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ボイラー技士

ボイラー技士とは、ボイラーの取り扱い、点検、安全管理を行う技術者です。ビル・工場などに設置されている製造設備あるいは暖冷房、給湯用のエネルギー源としてのボイラーを取り扱う重要な役割を担います。

資格区分は取り扱える伝熱面積により3種類に分かれます。二級は伝熱面積の合計が25㎡未満、一級は25㎡以上500㎡未満、特級は500㎡以上のボイラーを取り扱うことができます。

試験は、二級が毎月、一級が年に7回(4月・5月・7月・9月・11月・1月・2月)、特級が年に1回(10月)実施されます。

試験日

試験日①受験受付:随時受付
毎月実施

受験者と合格率の推移

【二級ボイラー技士】
実施年受験者数合格率
2017年27,393人57%
2016年27,211人58.5%
2015年28,060人60.4%
2014年29,965人56.9%
2013年32,634人58%

試験対策

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試験概要

試験地

北海道、宮城、千葉、愛知、兵庫、広島、福岡

受験資格

■特級

  1. 一級ボイラー技士免許を受けた者
  2. 次のいずれかの者(ボイラーに関する講座または学科目を修めた者に限る)で、その後2年以上の実地修習を経た者
    • 大学(短期大学を含む)又は高等専門学校を卒業した者
    • 大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された者
    • 省庁大学校を卒業(修了)した者
    • 専修学校の専門課程(2年以上・1700時間以上)の修了者(大学入学の有資格者に限る)などで、その後大学等において大学評価・学位授与機構により学士の学位を授与されるのに必要な所定の単位を修得した者
    • 指定を受けた専修学校の専門課程(4年以上)を一定日以後に修了した者など(学校教育法施行規則第155条第1項該当者)
  3. エネルギー管理士(熱)資格、熱管理士資格を有する者で、2年以上の実地修習を経た者
  4. 海技士(機関1、2級)免許を受けた者
  5. ボイラー・タービン主任技術者(1種または2種)免状を有する者で、伝熱面積の合計が500㎡以上のボイラーを取り扱った経験がある者

■一級

  1. 二級ボイラー技士免許を受けた者
  2. 次のいずれかの者(ボイラーに関する学科を修めた者に限る)で、その後1年以上の実地修習を経た者
    • 大学(短期大学を含む)、高等専門学校、高等学校または中等教育学校(中高一貫教育の学校)を卒業した者
    • 大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された者
    • 省庁大学校を卒業(修了)した者
    • 専修学校の専門課程(2年以上・1700時間以上)の修了者(大学入学の有資格者に限る)などで、その後大学等において大学評価・学位授与機構により学士の学位を授与されるのに必要な所定の単位を修得した者
    • 指定を受けた専修学校の専門課程(4年以上)を一定日以後に修了した者など(学校教育法施行規則第155条第1項該当者)
  3. エネルギー管理士(熱)資格、熱管理士資格を有する者で、1年以上の実地修習を経た者
  4. 海技士(機関1、2、3級)免許を受けた者
  5. ボイラー・タービン主任技術者(1種または2種)免状を有する者で、伝熱面積の合計が25㎡以上のボイラーを取り扱った経験がある者
  6. 保安技術職員国家試験規則による汽かん係員試験に合格した者で、伝熱面積の合計が25㎡以上のボイラーを取り扱った経験がある者

■二級

  • 年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。ただし、本人確認証明書の添付が必要です。
受験料

6,800円(非課税)

申込者数
合格率

■特級

実施年受験者数合格者数合格率
2017年55319134.5%
2016年58011019.0%
2015年57413723.9%
2014年65125639.3%
2013年63514823.3%

■一級

実施年受験者数合格者数合格率
2017年5,7143,39559.4%
2016年5,9113,58860.7%
2015年6,0943,53558.0%
2014年6,6663,87358.1%
2013年7,3424,03855.0%
試験内容

■特級(記述式)

  • ボイラーの構造に関する知識 - 10問(100点): 10:00~11:00
  • ボイラーの取扱いに関する知識 - 10問(100点): 11:30~12:30
  • 燃料及び燃焼に関する知識 - 10問(100点): 13:40~14:40
  • 関係法令 - 10問(100点): 15:10~16:10

■一級(五肢択一式): 10:00~12:00、13:30~15:30

  • ボイラーの構造に関する知識 - 10問(100点)
  • ボイラーの取扱いに関する知識 - 10問(100点)
  • 燃料及び燃焼に関する知識 - 10問(100点)
  • 関係法令 - 10問(100点)

