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旅行業務取扱管理者

旅行業務取扱管理者とは、旅行業者や旅行業者代理業者において、旅行の取引条件の説明、業務の管理・監督を行う者です。主な業務は以下のとおりです。

  1. 旅行に関する計画の作成
  2. 旅行業務の取扱い料金の掲示
  3. 旅行業約款の掲示および備置き
  4. 取引条件の説明
  5. 契約書面の交付
  6. 企画旅行の広告
  7. 運送等サービスの確実な提供等企画旅行の円滑な実施
  8. 旅行に関する苦情の処理
  9. 契約締結の年月日、契約の相手方その他の契約の内容に係る重要な事項についての明確な記録、または関係書類の保管
  10. その他、取引の公正、旅行の安全及び旅行者の利便を確保するため必要な事項として観光庁長官が定める事項

資格区分は『総合』と『国内』に分かれ、「総合旅行業務取扱管理者」は海外旅行と国内旅行を、「国内旅行業務取扱管理者」は国内旅行のみを扱えます。

試験日

試験日①受験受付:2018年6月5日(火) ~ 7月2日(月)
【国内】2018年9月2日(日)
試験日②受験受付:2018年7月3日(火) ~ 8月3日(金)
【総合】2018年10月14日(日)

受験者と合格率の推移

【総合】
実施年受験者数合格率
2017年10,517人26.1%
2016年10,517人26.1%
2015年10,063人22.8%
2014年10,521人28.6%
2013年10,680人25.8%

試験対策

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試験概要

試験地

■総合:北海道、宮城、東京、愛知、兵庫、広島、福岡、沖縄
■国内:北海道、宮城、埼玉、東京、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡、沖縄

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。
※ただし、旅行業法第11条の3第4項の規定により、旅行業務取扱管理者試験に関し不正な行為があった者について、観光庁長官が期間を定めて試験を受けさせないこととした場合、その者は、当該期間が経過するまで、試験を受けることができません。

受験料

■総合:6,500円
■国内:5,800円

申込者数
合格率

■国内旅行業務取扱管理者試験

実施年受験者数合格者数合格率
2018年13,7724,98536.0%
2017年14,9385,76838.6%
2016年15,3525,08133.1%
2015年15,0334,40829.3%
2014年14,4984,24929.3%
試験内容

■総合
ニ~四肢選択式

  • 午前: 11:00~12:20(80分)
    1. 旅行業法及びこれに基づく命令(25問 100点)
    2. 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款(30問 100点)
  • 午後: 13:30~15:30(120分)
    1. 国内旅行実務(32問 100点)
      • 本邦内の運送機関及び宿泊施設の利用料金、その他の本邦内の旅行を取り扱う旅行業務に関連する料金
      • その他本邦内の旅行業務に関する実務
    2. 海外旅行実務(52問 200点)
      • 本邦内の運送機関及び宿泊施設の利用料金、その他の本邦内の旅行を取り扱う旅行業務に関連する料金
      • 旅券の申請手続、通関手続、検疫手続、為替管理その他の本邦外の旅行業務に必要な法令
      • 本邦及び主要国における出入国に必要な手続に関する実務
      • 主要国の観光
      • 本邦外の旅行業務に必要な語学
      • その他本邦外の旅行業務に関する実務

■国内
13:30~15:30(120分)
四肢択一式

  1. 旅行業法及びこれに基づく命令(25問 100点)
  2. 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款(25問 100点)
  3. 国内旅行実務(38問 100点)
    • 運送機関及び宿泊施設の利用料金その他の旅行業務に関連する料金
    • 旅行業務の取扱いに関する実務処理
合格基準

■総合

  • 各科目とも60%以上の得点で合格となります。

■国内

  • 各科目とも60点以上の得点で合格となります。
免除科目

■総合

■国内

  • 前年度実施の国内旅行業務取扱管理者試験の「国内旅行実務」において合格点を得た者は、試験科目のうち「国内旅行実務」の科目について試験が免除されます。
  • 全国旅行業協会が実施した試験年度もしくは前年度の国内旅行業務取扱管理者研修修了者については、試験科目のうち「国内旅行実務」の科目について試験が免除されます。
主催団体

