資格の概要
旅行業務取扱管理者とは、旅行業者や旅行業者代理業者において、旅行の取引条件の説明、業務の管理・監督を行う者です。主な業務は以下のとおりです。
- 旅行に関する計画の作成
- 旅行業務の取扱い料金の掲示
- 旅行業約款の掲示および備置き
- 取引条件の説明
- 契約書面の交付
- 企画旅行の広告
- 運送等サービスの確実な提供等企画旅行の円滑な実施
- 旅行に関する苦情の処理
- 契約締結の年月日、契約の相手方その他の契約の内容に係る重要な事項についての明確な記録、または関係書類の保管
- その他、取引の公正、旅行の安全及び旅行者の利便を確保するため必要な事項として観光庁長官が定める事項
資格区分は『総合』と『国内』に分かれ、「総合旅行業務取扱管理者」は海外旅行と国内旅行を、「国内旅行業務取扱管理者」は国内旅行のみを扱えます。
※令和6年度試験よりCBT方式での実施となります
試験日
| 試験日① | 受験受付:2026年6月18日(木) ~ 7月16日(木) 【CBT】2026年9月3日(木) ~ 9月25日(金) |
受験者と合格率の推移
【国内旅行業務取扱管理者】| 実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 10,329人 | 3,675人 | 35.6% |
| 2024年 | 10,943人 | 3,660人 | 33.4% |
| 2023年 | 8,960人 | 3,270人 | 36.5% |
| 2022年 | 8,945人 | 3,125人 | 34.9% |
| 2021年 | 10,569人 | 4,498人 | 42.6% |
試験対策
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試験概要
| 試験地 | 全国のCBT試験会場 |
| 受験資格 | 年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。 |
| 受験料 | 8,000円(非課税) |
| 試験内容 | 四肢択一式:120分
|
| 合格基準 | 各科目とも60点以上の得点で合格となります。 |
| 免除科目 |
|
| 主催団体 | 一般社団法人 全国旅行業協会(ANTA) |
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合格者や受験者の声
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2019年合格:40代 女性
試験は
1. 旅行業法及びこれに基づく命令
2. 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
3. 国内旅行実務
の3科目で、「3.国内旅行実務」には、「JR運賃・料金、国内航空運賃・料金、宿泊料金、バス・フェリー運賃・料金に加え、国内の観光資源」が含まれます。
国内の観光資源に関しては範囲が広いので、継続的な勉強、普段からの興味・関心が大きく関係してくると思いますが、観光地理以外の勉強においては、参考書と問題集それぞれ一冊ずつあれば十分だと思います。その二冊を使って、
①情報を整理する
②覚える
③繰り返し問題を解く
ことが重要なポイントです。
私の場合、国内の観光資源以外の勉強は一ヶ月半ほど集中して①~③を繰り返しました。
はじめはとにかく参考書を読み進めます。
参考書には、重要事項や例題など色分けされわかりやすく書かれていますが、分厚く情報量が多いので、二度目に読む時は小さなノートを用意し、最重要ポイントを書き出し、自分なりに整理しながらまとめました。
「旅行業法」、「標準旅行業約款」、「運送・宿泊約款」、「JR運賃・料金」と4つのカテゴリーに分け、重い参考書を持ち歩かなくてもそのノートを見れば覚えるべきポイントがまとまっているという状態にしておきました。
旅行業法と約款は、ひたすら覚えるのみです。
年齢区分など、JRと航空機・フェリーそれぞれで異なるものは、覚えやすいよう表にするなど工夫が必要だと思います。
一番苦労したのは、JR運賃・料金でした。
こちらもノートに簡単な日本地図を書いて、境界駅や新幹線のルートを記入し情報を整理して、馴染みのなかった運賃計算もイメージしやすくなるようにしました。