■二級(五肢択一式): 13:30~16:30(3時間)

  • ボイラーの構造に関する知識 - 10問(100点)
  • ボイラーの取扱いに関する知識 - 10問(100点)
  • 燃料及び燃焼に関する知識 - 10問(100点)
  • 関係法令 - 10問(100点)
合格基準

科目ごとの得点が40%以上で、かつ総得点が60%以上で合格となります。

免除科目

■特級
一部の科目について合格点を得た者は、合格点を得た科目の試験が行われた月の翌月の初めから起算して2年間、該当の科目が免除されます。

主催団体

公益財団法人 安全衛生技術試験協会
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階
TEL 03-5275-1088

https://www.exam.or.jp/exmn/H_shikaku122.htm

試験対策

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合格者からのアドバイス

2011年合格:30代 男性

実家が旅館を経営しており、ボイラー技士を雇うコスト削減の為、後継ぎである私が資格取得に乗り出したという経緯で受験しました。一口にボイラー技士と言っても、特級、1級、2級と小規模なボイラーだけを扱う事が許される、ボイラー取り扱い技能講習手修了と分かれており、私は5年以上という歳月を掛けて全ての資格取得に成功しました。
本来実家の旅館経営の手助けになれば、とスタート資格取得でしたが、特級に合格した後は近隣の旅館の正式なメンテナンスとして副収入も得ています。
さて、試験は段階を追って勉強すれば自ずと身に付く内容です。書店に販売しているテキストを購入し、自分で読解できると思うレベルから始めると良いでしょう。受験する為の資格などはありませんが、特級を受験する為には1級合格後、決められた年数現場で職務遂行したという実績が必要になります。
つまり特級は趣味で受験できる内容ではありません。実際の現場を見て、施設の造りや法令を正しく理解し、建物の広さを図面だけで解読し、大よそのボイラーのサイズに至るまで瞬時に把握出来なければ、危険も伴うボイラーの管理を行う事は出来ません。
資格を持っているからと言って、直ぐに現場で1人で任される事ほど怖い事はないと思います。
順を追って試験に挑み、その都度実力に見合った現場で経験を積んだ方が、独立するのには良い方法だと思います。
勉強としては法令に関する事は暗記(丸覚え)が必須です。1つ間違えば大きな事故(火災)に繋がる恐れもあるボイラーなので、専門の資格が存在します。この事を肝に銘じて、決して浮ついた気持ちではなく責任感を持って受験及び合格後の仕事に挑む事が、自分を成長させ、結果的に正しいメンテナンスを行う事が出来るので長くボイラーを維持する事が出来ます。
ボイラーの歴史は古く、作られた年式によって異なる修理や修復、確認場所があります。これらは試験だけで身に付くものではないので、その為に特級までの現場経験日数が提示されているのだと感じます。
勉強のポイントは、何の為に取得するのか目標を明確にして途中で挫折しない事、責任を持って1つ1つのテキストに真剣に取り組む事、またレベルにもよりますが、現場経験と同時並行で受験する事が何より実力に繋がります。
級数がレベルアップするに従い管理する敷地面積が広がります。同時にボイラーの規模も大きくなってくるので、より深い専門知識が必要になります。ガスの取扱いや危険物管理者なども併せて取得すると強みです。
話が逸れましたが、私は家業の助けになればと思って取得したボイラー技士ですが、合格者は企業側から見ると同等の技術及び技能を有していると判断します。入社してから再度研修で教えてもらう事はまずできないと思ってください。実力と自信がないのに合格証書だけ掲げても自分を窮地に追い込むだけなので、必ず現場で繰り返し指導を仰ぎ、正しい整備方法やボイラーの設備管理の技術を習得してください。
今は教える側となり後輩の育成に当たっていますが、共通して言える事は少なからず工業系の勉強をしている方は覚えが早いと思います。手先の器用さもこの技術を助けます。不器用だったり完全な文系を得意とする方には若干不向きかも知れません。
目に見えないガスや爆発危険物を察知してトラブルなく使用出来る管理維持する、それを1人で責任をとる自信が付くのには合格後、未だ5年以上は掛かるでしょう(特級を除く)。
焦らず丁寧に覚えて、決して分からない事を有耶無耶に自分の中で片付けない、これもボイラー技士に欠かせない資質です。
1つでも抜かりある施工を行った代償で大きな爆発事故に繋がる、常に危機管理意識を持って対応出来る方が向いています。

「ボイラー技士」資格取得者の方へ あなたの経験を同じ目標に向かっている仲間に伝えてみませんか?

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