■総合
一般社団法人 日本旅行業協会(JATA) 研修・試験部 試験係
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-3 全日通霞が関ビル3階
TEL 03-3592-1277

https://www.jata-net.or.jp/seminar/exam/exam_index.html

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■国内
一般社団法人 全国旅行業協会(ANTA) 試験係
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-20 田中山ビル5階
TEL 03-5401-3666

http://www.anta.or.jp/exam/

試験対策

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合格者からのアドバイス

2011年合格:30代 男性

【総合旅行業務取扱管理者】

総合旅行業取扱管理者の資格に興味を持っている方々のきっかけは様々だと思いますが、私の場合は以前から旅行をすること、特に海外へ行くことがとても好きで今までいろいろな国を旅してきました。

その時旅行会社が提示する細かい規約などはほとんど目を通したことがなく、自分が旅行する時にどんな規則があるんだろうと思い、ふと旅行会社の壁に貼ってあった約款に書いてあった「総合旅行業取扱管理者」という掲示物からこの資格を知り、国外についてもっと知りたい、自分自身が旅行をする時の知識として便利なこの資格をもっとじっくり知りたいと興味を持って勉強し始めました。

総合旅行業取扱管理者だと国内外両方の約款を勉強しなくてはなりませんが自分なりに旅行をアレンジするのが好きだった私は、仕事にしなくとも、知っておいて良かったと思えることがたくさん学べたのでとてもありがたかったです。

総合旅行業取扱管理者資格を取るために言えることは少しでも旅慣れている人の方がすんなり規約や覚えなくてはいけないことが頭に入ってくるということです。国内旅行に全く行ったことがない人は少ないかもしれませんが、飛行機や新幹線、バス、有料特急など利用したことがある人の方が経験がある分イメージしやすいことが多いです。

国外駅員のような役割もあります。私は新幹線や飛行機を使って国内旅行に行くことが少なかったため、国内運賃や料金実務のジャンルは特に難しく感じました。逆に、国際線の座席や手荷物に関することなどはとても早く覚えることができました。

また、海外の地名や首都なども覚えられたので、全く知らない国々にも興味が持て、自分の次の旅行が楽しみになり勉強をしているというよりは旅行の計画の一部みたいになった分野もありました。

旅程管理についての分野は、自分だったらどんな風に手配するだろうか、アレンジするだろうか?こういう企画旅行なら興味を持つだろうとか、素敵な商品だなと思えるだろうな。といったことを考えながら勉強しました。

テスト対策の問題集には日本国内の山脈や市町村の名前、海外の原材料原産地、島や川などを問う地理的な問題もたくさんあります。その対策として私は地理検定のような勉強もしましたし、高校生の頃に使っていた世界史の資料集を引っ張り出してきて合わせて勉強したりもしました。

基本的には4択問題ですが、それぞれの規約をしっかり理解していないと当てずっぽうで選ぶことになってしまいます。そのためゆっくり時間をかけて自分自身の頭にイメージを湧かせながら解いていく必要があります。

試験勉強をしていて国内国外合わせてたくさんのジャンルがあると思いますが、ご自身の得意だな、興味があるなと思ったところから読んでいくというのが良いです。その方が勉強も続きますし、少なくともその分野の知識は得られるのですから。

ご自身のあまり興味のないところは、難しい単語が並んでるな…と思ってしまうかもしれませんがその時はぜひ自分なりの図表を描いてみてください!絵にすると意外と頭に残ります。

私が一番苦労したところは、旅行保険分野です。国内外どちらへ行くときも旅行保険に加入する方がほとんどだと思いますが、その細かな内容や補償などがどれもとても似ていて覚えるのに苦労しました。

そんな時は一つずつ書き出して地道に覚えました…その息抜きとしておもしろいと感じた分野を挟んだりして乗り越えました。
私はこの総合旅行業取扱管理者の勉強をしていたのが5年前くらいになりますが、趣味で海外旅行へ行く時にこの資格を生かすことができています。これからこの資格を取るみなさんもぜひ、仕事で、趣味で、大いに活用させてください!