色々なパターンの計算方法が出てきますが、まずはなぜそうなるのかを理解します。
その後ひたすら問題を解いていくと、同じパターンが何度も出てくるので、自然と正解できるようになりました。ただ問題を数多くこなすのではなく、最初にきちんと理解し整理しておくことが大事です。
2014年合格:60代 男性
「国内旅行業務取扱管理者試験」一見とても難しい内容に感じる資格の名前ですが、実は私のように趣味が高じて取得する人も多い資格です。
試験に向けた勉強が実に面白いのです。誰も修学旅行を始め、国内外に旅をした経験があるでしょう。若い時に自転車で全国を旅した経験を思い出や武勇伝としてだけに納めるのではなく、何かしらの形にして残そう!と受験を決意したのがこの資格でした。
書店に販売している専用書を購入し、とにかく読み漁りました。私は1回の受験で見事合格し、過去の自分の経験と一緒に孫に自慢できる物が1つ増えたと大喜びでした。
さて、何が難しかったかと問われれば個人で旅行する際全く意識しない「旅行約款」でしょう。簡単に言えば旅行に関する法律のようなもので、各旅行代理店がパンフレットの裏に実に細かい文字で記載していて、誰も読まないんじゃないかと思う内容の例の文章です。
各パンフレットや行先によって、必要な約款のみを掲載しているのだと初めて知ったのも、この資格取得に向けた勉強の最中でした。旅の経験がある人程、新しい発見や知識が増える事に楽しさを覚えると思います。
全国を旅していたので、各地の観光名所や特徴、固有名詞を答えるカテゴリーは全く苦労せず、勉強したという意識もなくクリア出来ました。実際に目で見て足で歩いているので強みでした。ただ温泉の効能に至るまで出題されるとは想定外でしたが。
他に勉強したな、と感じるのはJRにまつわる内容でしょう。JRの時刻表の本があるのをご存じですか。毎月発売されるかなり分厚い本で、昔で言う電話番号帳のようなものです。
一口に東京から大阪へ鉄道で移動する、と言っても多種多様の路線があり、それに応じて時間や運賃が異なるので、瞬時に計算しなければいけません。これを勉強するのは少し苦労しました。
あまり鉄道に興味がなかったからです。1冊JRの時刻表を購入し(千円前後だったと記憶します)、幾度も運賃計算や起点と終着点を決めて瞬時に読み取る事が出来るようになるまで繰り返し練習しました。1冊購入すれば十分勉強出来るので、月が変わったからと買い直す必要はありません。
こうして全て独学で勉強しました。独断仕事に必要な訳でもなかったので、結局試験を受ける事を決めてから1年半近く勉強していました。他の事を全て投げ出し全力で取り組めば、独学でも3ヶ月から半年もあれば十分合格圏内だったと思います。実際満点に近い点数で合格出来た自信があります(最終的に点数を教えてもらう事は出来ません)。
後で知った事ですが、一定の旅行関係の仕事に就いている方は一部免除の内容もあるそうです。私のように全く別の分野で仕事をしていて趣味で受験する方には全く関係ない話ですが、参考までに記載します。
国内旅行に至っては海外及び英語の知識がなくても受験できるという気軽さが魅力です。海外も含めた総合という資格もあるそうですが、そちらより趣味で取得する方は断然こちらをお勧めします。合格すると自信にも繋がりますし、ただ全国を旅した経験を話すより臨場感や説得力がアップします。
また折角合格したら何かに使えないか、と調べた所、国内のみですが団体旅行の添乗員(ツアーコンダクター)としてアルバイトでも働く事が可能だそうです。私のように隠居の身でも資格があると可能性が出てくると嬉しくなりました。
実際働く事に使う事はなかなか現実味を帯びませんが、合格証書は目立つ所に飾っています。
繰り返しになりますが、合格の秘訣は専門書を繰り返し全て熟読する事。1つ1つに拘らず、全体を網羅する事がポイントです。総合点で合否が決まるので、あまり狭く深くより浅く広い知識が必要だと感じます。
2021年合格:30代 男性
2回目の受験で合格しました。
1回目の受験は2013年でしたが、その時は4割しか正解しておらず。1回目の受験から8年の間隔がありましたが、受験日の1ヶ月半〜1ヶ月はテキストで勉強をし、1ヶ月近くなってきたところで直近で過去2年分の過去問をひたすら解いて9割以上理解出来るようにすれば合格出来る可能性は高いと思います。但し、4年以上前の過去問を解いてばかりいると情報が変わったりしていることがあるのでご注意を。
