を2~3回解いておけば問題ないでしょう。
実際に仕事に活かす為の合格ではない人は、合格の為に得意とするカテゴリーで徹底して点数を稼ぐ方法をお勧めします。広く浅く、得意な分野のみ深く徹底して100点満点を取得出来る自信が付くまでとことん突き詰める方法が良いでしょう。
ちなみに、この溶接士試験では筆記のみならず実技も含まれます。これこそ1度や2度経験しただけでは絶対にボロが出るので、近くの工場や溶接場に頼み込んででも練習させてもらいましょう。飛び散る火花や溶接時独特の臭い、力加減は実際に行ってこそ身に付くものです。ぶっつけ本番でクリア出来る内容ではないという事は断言します。
慣れている人なら別ですが、女性には特に難関かと思います。
溶接に関する安全知識や溶接機器の取扱いに関する知識については、勉強するまでもなく経験する事で身に付きます。この辺りは点数が稼ぎやすい科目でしょう。
あくまでボイラー溶接士なので、ボイラーの知識も怠ってはいけません。基本的にボイラー技士の試験をパスしてからチャレンジすると順序的に良いでしょう。ボイラーに関係した法令や取扱い、ボイラー用材料に関する知識は少し出題されますが、ここで点数を落とすのは勿体ないカテゴリーです。満点で当然、ここも先述した得意な分野に含むと良い科目です。
溶接棒や溶接設備の性質に関する問題は、若干専門的な知識も必要となるので、決して自分だけで解釈するのではなく、テキストを読んで理解に困ったら専門家に正しい内容を教えてもらう事を忘れてはいけません。間違った知識で事故を起こしては合格しても意味がありませんから。

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