2014年合格:30代 男性

【国内旅行業務取扱管理者】

「国内旅行業務取扱管理者試験」一見とても難しい内容に感じる資格の名前ですが、実は私のように趣味が高じて取得する人も多い資格です。

試験に向けた勉強が実に面白いのです。誰も修学旅行を始め、国内外に旅をした経験があるでしょう。若い時に自転車で全国を旅した経験を思い出や武勇伝としてだけに納めるのではなく、何かしらの形にして残そう!と受験を決意したのがこの資格でした。

書店に販売している専用書を購入し、とにかく読み漁りました。私は1回の受験で見事合格し、過去の自分の経験と一緒に孫に自慢できる物が1つ増えたと大喜びでした。

さて、何が難しかったかと問われれば個人で旅行する際全く意識しない「旅行約款」でしょう。簡単に言えば旅行に関する法律のようなもので、各旅行代理店がパンフレットの裏に実に細かい文字で記載していて、誰も読まないんじゃないかと思う内容の例の文章です。

各パンフレットや行先によって、必要な約款のみを掲載しているのだと初めて知ったのも、この資格取得に向けた勉強の最中でした。旅の経験がある人程、新しい発見や知識が増える事に楽しさを覚えると思います。

全国を旅していたので、各地の観光名所や特徴、固有名詞を答えるカテゴリーは全く苦労せず、勉強したという意識もなくクリア出来ました。実際に目で見て足で歩いているので強みでした。ただ温泉の効能に至るまで出題されるとは想定外でしたが。

他に勉強したな、と感じるのはJRにまつわる内容でしょう。JRの時刻表の本があるのをご存じですか。毎月発売されるかなり分厚い本で、昔で言う電話番号帳のようなものです。

一口に東京から大阪へ鉄道で移動する、と言っても多種多様の路線があり、それに応じて時間や運賃が異なるので、瞬時に計算しなければいけません。これを勉強するのは少し苦労しました。

あまり鉄道に興味がなかったからです。1冊JRの時刻表を購入し(千円前後だったと記憶します)、幾度も運賃計算や起点と終着点を決めて瞬時に読み取る事が出来るようになるまで繰り返し練習しました。1冊購入すれば十分勉強出来るので、月が変わったからと買い直す必要はありません。

こうして全て独学で勉強しました。独断仕事に必要な訳でもなかったので、結局試験を受ける事を決めてから1年半近く勉強していました。他の事を全て投げ出し全力で取り組めば、独学でも3ヶ月から半年もあれば十分合格圏内だったと思います。実際満点に近い点数で合格出来た自信があります(最終的に点数を教えてもらう事は出来ません)。

後で知った事ですが、一定の旅行関係の仕事に就いている方は一部免除の内容もあるそうです。私のように全く別の分野で仕事をしていて趣味で受験する方には全く関係ない話ですが、参考までに記載します。

国内旅行に至っては海外及び英語の知識がなくても受験できるという気軽さが魅力です。海外も含めた総合という資格もあるそうですが、そちらより趣味で取得する方は断然こちらをお勧めします。合格すると自信にも繋がりますし、ただ全国を旅した経験を話すより臨場感や説得力がアップします。

また折角合格したら何かに使えないか、と調べた所、国内のみですが団体旅行の添乗員(ツアーコンダクター)としてアルバイトでも働く事が可能だそうです。私のように隠居の身でも資格があると可能性が出てくると嬉しくなりました。

実際働く事に使う事はなかなか現実味を帯びませんが、合格証書は目立つ所に飾っています。

繰り返しになりますが、合格の秘訣は専門書を繰り返し全て熟読する事。1つ1つに拘らず、全体を網羅する事がポイントです。総合点で合否が決まるので、あまり狭く深くより浅く広い知識が必要だと感じます。