また、テキストも5年以上前のお持ちの人は新しくテキストを買い直すことをお勧めします。また、国内旅行実務では世界遺産検定、日本旅行地理検定を受験しておくと点数が採れやすいと思います。
2015年合格:30代 女性
旅行代理店の受付事務のアルバイトを始めた事がきっかけで、大学卒業後も大手旅行代理店で働く事を夢見て資格取得を決めました。大学の夏休みなどを利用して日本全国を旅していたので、旅先(旅行地に関する)問題は簡単にクリア出来ました。
例えば北海道の一周旅行などに参加していれば、道東の有名な温泉地の名前は?と聞かれて即答出来るでしょう。経験した事が実際に試験に出るので、何だか嬉しくなる思いもしました。
さて、試験合格において大切なのは、こうした地理や観光名所ではなく旅行約款に尽きると思います。簡単に言えば旅行における法律が旅行約款であり、普通に旅を行う上で考えながら行く人はいないでしょう。
つまり、殆どの人がこの資格試験をきっかけに勉強して学ぶのです。一般の人は関係ない約款ですが、実際旅行代理店で働く上で少なからず知識として知っておかなければいけない内容なので、もし貴方も旅行関係の会社で働きたいと思うのであれば、この機会にしっかり頭に叩き込むと良いでしょう。
例えば個人旅行と団体旅行の扱い方、保険の関係や安全管理についてなど、知っていそうで微妙なグレーゾーンに納まっている内容がフンダンに出題されます。これはとにかく過去問題を熟読し、暗記する他方法はありません。
複雑な日本語を使ってうまく間違いに誘導するような問題の出し方もあるので、どれだけ問題を解いたか、専門書を熟読したかで合格が決まると思います。
結果は総合点で判断されますが、約款部分と観光地部分に関しては別物なので、約款ゼロ点、観光地問題100点満点では不合格となってしまいます。
ちなみに、私のように一定期間旅行代理店(旅行関係の会社)で勤務経験がある人は免除される試験内容もあるので、事前に確認すると良いでしょう。
この試験を受けるに当たっては、勉強が楽しい時間もあるというのが醍醐味でしょう。観光地や名物、物産品などを覚えるカテゴリーは実に興味深く、楽しく学ぶ事が出来ます。自分が旅行している気分で勉強しているのですから、一石二鳥です。
例えば全く旅行したことのない人が、文献を深める為に受験するのも良い資格だと思います。決して仕事の為だけでなく、趣味の一環として受験する人も大勢いらっしゃいます。
また、男性女性問わず、高齢者も大勢見かけました。合格すれば国内の団体旅行の添乗員(ツアーコンダクター)として勤務する事が可能になります。勿論経験がなければ直ぐに収入に結び付く資格ではありませんが、持っていないと1人で添乗員として乗務出来ないのですから、やはり有意義な資格だと言えます。
試験の内容で苦労したのは、旅行約款とJRに関する問題です。あまり鉄道に興味がなかったのでJRの切符の運賃計算の問題は苦手でした。これもひたすら問題集を読み漁り、慣れるしか方法はありません。お勧めなのは実際に電車に乗車してみる事です。切符の買い方、切符の販売方法及び運賃計算をインターネット上で行うのも良い勉強方法です。
九州の博多から大阪までの移動と言っても、実に多くの路線が走っており、どのルートを通るかで運賃も大きく異なります、この辺りを瞬時に計算する必要がある訳です。
国内旅行業務取扱管理者に至っては英語の勉強の必要がないので、より多くの人がチャレンジ出来る資格だと思います。
苦手な箇所をとことん追求するのではなく、ある程度理解出来るようになったら、得意分野を徹底して満点摂れる勢いで勉強する方が合格への近道です。深く専門的に、というより浅く広い知識が求められる試験内容だと言えます。
独学でも十分合格は可能なので、是非チャレンジして合格を勝ち取り自分に自信を持ってください。
2017年合格:30代 男性
国内旅行業務取扱管理者資格試験の試験科目は3つです。
1.旅行業法及びこれに基づく命令
2.旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
3.国内旅行実務
配点は各100点です。3科目とも60点以上を取る必要があるため、どの科目もしっかり勉強する必要があります。
まず、1の旅行業法と2の約款の私の行った勉強法は、
