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必置資格

放射線取扱主任者

放射線取扱主任者とは、放射性同位元素あるいは放射線発生装置の使用、販売業、賃貸業および廃棄業などにおいて、放射線障害の防止についての管理・監督を行う者です。

資格区分は第1種、第2種、第3種に分かれます。第1種および第2種は試験を行い、合格者は更に資格講習を受講することによって資格を取得できます。第3種は資格講習を受講することによって資格を取得できます。

第1種は業務範囲が最も広く、いかなる施設においても選任することができます。

第2種放は射性同位元素の数量が10TBq(テラベクレル)未満の密封された放射性同位元素、または同数量を装備した放射性同位元素装備機器を使用する事業所のほか、販売および賃貸を業とする事業所においては、放射線障害の防止について監督を行わせるため、放射線取扱主任者を選任して原子力規制委員会に届け出る必要があります。また上記のいずれの事業所においても放射線取扱主任者として選任することができます。

第3種は放射性同位元素の数量が下限数量の1000倍以下の密封された放射性同位元素、または同数量を装備した放射性同位元素装備機器を使用する事業所のほか、販売および賃貸を業とする事業所においては、放射線障害の防止について監督を行わせるため、放射線取扱主任者を選任して原子力規制委員会に届け出る必要があります。また上記のいずれの事業所においても放射線取扱主任者として選任することができます。

試験日

試験日①受験受付:2018年5月14日(月) ~ 6月18日(月)
【筆記試験(第1種)】2018年8月22日(水) ~ 8月23日(木)
【筆記試験(第2種)】2018年8月24日(金)

受験者と合格率の推移

【第1種放射線取扱主任者試験】
実施年受験者数合格率
2017年3,767人21.7%
2016年3,678人21.4%
2015年3,853人30.7%
2014年3,678人25.9%
2013年4,179人29.5%

試験対策

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試験概要

試験地

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

受験料

■試験
第1種: 14,300円(税込)
第2種: 10,200円(税込)

■講習
第1種: 164,500円(税込)
第2種: 101,300円(税込)
第3種: 91,700円(税込)

申込者数
合格率

■第2種

実施年受験者数合格者数合格率
2017年2,48550320.2%
2016年2,62380130.5%
2015年2,62978729.9%
2014年2,64252219.8%
2013年2,85986130.1%
試験内容

■第1種

  1. 1日目
    1. 物理学、化学および生物学のうち放射線に関する課目(6問、多肢択一式) - 10:00~11:45(105分)
    2. 物理学のうち放射線に関する課目(30問、五肢択一式) - 13:30~14:45(75分)
    3. 化学のうち放射線に関する課目(30問、五肢択一式) - 15:30~16:45(75分)
  2. 2日目
    1. 放射性同位元素および放射線発生装置による放射線障害の防止に関する管理技術、ならびに放射線の測定技術に関する課目(6問、多肢択一式) - 10:00~11:45(105分)
    2. 生物学のうち放射線に関する課目(30問、五肢択一式) - 13:30~14:45(75分)
    3. 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目(30問、五肢択一式)

■第2種

    放射性同位元素による放射線障害の防止に関する管理技術I(5問、多肢択一式) - 10:00~11:45(105分)
    放射性同位元素による放射線障害の防止に関する管理技術II(30問、多肢択一式) - 13:30~14:45(75分)
    放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目(30問、五肢択一式) - 15:30~16:45(75分)
合格基準

試験課目ごとの得点が50%以上で、かつ全試験課目の合計得点が60%以上で合格となります。

主催団体

公益財団法人 原子力安全技術センター 主任者試験グループ
〒112-8604 東京都文京区白山5-1-3-101 東京富山会館ビル4階
TEL 03-3814-7480

https://www.nustec.or.jp/syunin/syunin01.html

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合格者からのアドバイス

2013年合格:40代 男性

第1種放射線取扱主任者試験合格者です。

私のおすすめの勉強法は、とにかく「過去問を活用すること!」です。

私が試験勉強していたとき、試験勉強に使う教材が少ないということにとても困りました。
この資格自体があまりポピュラーではないため、本屋でもWEBでも、他の有名資格のようなとっつきやすい教材が無く、学習を進めるのに苦労した記憶があります。

そんな中で、最も有用な教材となったのが、過去問集です。
この試験には、毎年同じような形式の問題が結構含まれています。
そのため、数年分の過去問を解いて、何度も出題されている形式の問題だけでもまず押さえることで、得点源とすることができました。

私の場合は、テキストで全体的に内容を把握した後は、時間をタイマーで計りながら、実際の試験と同じ形式で問題を解いてみて、終了後に1問ずつ答え合わせをする、ということを、徹底的に行いました。
間違えた問題はノートに書き込んでおいて、「自分が間違えた問題を集めたノート」を作りました。
このノートは試験までの間に毎日のように見直しをして、同種の問題が出たときに絶対に答えられるようにしておきます。

このようにして問題単位で潰し込みを行っていると、自分の苦手とする科目、苦手とする問題の種類が、はっきりわかってくるようになりました。
私の場合は科目でいうと法令が全体的に苦手でした。
また、問題の種類でいうと、化学で出題される、原子の放射性壊変の過程を聞く問題が、ものすごく苦手でした。

発見した苦手部分に対しては、正直、すっきり原理的に理解できるようになる自信がなかったため、関連部分を半ばごり押しのように暗記して対処しました。

語呂合わせを活用するのも、非常に有用でした。
有名な、「水平リーベ・・・」のような、皆が知っているような語呂合わせもありますが、放射線の分野には、全然有名でないけど暗記する必要のあることがたくさんあります(例えば、放射性同位体の種類など)。
このようなことに対しては、自分で無理やり語呂合わせを作ってしまいます。
そしてそれを念仏のように、忘れた頃にブツブツつぶやきながら、生活していました。

試験の最中に、うろ覚えの暗記事項を思い出そうと考え込んでいると、どんどん時間が経ってしまいますので、語呂合わせがすらすらと口から出てくるくらいにしておくと、とても便利です。

このようにして問題を1つ1つ潰して、身につけていくと、試験の傾向もつかめてきますし、模擬試験をしても半分以上は取れるようになっていきました。
試験当日までの間に忘れないように問題の見直しを行い、当日は、模擬試験と同じような感覚で問題に取り組むことができました。

それから、この試験を受けるにあたっては、モチベーションを維持する、ということにとても苦労しました。
なにしろ、試験科目が6科目と、非常に多いです。
しかも、6科目それぞれに、結構な分量の学習内容があります。
私の場合は物理はそこそこ得意でしたが、測定技術、管理技術に関する分野は、始めはさっぱり分かりませんでした。
見たこともない、原理も分からない理論を、数式をはさみながら解説する文を読んでいると、先が見えないような感じがして、投げ出してしまいたくなります。
学習を始めてから試験までの間に、諦めて投げ出してしまわないように、やる気を保ち続けることが、難しかったです。

もし、自分の周りに、放射線取扱主任者の試験を受ける人や、試験に合格した経験のある人がいれば、その人と、試験内容についてあれこれ会話をするようにするといいと思います。
私の場合も一緒に考えてくれる人がいたことで、「よーし、一生懸命勉強して、試験に受かるぞ!」という気持ちになって、試験まで続けることができたのだと思います。

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難易度:

B

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【第1種放射線取扱主任者試験】

受付期間

5月中旬~6月中旬

試験日

8月下旬

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