2015年合格:30代 女性

【国内旅行業務取扱管理者】

旅行代理店の受付事務のアルバイトを始めた事がきっかけで、大学卒業後も大手旅行代理店で働く事を夢見て資格取得を決めました。大学の夏休みなどを利用して日本全国を旅していたので、旅先(旅行地に関する)問題は簡単にクリア出来ました。

例えば北海道の一周旅行などに参加していれば、道東の有名な温泉地の名前は?と聞かれて即答出来るでしょう。経験した事が実際に試験に出るので、何だか嬉しくなる思いもしました。

さて、試験合格において大切なのは、こうした地理や観光名所ではなく旅行約款に尽きると思います。簡単に言えば旅行における法律が旅行約款であり、普通に旅を行う上で考えながら行く人はいないでしょう。

つまり、殆どの人がこの資格試験をきっかけに勉強して学ぶのです。一般の人は関係ない約款ですが、実際旅行代理店で働く上で少なからず知識として知っておかなければいけない内容なので、もし貴方も旅行関係の会社で働きたいと思うのであれば、この機会にしっかり頭に叩き込むと良いでしょう。

例えば個人旅行と団体旅行の扱い方、保険の関係や安全管理についてなど、知っていそうで微妙なグレーゾーンに納まっている内容がフンダンに出題されます。これはとにかく過去問題を熟読し、暗記する他方法はありません。

複雑な日本語を使ってうまく間違いに誘導するような問題の出し方もあるので、どれだけ問題を解いたか、専門書を熟読したかで合格が決まると思います。

結果は総合点で判断されますが、約款部分と観光地部分に関しては別物なので、約款ゼロ点、観光地問題100点満点では不合格となってしまいます。

ちなみに、私のように一定期間旅行代理店(旅行関係の会社)で勤務経験がある人は免除される試験内容もあるので、事前に確認すると良いでしょう。

この試験を受けるに当たっては、勉強が楽しい時間もあるというのが醍醐味でしょう。観光地や名物、物産品などを覚えるカテゴリーは実に興味深く、楽しく学ぶ事が出来ます。自分が旅行している気分で勉強しているのですから、一石二鳥です。

例えば全く旅行したことのない人が、文献を深める為に受験するのも良い資格だと思います。決して仕事の為だけでなく、趣味の一環として受験する人も大勢いらっしゃいます。

また、男性女性問わず、高齢者も大勢見かけました。合格すれば国内の団体旅行の添乗員(ツアーコンダクター)として勤務する事が可能になります。勿論経験がなければ直ぐに収入に結び付く資格ではありませんが、持っていないと1人で添乗員として乗務出来ないのですから、やはり有意義な資格だと言えます。

試験の内容で苦労したのは、旅行約款とJRに関する問題です。あまり鉄道に興味がなかったのでJRの切符の運賃計算の問題は苦手でした。これもひたすら問題集を読み漁り、慣れるしか方法はありません。お勧めなのは実際に電車に乗車してみる事です。切符の買い方、切符の販売方法及び運賃計算をインターネット上で行うのも良い勉強方法です。

九州の博多から大阪までの移動と言っても、実に多くの路線が走っており、どのルートを通るかで運賃も大きく異なります、この辺りを瞬時に計算する必要がある訳です。

国内旅行業務取扱管理者に至っては英語の勉強の必要がないので、より多くの人がチャレンジ出来る資格だと思います。

苦手な箇所をとことん追求するのではなく、ある程度理解出来るようになったら、得意分野を徹底して満点摂れる勢いで勉強する方が合格への近道です。深く専門的に、というより浅く広い知識が求められる試験内容だと言えます。

独学でも十分合格は可能なので、是非チャレンジして合格を勝ち取り自分に自信を持ってください。

「旅行業務取扱管理者」資格取得者の方へ あなたの経験を同じ目標に向かっている仲間に伝えてみませんか?

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【総合】

受付期間

6月上旬~7月上旬

試験日

9月上旬

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