①参考書を1回、通しで読む。重要な部分は印をつける。
②問題集をを解きまくる。間違えた問題はチェックする。同じ問題集を間違えた部分のみまた解く。また間違えたらチェックし、また間違えた問題のみ解く。この繰り返し。選択問題や〇×問題は偶然あたることがあるので、なぜその答えかを自問自答し、その「なぜ」がわかるまで間違えた問題として繰り返す。これをできれば2種類以上の出版社の問題集で行う。
③ある程度間違う問題が減ってきたら、〇×問題集に切り替える。〇×問題は単に〇×を当てるのではなく、×の場合はどこが誤っているかを自問自答する。これも「なぜ」がわかるまで繰り返す。
④直前にもう一度参考書を読む。
この勉強は時間がかかりますが、この資格試験で出題される、ひっかけ問題にも慣れてくるので合格に近づくと思います。
次に3の国内旅行実務が最も厄介です。
国内旅行実務はさらに細分化され
1、国内地理
2、JR運賃
3、航空運賃
4、宿泊料金
の4科目あります。
配点は、国内地理50点、JR運賃25点、その他25点で、60点以上を取る必要があります。
JR運賃とそれ以外をまず一生懸命勉強して、満点がとれるぐらいになる必要があると思います。国内地理は勉強する範囲が非常に広く、その上、知識を知っているか知らないかを問う問題のため、知らないと正解できません(当たり前の話ですが)。
これは私の経験談ですが、私は国内旅行業務取扱管理者を2度目の受験で合格しましたが、1回目受験の時、旅行業法と約款は合格点でしたが、国内旅行実務、特に国内地理分野で正解できずに不合格でした。なぜ不合格だったかというと、「知らない問題」が多数出たためです。
特に、私の不得意とする、国内の温泉名がどこの都道府県かを問う問題や国内のお祭りがどこの都道府県かを問う問題が出て、ほぼ全滅でした。このため、これは受験する方には酷い言い方ですが、国内地理は「運」も必要となってきます。ひいては、国内旅行業務取扱管理者資格試験自体が、「運」に左右される部分があります。
幸いなことに、私は翌年の試験の国内地理の問題で得意な分野だったため、正解でき、その他の旅行業法や約款、JR運賃で取りこぼすことなく、合格することができました。
国内地理は上記のように、難しい部分がありますが、JR運賃と航空運賃、宿泊料金は問題こそ毎年違いますが、解き方は同じなので、しっかり身につける必要があります。
しかし、JR運賃の計算方法は難しく、投げ出したくなるのもまた事実ですが、これは避けては通れないので、問題をたくさん解いていくしか方法はありません。
よく出題されるのが、
・新幹線と特急の乗り継ぎ
・本州3社と島の3社をまたぐ運賃計算(境界駅に注意!)
です。何度も言いますが、ルールを覚えて問題を解きまくるのが早道です。これはあくまでも予想ですが、今年の試験は東北新幹線、北海道新幹線から函館本線乗り継ぎで札幌や旭川まで行く問題が出る予感がします。
国内地理の勉強は、普段からいかに地理が好きか?旅行が好きか?が問われている気が私にはします。私の場合は常に「旅行に行きたい」「行きたいから計画する」「計画するから地図を見て学ぶ」この繰り返しです、アドバイスになっていないと思いますが。
国内旅行業務取扱管理者を取得するすれば、総合旅行業務取扱管理者資格の試験が2科目免除になります。私は国内合格の翌年、総合に合格しました。総合はまた航空運賃と海外地理が厄介ですが。
合格目指してがんばってください!
「国内旅行業務取扱管理者」資格取得者、受験経験者の方へ あなたの経験を同じ目標に向かっている仲間に伝えてみませんか?
国内旅行業務取扱管理者を見た人が他にアクセスしている資格
目指す方向が似ている資格
よくある質問
国内旅行業務取扱管理者の試験日と申し込みの受付時期を教えてください
こちらをご確認ください。
国内旅行業務取扱管理者の試験地はどこですか
全国のCBT試験会場
国内旅行業務取扱管理者の受験料はいくらですか
8,000円(非課税)
国内旅行業務取扱管理者の受験者数や合格率を教えてください
2025年の受験者数10,329人、合格者数3,675人、合格率35.6%です。
国内旅行業務取扱管理者の試験対策はありますか
国内旅行業務取扱管理者で人気の参考書や問題集はありますか
過去問チャレンジ!
受験受付まであと
2日
試験日まであと
79日





